あつまれどうぶつの森。コロナ渦でのかなりの人気を獲得した、男女問わず愛されるNintendo Switchのゲーム。
無人島に移住して、一緒に暮らすどうぶつたちと会話を楽しんだり、季節ごとのイベントなどを楽しんていく、といったスローライフを楽しむゲームとなっております。
今回のゲーム内容ではDIYで自分の作りたいものをたくさん作れたり、無人島を自分なりに改造するといったようなマインクラフトのようなことも出来るので、どうぶつの森シリーズの中でも男性の人気がかなりのものとなっております。
どうぶつの森経験者のヴァイオリン講師として、メインテーマを弾いてみたい!という方にヴァイオリンでのオススメの弾き方がありますので、解説していこうと思います。
もくじ
この曲のメロディー部分は動画を見ていただくと分かる通り、トランペットのような形をした「フリューゲルホルン」が活躍をしております。
今までのどうぶつの森ではピアノやギターのような楽器を使って、優しい世界観を表現していました。そして、今回は管楽器の中でもかなり柔らかい音で、素直な音が出るフリューゲルホルンを採用し、優しさに加え、純粋でキレイな世界観も表現しています。
この素直な曲を聴いて「子どもの頃の自分に戻れそう。」という気持ちが強くなるのではないでしょうか?
この曲をバイオリンで弾くのは違和感がある。という方いらっしゃると思います。しかしバイオリンでもかなりの素直な音を出すことが可能です。その方法も解説していきますので一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
前半部分は初心者でも一から曲が弾けるようになる弾き方の解説をしていき、後半部分では素直な音を出す方法を解説していきます。
この曲の楽譜はこのようになっております。しかし、バイオリン初心者の方で楽譜を見てパッと弾ける方はいないと思いますので、どうすれば弾くことが出来るのか解説していこうと思います。
まずバイオリンの楽譜にはこのように数字をいれることがあり、この数字は「指番号」として、左手のどの指を押さえて弾くのかというのを示したものになります。どの楽器でも指番号というのは存在していますが、バイオリンの場合
「0」…何も押さえずに出す音
「1」…人差し指を押さえて出す音
「2」…中指を押さえて出す音
「3」…薬指を押さえて出す音
「4」…小指を押さえて出す音
という分け方になっております。これが覚えられれば半分理解出来たと言えます。しかしまだその指をバイオリンの4本ある弦のどこに押さえれば良いのか分からないと思います。そこで、こんな楽譜も用意しました。
楽譜に色が塗ってあります。これは、どの弦を押さえて弓を当てればこの音が出てくるのかを示したものになります。今回は
「赤」…左から2番目の弦
「黄」…左から3番目の弦
「青」…一番右の弦
と分けていきます。これでどの弦でどの指を押さえれば良いかが明確になりました。
これが理解出来ましたら楽譜を見ながら弾くことが出来ると思います。試しに最初の4つの音を解説していきますので、この通りに弾いてみてください。
まず最初の音は「黄色」で「0」と書いてあります。これは左から3番目の弦で何も押さえずに弾くと最初の音を出すことが出来ます。
次に色が「赤色」で「2」と書いてあります。これは、左から2番目の弦で中指を押さえると出すことが出来ます。
3つ目の音は「黄色」で「3」と書いてあります。これは左から3番目の弦で薬指を押さえると出すことが出来ます。
4つ目の音も「黄色」で「2」と書いてあります。つまり、同じく左から3番目の弦で中指を押さえると出すことが出来ます。
この4つの音を繋げて弾くと「ラファ レ ドー」とこの曲の最初のメロディー部分が弾けるようになると思います。
ここから先も説明することはできますが、私が手取り足取り教えるよりは自分自身でこの構造を理解し、弾けるようになるとさらに理解が深まると思いますので、あえて弾き方の解説はここまでにしようと思います。
この曲を演奏する際に必ず身につけてほしいこの「素直な音」と「キレイな音」。バイオリン初心者の方は、得てして汚い音になってしまうケースが非常に多いです。なので、まず初心者の方向けに「キレイな音」の出し方を解説し、その後に少し中級者向けの話になる「素直な音の出し方」について解説していこうと思います。
・キレイな音の出し方
バイオリンを弾いて最初に抱える悩みは「どうやったらキレイな音が出るのだろう?」という方が多いと思います。たしかにコツが分からないと難しい部分がありますが答えはとてもシンプルです。キレイな音を出す方法とは
・弓をまっすぐ動かす
これだけです。ヴァイオリンの構造上キレイな音はこの「弓をまっすぐ動かす」という方法でしか獲得することが出来ません。レッスンでは家に鏡がある生徒さんには必ずまっすぐ動いているのかを鏡でじっくり観察して、確認してください!と伝えてやっていただいております。それほど難しいことではないので、ぜひ挑戦してみてください。
まっすぐ動かすポイントとしては弓を動かす「右手の手首」が柔らかく大きく動かすことができれば、弓の角度を調整でき、まっすぐ動かすことが出来ます。
・素直な音の出し方
ここからは中級者向けの解説になります。この素直な音とは?の基準を「キレイで優しく、何の装飾もつけていない音」と定めていくとかなり色んなやり方が生まれます。
まずキレイな音は先ほど解説した「弓をまっすぐ動かすこと」これが最低出来ればクリアです。
そして優しい音はどうやって出すのかというとバイオリンでは弓のあたる場所で出てくる音色が変わるので、弓のあたる場所を変えます。
バイオリンには「駒」と「指板」という場所があり、弓はこの「駒」と「指板」の間で動かします。しかし、当てる位置によって音色が少し変わっていきます。
例えば「駒」という特殊な模様が入った細く楽器の真ん中に立っているものの近くで弓を当てて弾くとパワフルで響きのある音が生まれます。
逆に「指板」という左手を押さえるための板としてある、黒い部分の近くで弓を当てて弾くと、優しくて柔らかい音が出ます。
つまり優しい音は「指板」の近くで弾くと出る可能性が高くなります。どうぶつの森の優しい世界観はこの場所で弾くことで、生まれるはずです。
そしてもう一つのポイントとして「音に装飾をつけない」というのがあり、装飾として代表的なものとしてビブラートというものがあります。
もちろんビブラートをかけてもキレイなのですが、より素直で純粋な音を出すために、聴き手の心を震わせるビブラートはかけなくて良いと考えます。ビブラートは感情が高ぶってからかけることで初めて成り立つものですので、この曲はビブラートをつけるよりも、右手の素直な音に意識を向けて練習すると良いかと思います。
「EYS音楽教室」という音楽教室があります。今回解説したあつまれどうぶつの森のような生徒さんの要望を聞いて選んだ曲で、質の高いレッスンが出来る教室はこのEYS音楽教室だと思われます。
理由は先生方のレッスン方法です。まずレッスンを始める前にどんなレッスンを受けたいのか、何の曲をやりたいのかを聴いてからレッスンを始める先生が多い。これこそがレッスンの質の高さを生むと考えます。
生徒さんからの要望を聞かないで始めるレッスンはどうしても先生からの一方通行で、生徒さんにとって面白くないレッスンになります。
しかし、EYS音楽教室では生徒さんの目線になってしっかりと生徒さんと意見を共有してからレッスンを始めるというスタイルなので、質の高いレッスンを受けたい方にはオススメの教室です。
さらに初心者の方には楽器無料プレゼントというプランもあり、楽器を無料で手に入れることが出来ます。質はそこそこですが、初心者の方のためにチューニングなどがやりやすく設計されており、他にはないとても扱いやすい楽器です。
無料体験レッスンも受けることが出来るので、まずはどんな音楽教室かを、ご自身の目で判断していただくのが一番良いかと思います。
そしてEYSは最先端のレッスン体系も作っていて、楽器無料プレゼントやレッスン日を自由に決められるプランもあります。最近ではオンラインレッスンも始めているので、かなり最先端な色んな刺激を浴びることが出来る教室となっていますので、ご興味ある方はぜひお申込みください。
ゲーム音楽はみなさんの記憶にずっと残り続けるものです。今のおじいさんおばあさんが演歌を長いこと愛して今でも聴いているように、将来我々もゲーム音楽を聴くとあの頃の記憶が蘇り、若い自分に戻ったという感覚になるかもしれません。
そんなゲーム音楽を自らの手で弾くことが出来たら、とても感動すると思います。このあつまれどうぶつの森のメインテーマも沢山の方がやられたみんなの記憶に残り続ける名曲です。つまり将来、自分がみんなの前で「私どうぶつの森弾けるんだよ!」と言って聴いた方が「懐かしい!」と言ってくれる未来が想像出来ると思います。
レッスンを受けるというのはそんな沢山の方々に喜びを与えることが出来る自分になるための価値ある投資です。
お金で幸せになる時代は終わります。これからは人の価値が基準になります。そんな未来を見据える方は、ぜひレッスンでヴァイオリンが上手に弾けるようになってくだされば、私もみなさんもとても幸せになるはずです。