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DEC,2019
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未経験者がトロンボーンレッスンを受けてみた!EYS音楽教室の無料体験レッスンとは?

# 習い事

編集スタッフ :グッドラック・ナギ

EYS音楽教室のトロンボーン無料体験レッスンの様子

金管楽器にもいろんなものがあります。昔から憧れているという方も多いのではないでしょうか?

学生の頃であればブラスバンド部に入部するなど、はじめるきっかけはいくつもあります。ですが、大人になるとなかなかきっかけが掴めないものです。

また、学生時代には部活などで演奏を楽しんでいても、卒業と同時に遠ざかってしまうというケースも多いでしょう。そしてまたはじめたくなっても何をすればいいのかわからないという方もいらっしゃるようです。

私も学生時代からトロンボーンに憧れていましたが、すでに別の部活をやっていたこともあり、諦めてしまいました。ですが、30歳を過ぎて憧れのトロンボーンに挑戦したくなり、今回EYSのトロンボーン体験レッスンを受けさせていただきました。

今回はそんなEYSの体験レッスンをレポートします。大人になってトロンボーンに挑戦したいという方の参考になれば幸いです。

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トロンボーンの歴史とは?どんな楽器?

EYS音楽教室に入会すると無料でもらえるトロンボーン

金管楽器の中でもトロンボーンは比較的メジャーな楽器です。あまり音楽に興味がない方であっても一度は目にしたことがあるでしょう。

とはいえ、金管楽器にはさまざまな種類があり、その違いがわからないという方も多いようです。

そこで、体験レッスンのレポートに入る前にトロンボーンの歴史や楽器としての特徴についてご紹介します。

トロンボーンの歴史

トロンボーンという楽器は15世紀中頃に成立した楽器と言われています。もともとトロンボーンと呼ばれていた訳ではなく、楽器として成立した当時はフランス語でサクブット、英語ではサックバットという名称でした。

その語源には諸説がありますが、トロンボーンならではの演奏スタイルが剣を引き出す様に似ていることからフランス語の「引き出す」という意味の言葉が由来という説が有力です。

その後、18世紀頃からトロンボーンと呼ばれるようになります。現在でも使われている名称はドイツ語で「大きなラッパ」という意味です。

もともと、トロンボーンはさまざまな楽器で使用されていましたが、18世紀以降は主に教会など宗教的な場で演奏されることが多くなりました。

理由としては、人間の声の音域に近く、合奏することで荘厳な雰囲気を演出できるという点が挙げられます。結果として、神の楽器とも称されて宗教には関係ない世俗的な音楽では用いられることが少なくなってしまいました。

そんなトロンボーンが再び世俗的な音楽に使われるようになったきっかけを作ったのは、日本でも高い人気を誇る大作曲家のベートーベンです。

1808年に「運命」としても知られる「交響曲第5番ハ短調Op.67」において、交響曲に史上はじめてトロンボーンが用いられました。その後もベートーベンはさまざまな楽曲にトロンボーンを取り入れ、19世紀以降からはトロンボーンはオーケストラに定着したのです。

以降、トロンボーンはクラシックのみでなくジャズやポップス、ロックなどのジャンルでも広く用いられるようになりました。

トロンボーンってどんな楽器?

トロンボーンの最大の特徴はスライドと呼ばれる伸縮管を持つことでしょう。このスライドを操作することによって音程を操ることができます。

トロンボーンにもいくつかの種類があり、単にトロンボーンと言う場合、テナートロンボーンのことを指します。アルトトロンボーン、バストロンボーンなどがあります。現在主流となっているのは変ロ調の調性を持ち、スライドの他に1~2個のバルブと迂回管を持つタイプのものです。

金管楽器の中でも比較的大型のものであり、低く、大きな音を出すことができる楽器のひとつで、オーケストラの中でも大きな存在感を放っています。

今日ではクラシックのみでなくジャズやスカパンクなどあらゆるジャンルで使用されるようになっています。

今回のトロンボーン体験レッスンでお世話になったのはEYS京都スタジオ!

EYS Music School京都スクールの外観。全面ガラス張り

今回、体験レッスンで利用させていただいたのはEYS京都スタジオ。EYSは各地に教室を展開していますが、こちらは2019年10月に移転リニューアルオープンしたばかりの新しい教室です。

EYS音楽教室・京都スタジオまでの道のりは?

まずは、最寄り駅からEYS京都スタジオまでの道のりをご紹介しましょう。

EYS京都教室の最寄駅は四条駅

EYS京都スタジオの最寄り駅は地下鉄烏丸線四条駅。3番出口から地上に出ると目の前にある交差点を渡ります。

EYS音楽教室京都スクールには四条駅の3番出口を出ます

そのまま、直進すると今度は路地と交差する交差点があります。

EYS音楽教室京都スクール近くの風景

この交差点を右折して、少し進むと右手にEYS京都スタジオがあります。

EYS音楽教室京都スクールの外観。特に看板はありませんが見つけやすい。

途中、案内や周辺にも看板などはありませんが、道路に面した建物の1階にありますのですぐに見つけることができるでしょう。

四条駅は京都駅から地下鉄で2駅ほど、出口から徒歩で3分ほど。楽器を持っての移動でも通いやすい教室です。

EYS音楽教室・京都スタジオはこんなところ

EYS音楽教室京都スクールの入り口付近の待合スペース

EYS京都スタジオはまだ移転リニューアルして間もないこともあり、とてもキレイでオシャレな空間でした。

基本、EYSのレッスンは予約制ですので入り口付近には受付などのスペースもなく、レッスン前のカウンセリングなどに使われるテーブルと椅子が置かれており、とても落ち着いた雰囲気です。

明るく開放的な京都スクール

入り口付近はガラス張りになっていますので、とても明るく開放的です。

EYS音楽教室京都スクールの内部の様子

また、京都スタジオには個人レッスン向けの部屋のみでなく、グループレッスンにも対応できる広い部屋も用意されており、あらゆるスタイルのレッスンが受けられます。

各スタジオに向かう廊下もオシャレなインテリアで統一されており、照明も明るすぎずとても落ち着いていて、はじめてのレッスン前の緊張を和らげてくれました。

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未経験者でもトロンボーンが吹ける!EYS音楽教室の無料体験レッスンの内容とは?

それでは、具体的にトロンボーンの体験レッスンの内容をレポートしておきます。

最初のステップはお世話になる先生との対面です。

今回の体験レッスンを担当していただくのは井浪直子先生

今回のトロンボーン無料体験レッスンを担当いただく井浪直子先生

トロンボーンは金管楽器の中でも特に人気の高い楽器だけあって、EYSにも多くの先生が在籍しています。そんな中、今回お世話になったのは井浪直子先生です。

井浪先生がトロンボーンと出会ったのは小学生のころだそうです。トロンボーンという楽器の独特の音や奏法に憧れを抱き、中学生になって本格的に始めます。

その後、専門学校ではトロンボーンのみでなく、レコーディングエンジニアとしての技術も学び、東京で実際にエンジニアとしても活躍。その後、関西に戻ってからはトロンボーンでの演奏活動を本格的に再開します。主にジャズやファンク、フュージョンなどあらゆるジャンルで多くのステージをこなす傍ら、数年前からはクラシック演奏家としての活動も開始し、さまざまなコンクールでも活躍する現役ミュージシャンです。

あらゆるジャンルを学んできた先生だけあって、レッスンのリクエストにも柔軟に対応していただけます。クラシックやジャズなどの定番曲のみでなく、本来はトロンボーン向けの曲ではないポップスやロックなども教えていただけます。

先生のレッスンのポイントは、音楽を「楽しむ」こと。できることから、得意な部分から伸ばしていくことでトロンボーンという楽器の楽しさを伝えることを心がけているそうです。

実際に、指導がわかりやすいだけでなく、様子をみながらできている部分が伸びるように教えてくれます。

お陰で体験レッスンだけでも「トロンボーンが吹けた!」という自信を持ち、同時にこの楽器の楽しさを教えていただけました。

まずはカウンセリング~トロンボーンの持ち方

EYSでは決まったカリキュラムに合わせてレッスンを進めるというよりも、生徒のレベルや目標に合わせたオーダーメイドレッスンが行われます。

そのため、まずは現在のレベル・目標などを確認するためのカウンセリングからスタート。

今回、私はまったくの未経験で、とにかくトロンボーンの音を自分で出してみたいという希望を伝えました。

そもそも、金管楽器に触れた経験なんてほとんどありません。なので、音を出せるのかがまず不安でした。

ロビーでのカウンセリングを終えると、いよいよスタジオに移動します。

トロンボーン体験レッスンの最初は持ち方から

最初は基本中の基本。トロンボーンという楽器の正しい持ち方からです。トロンボーンは基本的に左手で楽器を保持し、右手でスライドを操作します。

トロンボーンはかなり大きな楽器なのでかなり重量があるものだと思っていたんですが、実際に持ってみると、案外軽く、コントロールしやすい楽器だと思いました。

スライド部分も軽い力で動かせます。

正しい持ち方をマスターしたら…「では吹いてみましょう」との先生の一言。

一旦、思うように吹いてみていいとのことだったので、見よう見まねでマウスピースに口を当てて思いっきり吹いてみました。

しかし、残念ながら音はでません。思いっきり吹いているのに空気が漏れる音がするだけです。

やっぱりいきなり音が出せるわけがありませんよね。

そんな私の様子を確認した上で、今度はマウスピースのみで音を出す練習を行います。

トロンボーンレッスンの様子。次はマウスピースを使って吹き方の練習

今度は、マウスピースへの口の当て方や息の吐きだし方などを指導していただけました。先生の指導に従って吹いてみると…今度はそれっぽい音が出ます。

最初に私が自由に吹いて音が出ない様子を見ながら、悪いクセや誤った部分を見極めていたからこそ、一発で適切な指導ができたのだと思います。

考えてみれば、クセは人によって異なるものです。同じように音が出ないにしてもその原因は人によって異なるもの。先生と対面してのレッスンであれば、今回のように本人に会った指導を受けることができます。独学ではこうはいきません。

マウスピースだけで音を出せるようになったら、本体に戻してもう一度吹いてみます。

マウスピースの後でトロンボーン本体に戻って吹き直すと、、!

すると今度は大迫力の音が出ました!安定した音とはとても言えませんが、私が憧れてきたトロンボーンの音が確かに出ていました。

これだけでちょっとした感動です。

トロンボーンならではのスライドの操作

続いては、トロンボーンならではのスライドの操作です。吹きながらスライドを動かしてみると音程が変わります。楽器の構造としては当たり前のことなんですが、やっぱり感動してしまいます。

トロンボーンのスライドには全部で7つのポジションがあります。これによって音程をコントロールすることができます。

先生の指導に従って基準の音を出しながらポジションを移動させていくと、しっかり音程が取れるようになりました。やっぱり安定はしませんが、この大きな楽器を操ってある程度意図した音を出すことができると嬉しくなってしまいます。

その後は音を出しながら、その都度スライドの位置や吹き方などを変えることによるさまざまな音の変化について教えていただいて、今回の体験レッスンは終了です。

25分という限られた時間ではありましたが、目標だった音を出せただけでなく少しだけ音程を取れるようになりました。

もともと、トロンボーンに憧れていた私ですが、ますますこの楽器が好きになり、本格的にはじめたいなぁ…なんて思いました。

体験レッスン後に入会するとプレゼントされるトロンボーンはどんな楽器?

EYS音楽教室では体験レッスン後に入会すると、希望者には楽器がプレゼントされます。高価な楽器というイメージのあるトロンボーンも例外ではありません。

EYS音楽教室に入会すると無料でもらえるトロンボーン

こちらがプレゼント用の楽器です。

単なる初心者向けのエントリーモデルではなく、ドイツの楽器メーカーであるLITTIN MUSIKによる監修のもとで制作されたEYSオリジナルモデルです。

ロータリーを切り替えることで低音域を拡大できるテナーバストロンボーンと呼ばれるタイプ。息の量が少ない方でもしっかりと音を出すことができる中細管を採用し、ベルには深みのある音がでるゴールドブラスが採用されています。

初心者の方はもちろん、長く愛用できる楽器です。

トロンボーン本体に彫刻も!

本来は高級モデルに採用される彫刻も施されており、外観の高級感も抜群です。きっと、愛着の持てるファーストトロンボーンとなってくれることでしょう。

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EYSミュージックスクールのトロンボーン体験レッスンを終えて

今回は、EYS京都スタジオでトロンボーンの体験レッスンを受けてみました。まったくの未経験者だった私ですが、目標だった音を出すことができただけでなく、意図した音程を出せたこともあり、大満足でした。

私のように、トロンボーンという楽器に興味を抱きつつも、実際に手にする機会がないという方は、ぜひEYSの体験レッスンに参加してみてください。トロンボーンという楽器は、実際に触れてみることでその魅力をよりはっきりと知ることができます。

私も、今回の体験レッスンのおかげでトロンボーンへの憧れがより強いものとなりました。

EYSでは体験レッスンを受けたからといって必ず入会しなければならないわけではありませんし、無理な勧誘などは一切行っていません。なので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか?

トロンボーン以外の無料体験レッスンの様子は

他の楽器にも興味があるという方は、ぜひ以下の体験レッスンの記事も併せて参考してみてください。EYS音楽教室の雰囲気がよくわかると思いますよ♪

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MUSIC LESSON LAB
編集スタッフ
音楽と猫とプロレスをこよなく愛する恐妻家系ライター。最近の悩みは抜け毛と優秀なレスラーの海外流出。特技は美味しい唐揚げ作り。今後の目標は極上のチャーシュー作り。座右の銘は「人生はギャグだ!フィクションだ!」by町田康。