今回の動画は、現役ベーシストで音楽講師であるKAZによるウクレレ弾いてみた動画です。どんなミュージシャンにも未経験の時期はあり、うまく演奏できない時期があり、それでもコツコツと練習を重ねて今に至ります。私は未だに「弾ける!」と感じたことも無く、ゴールが無いずっと追い求めることができるからこそ音楽って楽しいと思っています。
今回はウクレレで演奏される有名曲を実際に弾いてみて気づいたこと感じたこと、そして演奏する際のポイントなどをご紹介できればと思いこの記事を作成しました。楽曲のカバー方法は色々とありますが、一つの参考になれば幸いです。
もくじ
1990年に発売された、日本のシンガーソングライター井上陽水の楽曲でミリオンセラーを記録した曲でもあります。数多くのアーティストにもカバーされ、音楽の教科書にも掲載される、日本を代表する曲の一つと言えるでしょう。
曲中に出てくる歌詞で実は「風あざみ」「夏模様」「宵かがり」「夢花火」などの言葉は井上陽水が独自に作った造語だそうです。曲を聴いている人がいろんな連想ができる自由度があるのは素晴らしいことですね。
もともとこの楽曲はウクレレ曲として発表された曲ではありません。なので、ウクレレを伴奏にして歌うことを目的にした演奏動画にしています。一般的にはギターのアルペジオで弾き語り演奏がされることが多いですね。
ウクレレを歌の伴奏として演奏する場合にはコードをしっかりと押さえていくことになりますが、今回は簡易的なイントロを付けてみました。この「少年時代」のテーマであるメロディーを、コード伴奏とともに演奏してみました。
ポイントとしては、まずコード伴奏の押さえ方をしっかり理解すること、可能であれば、そのコードの押さえ方は何の音が使われているのかを把握すると良いかもしれません。そしてメロディーラインをウクレレで弾いてみることも重要です。
はじめてメロディーラインをウクレレで演奏してみる場合は、いきなりむずかしい曲からやる必要はありません。例えば「ハッピーバースデー」のような誰しもが一度は聞いたことがあるであろう曲をウクレレで演奏してみましょう。ウクレレのどの場所で何の音が鳴るのかを体感するのはとても重要なことです。
少年時代のメロディーラインが弾けるようになったらコードと合わせて演奏してみましょう。特に難しいことをやる必要はありません。メロディーと伴奏が同時にできるようになったら一人で演奏する際の楽しみや感動が増すと思います。
ウクレレでコード演奏をする際に、うまくいかない時があるかと思います。まずは演奏がうまくいかない原因を探るところからはじめてみましょう。
例えば正しくコードは押さえているが綺麗な音が出ない場合。この時は押さえているコードの弦を一つずつ鳴らしてみましょう。うまく音が出ていない弦が明確になるはずです。そのうまく音が鳴っていない弦について、なぜうまく鳴っていないかを考えてみましょう。弦をしっかり押さえることが出来ていない場合は「プッ」というようなミュートされた音が鳴ります。
では、ミュートされた音が鳴ってしまうのはなぜでしょうか。押さえ方(各指の角度など)に原因があるのか、そもそも指の長さや関節の柔らかさなのか、など。原因を掘り下げられたあとは、どのように解決していくのかがはっきりとしてきます。このように問題の原因を一つずつ明確にしていきながら解決をするというプロセスは楽器上達の過程でも重要なことだと思います。
今回の「少年時代」は、「イントロ」「Aメロ」「Bメロ」「Aメロ」「アウトロ」というような構成となっています。この構成は要するに「イントロ」と「Aメロ」と「Bメロ」の3つの要素だけで考えることもできます。
曲の練習をする時は、はじめから最後まで一度に演奏してみるのではなくパート毎に分けて練習していくのが最も効果的だと思います。一つのパートができるようになったら次のパートを練習、という流れで練習をしていきましょう。そして、それぞれのパートの役割を、歌詞と照らし合わせてみながらイメージするのも大切です。歌詞から連想されるイメージを思い浮かべながら楽器を演奏してみると、演奏の表現力が更に高まりますよね。
今回の弾いてみた動画はいかがでしたでしょうか?音楽や楽器の経験が無くとも、演奏に大切なポイントを理解してコツコツと練習をしていけば弾けるようになれる期待が持てたのなら幸いです。楽器上達は独学でも出来ないことはありませんが、やはりマンツーマンでレッスンをしていくほうがあっという間です。
そこでご紹介するのは、EYS音楽教室です。EYS音楽教室は「Enjoy Your Sound」の頭文字が付けられている音楽教室で、言葉のとおり、音楽を楽しんでもらうことを第一に考えた音楽教室です。
楽器レッスンや楽器のお稽古とは、何だか厳しいイメージを持ってる方も多いかと思います。楽器を弾けるようになるために、音楽知識や音楽理論を半ば押し付けのような形で提供しているところもあるのかもしれません。演奏できるようになるためには、技術や知識の取得は必要不可欠です。ですが、技術や知識の取得に対するモチベーションが下がってしまうのでは本末転倒です。
EYS音楽教室では、第一に「音楽を楽しんでもらう」というところに主眼を置いてますので、生徒さん一人ひとりに提供されるレッスン内容も講師と生徒さんとで一緒にカリキュラムを作るスタイルとなっています。楽器を気軽に楽しみたいというニーズも、楽器演奏でプロミュージシャンを目指したいというニーズにも、どちらにも対応できるのが特徴です。
好きな曲を弾けるようになってみたいけど楽器を持っていない方もいるかと思いますし、まだ楽器に触れた経験がない方もいるかと思います。経験したこと無い人にとってはウクレレを手にとって弦を鳴らしてみること自体がハードルが高く感じる方もいるかと思います。
そういう方こそ無料体験レッスンにお越しください。楽器を持っていなくてもレンタル楽器を使って、レッスン内容を体験していただく場が設けられています。また、通学をお決めいただいた後は、楽器の無料プレゼントもやっておりますので、すぐに音楽を始めることができます。もちろん、体験レッスン時には楽器の演奏方法の基本もレクチャーしていますので、楽器演奏の第一ステップを体験することも可能です。
今回の課題曲である「少年時代」も、EYS音楽教室にて、もっと掘り下げたレクチャーを受けることができます。ご興味がありましたら、まずは無料の体験レッスンに申し込んでみましょう。
今回は井上陽水の「少年時代」の「弾いていた」動画と解説をいたしました。
楽器の上達で大事なことは「焦らないこと」と「楽しむこと」だと思います。うまく弾こうとするのではなく、楽しく弾こうとしてください。弾けるようになるためには相応の時間は掛かるものです。弾けるようにならない、と落ち込んでしまうより、どうしたら楽しんで楽器演奏ができるかにフォーカスするほうが心も健全に音楽を楽しんでいけるでしょう。
音楽と楽器が常にあなたのそばにありますように。