ベーシスト向け!どんなベースケースを買えばいい?
自宅で練習するだけであれば、あまり必要性は感じないかもしれませんが、ベース教室やリハーサルスタジオやライブハウスなどに通う際の必須アイテムとなるのがベースケースです。
楽器はデリケートなものですので、裸のまま持ち運ぶことはおすすめできません。何よりも、そのままでは持ちにくく、現実的ではないでしょう。
なので、ベーシストにとってベースケースは必須アイテムと言えます。
とはいえ、ベースケースにもさまざまな種類がありますので、何を選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
そこで、今回はおすすめ&人気なベースケースをご紹介します。これから新たにケースの購入を予定している方は参考にしてみてください。
ベースケース選びのコツ
用途や移動手段、使用しているベースは人によって異なります。そのため、ベストなベースケースは人によって異なります。
そこで、具体的におすすめ&人気のベースケースをご紹介する前に、選び方のコツをご紹介しましょう。
まずは、これらの点をチェックしてから選んでみてください。
①自分のベースに合ったサイズ・形状のものを選ぼう
エレキベースにもさまざまな種類のものがあります。使用者が多く、一般的なフェンダー系のジャズベースやプレシジョンベースなどであれば一般的な汎用ケースのほとんどが対応します。ですが、変形ベースや、通常のよりもネックの長い超ロングスケールのベースなどの場合、一般的なサイズのケースには収納できない場合があります。
なので、まずは自分が使用しているベースを無理なく収納できるのかを最初にチェックしましょう。
②ソフトケースorハードケース
ベースケースにはソフトとハードの2種類が存在します。それぞれに異なった特徴がありますので、用途や目的に合わせて選ぶことが大切です。
ソフトケースはその名の通り、ナイロンや布製のもので、とても軽量なのが特徴です。価格も比較的安価なものが多いため、ケースにあまりコストをかけたくないという方におすすめです。ただし、後述のハードケースと比較すると保護性能には少し劣ります。
一方でハードケースは箱形のウッドや金属、プラ系・カーボン系の材質で作られたタイプのものです。耐久性があり、中に入れたベースの保護性能が高いという特徴があります。その一方で、重量は重めで、価格も高価です。また、変形モデルや、特殊な形状のベースの場合、対応したケースが少なく、選択肢が限られてしまうというデメリットがあります。
この他にも、両方のメリットを組み合わせたセミハードケースなども登場していますので、チェックしてみましょう。
③収納力もチェック!
ベース本体以外のアクセサリーや周辺機材などの収納力も大切なチェックポイントです。ソフトケースの場合、いろんなものを収納できるポケットなどが備えられているものがあります。
ハードケースの場合、内部に収納スペースが用意されていることが多いのでチェックしてみましょう。
ただ、収納力が高くなれば、その分だけサイズが大きくなる傾向がありますのでバランスを考えながら選んでください。
①RITTER:RGP2-B BLW【ソフトケース】
ギター&ベースケースの定番ブランドであるRITTERのエントリーモデルです。リーズナブルな価格帯ながら、クッション性も十分にあり、大型の収納ポケットも備えられており、機能性抜群です。
キャリーハンドルはもちろんのこと、リュックスタイルのストラップも用意されていますので背中に背負って移動することもできます。
移動中にぶつけやすいヘッド部分やブリッジ周りはポリエステルで覆われており、高い保護性能を実現しました。
内部サイズには少し余裕がありますので、ジャズベースやプレシジョンベースはもちろんのこと、少し大型ボディのベースにも対応します。
商品名:RGP2-B BLW
メーカー名:RITTER
値段:3,937円(実売)
サイズ:1225×445×40(mm)
②Fender:FB620【ソフトケース】
エレキギター&ベースの名門ブランドであるFenderのギグバックです。スタイリッシュでシンプルなデザインのケースですが、機能性は抜群。内部には20mm厚のクッションが備えられており、あらゆる角度からの衝撃から大切なベースを守ってくれます。
さらに、しっかりとしたネックレストによって、しっかりとネック&ヘッドを固定することができますので、特にデリケートなネックへのダメージを最小に抑えることが可能です。
さらに、ソフトケースではどうしても弱くなってしまいやすいストラップピンが触れる部分はプロテクションが取り付けられています。ケースの強度を保てるだけでなく、万が一の落下時の衝撃も最小限にとどめてくれます。さらに、外部にはバンパーも取り付けられており、ソフトケースながら、ハードケース並みの保護性能を実現しました。
アクセサリーや周辺機器などを収納できるポーチが脱着式となっているなど、使いやすさをとことん追求しています。
リュックスタイルで背中に背負うことができるのはもちろんのこと、ショルダーストラップは収納可能となっていますので、自宅や固定場所での収納時にもスペースを取りません。
ソフトケースとしてはやや高額なものに分類されますが、その分保護性能や使い勝手もよく、さすがはベースという楽器を知り尽くしたFenderです。
商品名:FB620
メーカー名:Fender
値段:10,575円(実売)
サイズ:-
③GATOR:GB-4G-BASS【ソフトケース】
エレキギターやエレキベースの高品質なアクセサリーを製造しているGATOR製のソフトケースです。
対衝撃性の高いGFLEX20mmパッドを全面に使用することで、ソフトケースながら非常に高い保護性能を実現しました。
ジッパーにピックを装着できるなど、他メーカーのケースにはない工夫が見られるのも魅力的です。
少し余裕を持たせたサイズに設定されていることもあり、一般的なエレキベースはもちろんのこと、少し大きめのベースにも対応します。ポケットの数はそれほど多いわけではありませんが、その分コンパクトですっきりとしたデザインに仕上げられており、狭いスペースにベースを保管することが多い方にもおすすめです。もちろん、ストラップやチューナー、シールドなどの基本的なアクセサリー類は十分に収納可能です。
ちなみに、こちらのモデルは1本のみ収納のタイプですが、同じ4Gシリーズには2本のベースを収納し、同時に持ち運べるものもラインナップされています。複数のベースを持ち運ぶ機会が多い方はチェックしてみましょう。
商品名:GB-4G-BASS
メーカー名:GATOR
値段:7,676円(実売)
サイズ:1219×406×89(mm)(内寸)
④アイバニーズ:IBB541-WR【ソフトケース】
ベースケースもオシャレなものが欲しい!そんなあなたにオススメなのが、国産エレキギター&エレキベースメーカーとして、今や世界中で愛されているアイバニーズのベースケースです。
近年流行のアウトドア系バックパックのようなデザインを採用することで、これまでのベースケースのイメージを覆しています。
もちろん、機能性も抜群。フロント部に4口に分かれた大型収納ポケットが備えられており、なんとA4サイズまで収納可能となっています。チューナーやシールド、ストラップなどのアクセサリーのみでなく、バンドスコアなども一緒に収納可能です。
パッドが可動式になっているショルダーストラップも付属していますので、背負って持ち運ぶ際の肩への負担も軽減してくれます。
クッション性も十分で、特に底部にはハードタイプのクッションを追加し、万が一の落下時の衝撃も最小限に。
好みや楽器のデザインに合わせて選べるカラーバリエーションが用意されているのも嬉しいポイントです。
商品名:IBB541-WR
メーカー名:アイバニーズ
値段:6,626円(実売)
サイズ:1240×405×50(mm)(内寸)
⑤MONO:M80-VEB-BLK【ソフトケース】
機能性の高さと、ソフトケースとは思えないほどの保護性能から、プロアーティストにも愛用されているのが、こちらのMONOケースです。
独自の特徴がいくつかありますが、最大のポイントは、ヘッドとケースを接触させないヘッドロック構造です。エレキベースのネックには常に強いテンションがかかっており、特にヘッド周辺は衝撃に弱いものです。従来のソフトケースでは、ネックやヘッドを十分に衝撃から守るのは困難でした。MONOケースではこの構造を採用することによって、従来のケースにはない対衝撃性を実現しました。
もちろん、全体のクッション性も非常に高く、安心して愛用のベースを収納し、持ち運ぶことができるでしょう。
収納に関してはそれほど多くはありませんが、別売りの小物ケースを装着可能なので、必要に応じてカスタマイズできるのもポイントです。
ソフトケースとしてはかなり高額なものに分類されますが、その分、非常にクオリティの高いケースに仕上がっています。まさにソフトケースの最高峰と呼ぶに相応しい存在です。
商品名:M80-VEB-BLK
メーカー名:MONO
値段:25,300円(実売)
サイズ:-
⑥GATOR:GC-BASS-S【ハードケース】
先ほどソフトケースの方でもご紹介したGATORですが、ハードケースのメーカーとしても知られています。
さまざまなモデルがラインナップされていますが、こちらのGCシリーズはもっともスタンダードなモデルのひとつです。
外装には非常に耐久性の高いABS樹脂を採用し、衝撃から守ってくれるのみでなく、あらゆる状況から大切なエレキベースを守ってくれます。角形シェイプを採用することで、内部に小物やアクセサリーなどを収納するスペースも確保されており、機能性も抜群です。
さらに、付属のキーによるロックも可能で、セキュリティ対策も万全です。
収納可能なベースは、ジャズベースやプレシジョンベースなど、Fender系のスタンダードなものとなっています。
商品名:CG-BASSーS
メーカー名:GATOR
値段:15,800円(実売)
サイズ:1207×349×76(mm)(内寸)
⑦Fender:Classic Series Wood Case【ハードケース】
エレキベースのハードケースといえば、真っ先にこのデザインのものを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか?
Fender伝統のツイードカバー使用のビンテージスタイルのハードケースです。内部はレッドインテリアで統一されており、非常に高級感があります。
材質はWoodとなっており、最新の材質を使用したものと比較すると、重量はかなり重めです。内部の収納スペースなどもそれほど広いわけではありませんが、ちょっとした小物やアクセサリーなどは十分に収納可能。
機能性的にはそれほど高いわけではありませんが、昔ながらのこのデザインに憧れているという方も多いでしょう。ベース本体のみでなく、ケースのデザインや雰囲気、そしてFenderというメーカーの歴史を味わいたいという方におすすめです。
対応モデルはFenderのジャズベースとプレシジョンベースとなっています。
商品名:Classic Series Wood Case
メーカー名:Fender
値段:23,500円(実売)
サイズ:-
⑧SKB:SKB4【ハードケース】
エレキギターやエレキベース用のケースやエフェクトボードなどのメーカーとして知られるSKBのハードケースです。
価格帯としては、決して安いとは言えませんが、ABS樹脂の一体形成により高密閉を実現。衝撃のみでなく、急激な温度や湿度の変化からベースを守ってくれます。
ベース本体のみでなく、ストラップやシールドなどのアクセサリーを収納可能なスペースもしっかりと確保されています。
対応しているベースはジャズベースやプレシジョンベースとなっています。若干の余裕がありますので、近いシェイプのベースであれば無理なく収納可能です。
商品名:SKB4
メーカー名:SKB
値段:33,322円(実売)
サイズ:-
⑨KC:BA-150【ハードケース】
リーズナブルな価格帯ながら高性能な楽器アクセサリーを製造しているKCのベース用ハードケースです。
こちらのハードケースも、低価格帯ながら材質にはABSを採用し、高い耐久性と軽量さを両立しました。内装にはベースに傷つけることがないよう、ボア生地を採用。手触りもよく、高級感も抜群です。
ネックサイド両側にシールドなどの小物を収納できるスペースも完備。このケースのみを持ってスタジオやベース教室へ向かうことも可能です。
対応モデルは一般的なジャズベースタイプ・プレシジョンベースタイプとなっています。ボディ側のスペースにはあまり余裕がありませんので、少しボディサイズの大きなベースなの収納は難しいため注意が必要です。ただ、その分だけジャズベースやプレシジョンベースであればしっかりとホールドされ、安定感があります。
商品名:BA-150
メーカー名:KC
値段:12,150円(実売)
サイズ:-
⑩プレイテック:COFFIN BA
個性的なデザインが印象的なベース用ハードケースです。ヘッド部に向かって細くなっていくデザインのお陰で、車に乗せる際などにも邪魔になりません。
もちろん、作りもしっかりしていますので耐久性も十分です。内装には柔らかなベロア生地なのでベースを傷つけてしまう心配もありません。
対応モデルはジャズベース、プレシジョンベースなどのFender系のスタンダードモデルとなっています。
商品名:COFFIN BA
メーカー名:プレイテック
値段:11,639円(実売)
サイズ:1310×380(mm)
ベースを上達させるならEYSのベース教室へ!
ベースケースを手に入れたら、やっぱり愛用のベースを外に持ち出したくなるものです。そこで、もっと効率的に上達するためにベース教室に通ってみてはいかがでしょうか?
そこで、最後にEYSのベースレッスンの魅力や特徴についてご紹介します。
講師の交代もOK?独自のENJOY保証システム
EYSでは、レッスンに満足することができなかった場合、別の講師で再度レッスンを受け直すことができるシステムを採用しています。これがENJOY保証です。
実際にベース教室に通いはじめてみても、講師との相性が悪く、レッスンを楽しめないというケースは決して少なくありません。
EYSではそんな心配をする必要はないのです。多くの方にレッスン、そして音楽をENJOYしていただくためのシステムです。
自由なスケジューリングで忙しい社会人の方も安心!
EYSではレッスンのスケジュールを自由に設定できるシステムを導入しています。そのため、仕事が忙しい方や、予定が変動的な方でも安心して通えるのです。
また、急な予定変更や残業などによってキャンセルした場合の補講も無料!仕事が忙しいからといって、ベース教室に通うことを諦める必要はありません。
最後に
ベーシストにとってベースは単なる楽器ではなく、相棒的な存在でもあります。だからこそ、しっかりと守ってくれるケース選びはとても重要です。
さまざまな種類のケースがありますが、今回はその中でも特におすすめのものを10種類ほどピックアップしてご紹介しました。あなたのベースケース選びの参考にして頂ければ幸いです。