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2020.05.01 【大人向けのおすすめチェロ10選】種類別に弾きやすい商品をご案内

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大人用のチェロをお探しですか?

▲1台のチェロができるまで

チェロは美しい楽器です。ダークアンバーの落ち着いた色調、繊細なカーブ、楽器経験がまったくなかったにもかかわらず、姿の美しさに惹かれて、習い始めたという人も数多くいます。

「でも、楽器って高いんじゃないの?」

確かに1台ずつ手作りされた手工芸楽器は高価なものです。しかし、楽器の性能の面からいうと、現代ではいわゆる「量産楽器」と言われるものも、質の高い、コストパフォーマンスが抜群に良い楽器もたくさんあります。

実際には、意外と手の届きやすい価格帯で良い楽器が手に入ります。しかも、楽器は長く楽しめるものなので、10年20年と使用期間を考えると、それほど高いものではないことがわかってきます。ここでは、大人になってからチェロを始めた方でも、自分に合ったチェロが見つけられる方法をご紹介します。

チェロを買うときの選び方とは

自分が「このチェロで何がしたいか」をはっきりさせる

一般的にチェロの価格は10万円~300万円が目安とされています。高価格の楽器は、手工芸品として、名の通った工房の名の通った職人が、最初に木材を選ぶ段階から、理想の音色を目指し、1台1台手作りされたもの。

しかし、30万円以下の楽器が粗悪なものかというと、そんなことはありません。工場で製作されているため、量産が可能になった分、均質で安定した良い楽器が製作されています。

仮にあなたが300万円のチェロを買ったと想像してみてください。ちょっとでも傷をつけたり、松脂や手の脂、汗などがつけたりしてはとんでもない、と、ガラスケースにしまい、家の中の一番目立つところに飾っておくのではないでしょうか。これではチェロ本来の役目をまったく果たしていません。

初心者のチェロは「慣れる」「気軽に楽しむ」ができるものを

10万円~20万円台の楽器は、「扱い方・弾き方の両面で、チェロに慣れる」「日常的にチェロを楽しむ」ものとして、「お試し用」にぴったりの楽器と言えます。その楽器に慣れてきて1年ほどして、なんだか弾きにくいな、と感じることがあったら、まず弓毛を交換します。どの程度の頻度で弾いているかにもよるのですが、弓毛は消耗品なので、毛の状態やバランスが悪くなると、毛がスティックにふれてしまって、とたんに弾きにくくなるからです。

中級者のチェロは、自分なりの目的を達成できるものを

10万円~20万円台のチェロからスタートして、音程やボウイングが安定し、曲もいくつか弾けるようになってきたら、1度、楽器店やチェロ教室で、その上のグレード(30万円台~50万円台のもの)の楽器を試し弾きさせてもらってください。

おそらくそのころには、あなた自身のチェロに対する目的が、定まってきているはずです。

「もっと良い音が出したい」

「チェロをもっと上達させたい」

「ほかの人とアンサンブルを楽しみたい」

「人前で演奏してみたい」

そうしたあなたの思いとおおよその予算を伝えた上で、実際にチェロを弾いてみましょう。そこで「自分の楽器でもう少しやってみよう」と思うか、「やっぱりこの音はいいな、こちらで弾きたいな」と思えるかどうかがポイントになってきます。

50万円台の楽器というと、「ちょっと手が出ない」と感じるかもしれませんが、その楽器で20年間楽しんだとしたら、1日当たり70円弱の費用ということになります。1シーズン10回しか袖を通さないまま、次のシーズンには流行遅れになってしまった3,000円のシャツよりも、はるかにコストパフォーマンスは高いのです。逆に、高価な楽器を購入したことで、モチベーションが高まるという効果もあります。

②相談できる人を見つける

まったくの初心者で、これから楽器を買おうと考えている人であれば、まずはレッスンの間、チェロ教室の楽器をレンタルできるところを探し、そこで少しずつチェロに慣れてください。「自分の楽器がほしいな」と思ったら、チェロを購入する相談を先生にします。先生は、信頼のおける楽器店をよく知っているだけでなく、あなたの音や弾き方のクセなどを良く知っているために、あなたに一番合ったものをすすめてくれるはずです。

チェロ教室に通っていなくて、楽器の経験者も身近にいない人は、楽器店に何度も通い、お店の人に気軽に相談してみてください。相談することで、長く付き合えて、信頼関係が築ける相手かどうかがわかってきます。あなたのチェロ上達を本気で願ってくれている人なら、不要な高額の楽器を何とかして購入させようとすることは絶対にありません。

③練習場所を考える

チェロを購入したら、そのチェロを心ゆくまで弾きたいと思うはずです。そのとき考えなければならないのが練習場所です。あなたの家は一戸建てて、チェロの練習ができる環境でしょうか。自宅では練習できなくても、安く使えるスタジオやカラオケボックスなどが身近にありますか? 

集合住宅に住んでいて、練習の際に音がだしにくい、スタジオに行くにしても、夜間でも練習したい、ということになると、音を抑えるために、ゴム製や金属製の消音器や減音期の使用も考えなければなりません。実際にどの程度、小さくなるのかは、ぜひ事前に試してみてください。

また、サイレントチェロという選択肢もあります。サイレントチェロはネックや指板、弦、駒など、中心部分は一般のチェロと同じ。しかし、音を反響させるためのボディがないため、音が小さく、自宅で夜間に練習したい場合に向いています。

大人向け】本当におすすめしたいチェロ10選

ここではおもに、何もないところからスタートする人や、初めたばかりの人から、入門用の次の楽器を探したい人を中心に、手に入れやすいチェロをご紹介します。

allstatt(ハルシュタット) チェロ HC-450 初心者8点セット/入門セット

https://www.amazon.co.jp/

Amazon価格 40,540円

4万円でチェロのセットが購入できるので、お金をかけずにチェロを始めたいと考えている人にはぴったりと言えるでしょう。譜面台やケース、教則本まで、必要なものは一通りそろっているので、届いたらすぐに始めることができます。

一般に入門用の楽器が10万円~30万円といわれるなかで、ここまでコストが抑えられているのは、中国で製作されたパーツを日本の楽器店で組み立て、調整までしているからです。

気軽に始めることができるので、思う存分、弾いてください。左手の位置がわかりにくければ、指板に水性ペンとテープを使って目印をつけたりすることもできます。チェロという楽器に慣れるための楽器です。

ただ、どうしても楽器本体の製作にコストがかかっているために、付属品のコストはかなり抑えられています。弓はつぶれやすいので、弾きにくいと感じたら弓の買い替えをおすすめします。また、ある程度慣れてきたら、弦の交換にチャレンジしてみましょう。弦をもう少し高価なものに替えるだけで、びっくりするほど音が良くなるはずです。

Hallstatt ハルシュタット チェロ HC-700

https://www.amazon.co.jp/

Amazon価格 44,314円

HC700は入門セットHC-450の上位機種にあたり、「チューナーはアプリを使えばいいし、教則本もいらないので、セットは必要ない」という人には、こちらの楽器の方が向いています。

HC-450に比べればよく響く楽器です。こちらも抑えた価格でチェロを始めて、少しずつ上達するのに合わせて弓を買い替えたり、弦を交換したりしながら楽しむことができます。

カルロジョルダーノ チェロアウトフィットSC-100 

https://www.amazon.co.jp/

Amazon価格 91,537円

これから始めるチェロセットとして、価格的には抑えたいけれども、もう少し楽器のグレードの高めのものがほしい、という人におすすめなのが、キャリングケース、弓、松脂つきのこのセットです。ハルシュタットと同じく中国製の楽器ですが、音が安定しており、チェロとしての音質を考えると、これで10万円を切る価格は非常にお買い得といえます。

カルロジョルダーノ チェロアウトフィット SC-160

https://www.amazon.co.jp/

Amazon価格143,987円

SC-160は、上のセットで紹介したSC-100モデルの上位機種です。低価格帯の楽器では、合板で作られるものが主流なのですが、このチェロは単板を削り出したもので、15万円弱の価格を考えれば、非常にコストパフォーマンスに優れているといえます。ペグやアジャスターなども、このクラスの楽器としてはかなりしっかりしたつくりになっています。付属品としてキャリングバッグ、弓、松脂がついており、必要なものもセットされています。

ヤマハ YAMAHA サイレントチェロ SVC50

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格: 180,000 円(税抜)

ヤマハの開発した次世代楽器であるサイレントチェロは、音が通常の楽器の1/10の大きさで、集合住宅に住んでいても、夜間でも、周囲に気兼ねなく練習できます。アンプとヘッドフォンを使えば、通常の音を聴きながら練習することもできます。

サイレントチェロは、ネックや指板、弦などは普通のチェロと同じなのですが、表板や裏板、側板と木で囲まれた部分がないために音が反響せず、そのために大きな音が出ないのです。

SVC50は、ネックから指板、テールピースの中心部しかなく、折りたたんでコンパクトに収納もできます。またペグの部分がギアになっているため、チューニングをする際に弦が巻き戻ったりせず、初心者でもチューニングしやすくなっています。

SUZUKI No.72

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格: 195,000円(税抜き)

日本で初めてヴァイオリンを制作した鈴木ヴァイオリン製造社は、現在でも国内ヴァイオリンシェアの40%を誇り、ヴァイオリンを弾く人にとってはおなじみのメーカーです。弾く人のことを考えた丁寧なつくりの楽器は、チェロでも健在。このNp.72は、昔からチェロ教室で採用されていることも多く、初心者にとって、安定したスタンダードモデルといえます。

ヤマハ YAMAHA チェロセット VC7SG

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格: 250,000 円(税抜)

日本最大手の楽器メーカー、ヤマハの初心者向け用のチェロです。細部まで丁寧に作られており、弾きやすく、初心者でも響きのある音が出しやすい楽器です。弓、ソフトケース、松脂がついてこの価格は、かなりお得なものです。初心者ばかりでなく、アマチュアオーケストラなどでも十分対応できる楽器です。

初心者の間にとどまらず、弾き込むにつれなじんでくる、上達を共にできるチェロといえます。

ヤマハ YAMAHA サイレントチェロ SVC110S

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格: 290,000 円(税抜)

このSVC110Sはサイレントチェロですが、楽器の形を含め、演奏する上での違和感をできるだけ抑える仕様になっています。SVC110の完成度は高く、アグレッシブな演奏でクラシックやロックなどさまざまな種類の音楽でオーディエンスを魅了しているチェロのデュオである2CELLOSがコンサートで使用しているのも、このシリーズです。初心者から始めて、長く楽しめるサイレントチェロです。

SUZUKI No.74

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格380,000円(税抜き)

スズキチェロのNo.72の上位機種です。表板、裏板、側板ともに上質の素材が使われており、深い音の響きが楽しめます。入門用の楽器の音では飽き足らなくなった人が、さらにチェロを上達させたい、良い音が出せるようになりたいと考えたとき、検討する楽器となっています。

ヤマハ YAMAHA チェロ VC20G

https://www.amazon.co.jp/

メーカー希望小売価格: 550,000 円(税抜)

初心者向けの楽器から一段上を目指すとき、検討したいチェロのひとつです。

低価格帯の楽器とこのクラスの楽器の差は、おもに材質と作業工程によるものですが、VC20Gは、時間と手間をかけて丁寧に1台ずつ制作されていて、外国製の楽器とくらべても、非常にコストパフォーマンスの高い楽器に仕上がっています。

最初に弓を引いた瞬間から、驚くほど弾きやすく感じるだけでなく、弾きこみ、上達するにつれて、一層よく鳴ってくれることが感じられる楽器です。中級者から、その上を目指す人にもおすすめできる楽器です。

チェロを無料でプレゼントする音楽教室が!?

ここまで入門者用から中級者向けのチェロを見てきました。

でも、やはり楽器って高いですよね。

「最低価格でも4万円以上かかるのか…。弾けるようになるかどうかもわからないのに、こんなお金を払いたくない…」

もし、そう考えている人がいるなら、ぜひEYSチェロ教室の体験レッスンにお越しください。チェロはやりたい、楽器もほしい。でも、弾けるかどうかわからないものにお金はかけたくない、そんなジレンマをお持ちの方のお悩みをすべて解決するのが、EYSチェロ教室です。

受講生に徹底的に寄り添い、上達を手助けし、夢をかなえるためのレッスン

EYS音楽教室は、大人のための音楽教室です。仕事や家事、育児や介護に忙しい社会人が、自分の趣味を大切にし、こころゆくまで楽しめることを応援しています。

EYSチェロ教室も、「チェロを弾きたい!」と思った人が、誰でもチェロを楽しめるように、厳しい練習がなくても、希望の曲が弾けるように、手助けし、共に歩んでいくレッスンを行います。

もし「この先生はなんだか合わないな」と感じたら、講師の振替はいつでもOKだし、「今日のレッスンは、ちょっと物足りなかったな」と感じたら、無料で補講ができる、Enjoy保証もついています。EYSチェロ教室はあなたのチェロ上達のパートナーです。

EYSチェロ教室のレッスン料は、業界最安値の3,100円+スタジオ使用料

楽器を演奏できるようになるには、時間がかかります。忙しい社会人であれば、なかなか練習時間も取れないために、レッスンを受ける時間だけしか楽器にふれることができない、ということもよくあります。

そんな忙しい方のために、レッスンの日時や場所、講師を自由に選べるオールフリー制度も用意してあります。歩みのペースは人それぞれ。そんな1人1人に寄り添うのがEYS音楽教室です。

「でも、レッスン料が高かったら、長く続けるのがむずかしいかも…」

そんな心配は無用です。良心的な価格と、密度の濃いレッスンであなたのチェロ・ライフを応援します。

EYSチェロ教室の体験レッスンに参加し、受講を決めた人にチェロをプレゼント

EYSチェロ教室では、体験レッスンに参加し、当日受講を決めていただいた方に、チェロをプレゼントいたします。ただし、ひとつだけ条件が。せっかく楽器が手に入った以上は、最低でも1年間はレッスンを続けていただきたいのです。

というのも、どんな人も最初からうまくは弾けません。レッスンを受けながら、また、そのレッスンをモチベーションにしながら、少しずつチェロを上達させていくしかないからです。

EYSチェロ教室は、あなたの「チェロを弾きたい!」という願いを応援します。ぜひ体験レッスンに一度お越しください。


この記事の執筆者EYS音楽教室 編集部

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