江戸時代に広く庶民に愛された和楽器「三味線」。複数種ある三味線のなかでも、吉田兄弟などの登場により一気に人気を得たのが津軽三味線です。
津軽三味線は、元は民謡の伴奏のための楽器でした。ばちを叩きつけるように、そして速く弾くのが特徴の津軽三味線。最近では、ギターやバイオリンなどで弾く曲をアレンジして弾くなど、演奏する曲のバリエーションが豊富になっています。
今回は、EYS音楽教室に通う会員さんから「弾いてみたい!」とリクエストが多い曲を講師のみなさんに聞いてみました!
大人になって趣味として始める人が多い三味線。昔ながらの定番曲あり、現代版の曲あり。さて、大人のみなさんに人気が高い曲は何でしょうか。
もくじ
津軽三味線で演奏する曲で、もっとも有名といっても過言ではない一曲。「よされ節」「小原(おはら)節」とともに津軽三大民謡に数えられています。
その時代ことに弾くテンポが異なり、旧節はゆっくりとしたテンポ、中節になると比較的ゆっくりとしたテンポになり、最近では速いテンポで弾くことが一般的です。
津軽三味線を習ったら、一度は弾いてみたい王道の定番曲です。
津軽民謡らしさを存分に感じられる曲で、古くから盆踊りの曲として親しまれてきました。「どだればち」とも呼ばれ、これは現地の言葉で「どこのどいつ」という意味なんだそう。
ゆったりとしたテンポで青森がふるさとでなくても、郷愁を誘います。思わず手拍子や掛け声を入れたくなるノリのよさも魅力です。
吉田兄弟をきっかけに津軽三味線を知った人も多いのでは? 1999年にメジャーデビューした兄弟奏者・吉田兄弟。2005年にリリースした「RISING」は、「アサヒスーパードライ」のテレビCMにも使用されました。
これまでの津軽三味線の枠を取り払った、踊れるロックな印象のかっこいい一曲です。
ロックやジャズ界のアーティストとのコラボも多く、津軽三味線の演奏の幅を広げた立役者の一人。
2002年にリリースしたアルバム「BEAMS」に収録されている「Solitude」は、今までにないスローなテンポで聴かせてくれます。
言わずと知れたアニメ『ルパン三世』のテーマ曲。和楽器バンドの蜷川(にながわ)べにさんによるYouTubeにアップした動画が、ネットで話題になるほど三味線で弾くとかっこよさが際立ちます。
ジャジーな印象にもなり、現代曲を津軽三味線を弾いてみたい方におすすめです。
ボカロ曲で最大のヒット曲、ネットを中心に話題になりカラオケでも大人気になりました。和楽器バンドが演奏したり、2015年のNHK紅白歌合戦で小林幸子さんが歌ったことで知名度が急上昇しました。
三味線一本で迫力のある演奏ができることを、下記の動画を見てもわかるはず!
今回は三味線で演奏する人気の6曲をご紹介しました。弾いてみたい曲はありましたか?
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