サックスやトロンボーン、クラリネット、オーボエなど、多くの種類がある管楽器の中でも、花形と言われるのがトランペット。
金管楽器の中ではパキッとした乾いた音が特徴的です。大人になってから音楽教室に通って始めるなど、じつは長年憧れていたという人も多い楽器です。
今回は、そんなトランペットが大活躍する名曲を5曲紹介します。
無料体験レッスンの様子はこちらの記事を参照ください!
トランペット未経験者が無料レッスンを受けてみた!EYS音楽教室の体験レッスンの内容とは?
もくじ
まず最初に紹介するのは、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』の劇中で、主人公の少年パズーが演奏する「ハトと少年」です。
トランペットという楽器の存在や吹き方、どんな音がするのかを、このシーンで知ったという人も少なくないのでは?
清々しい朝、屋根の上で演奏するトランペットの軽やかな音色は、まるで1日の始まりを知らせるファンファーレ。
シンプルなフレーズですが、シーンのイメージとも相まって「こんな風にトランペットが吹けたらどんなに気持ちいいだろう」とワクワクさせてくれる名曲です!
日本のアーティストからもう1曲。SAKEROCKのトロンボーン奏者だった浜野謙太さんがフロントを務める7人組のファンクバンド、在日ファンクの「根にもってます」。
ふざけたタイトルですが、曲はとってもクールです!
とびきりタイトでファンキーなサウンドの中でも印象的なのは管楽器のフレーズ。
メンバーとしてはサックスやトロンボーンもいますが、この歯切れの良いキメの主役はやはりトランペットです!
7人いるメンバーのうち、トランペットを担当しているのは村上基(むらかみもとい)さん。
この曲のように、ファンクやソウルといった音楽ジャンルでは、トランペットのフレーズがリズムを強調しグルーヴを生み出す存在としても大活躍しています。
続いて紹介するのは、こちらも誰もが一度は聞いたことがあるであろう名曲「聖者の行進」。
元々はアメリカで黒人の葬儀の際に演奏された曲でした。
ジャズ発祥の街ニューオーリンズでは、埋葬に行くときには静かで悲しげにして、埋葬が終わると、この曲でパレードをして帰って行ったそうです。
1959年に映画『5つの銅貨』でルイ・アームストロングとダニー・ケイが歌い、ディキシーランド・ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られるようになりました。
この曲も、やはり主役はトランペットの音色。
キャッチーで明るいメロディに自然と体が動き、思わず笑顔になります。
続いて紹介するのは、こちらもジャズのスタンダード・ナンバーとして知られる「Summertime」(サマータイム)。
元々はアメリカの作曲家、George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン)が1935年に上演されたオペラ「ポーギーとベス」のために作曲したアリアです。
“ジャズの帝王”と呼ばれるトランペット奏者、Miles Davis(マイルス・デイヴィス)のカバーも有名です。
どこまでもクールで哀愁漂うトランペットの音色は、ベルの先(トランペットの音が出る場所)に弱音器(ミュート)という器具を付けることで表現されています。
明るいだけでなく音色だでなく、こうした違ったムードも表現できるのもトランペットという楽器の大きな魅力ですね。
最後に紹介するのは、邦題「星に願いを」でお馴染み「When you Wish Upon A Star」。
ネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲で1940年に発表されました。
ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌となったことでも有名です。
Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)がアルバム「サッチモ・シングス・ディズニー」の中でカバーしました。下記の動画では2分過ぎからトランペットが登場します。
ルイ・アームストロングのように歌も歌ってトランペットも吹くことができたらどんなに素敵でしょう。
メロディをそのまま演奏できるようになるだけでも十分に気持ち良さそうですね。
いかがだったでしょうか。
トランペットは、華やかなだけでなく、キレのあるリズムや哀愁など、まるで歌のように豊かな表現ができる楽器です。
また、シンプルな構造なので他の管楽器に比べると値段が安めで、 管楽器を始めようとする初心者が手を出しやすい楽器でもあります。
ぜひあなたもトランペットに挑戦してみては?
無料体験レッスンの様子はこちらの記事を参照ください!
トランペット未経験者が無料レッスンを受けてみた!EYS音楽教室の体験レッスンの内容とは?
●あわせて読みたい!
・大人の習い事、音楽教室で人気の高い曲はコレ!【アルトサックス編】
・聞いたことがあるかも?日本のジャズシーンを担う80年代生まれの旬なアーティスト
希望者にはサックスをプレゼント!
EYS音楽教室 サックスコース
無料体験レッスンも随時受付中