今年も間もなく、夏本番。うだるような暑さを吹き飛ばすためにも、テンションをブチあげる「ロックミュージック」を楽しんでみましょう!
ここでは、真夏のドライブから、キャンプやBBQ、夕暮れのビーチなど、夏のあらゆるシーンで聴きたくなる洋楽ロックの名盤8選をご紹介します!
もくじ
ここでご紹介するロックミュージックは、全て洋楽からチョイス。2000年以降にリリースされた、比較的新しい楽曲でまとめてみました。
とはいえ“ロック”と、ひとくくりにしても、「ロックンロール」や「パンク・ロック」、「オルタナティブ・ロック」など、様々な“ロック系ジャンル”が存在するもの。今回は夏がテーマということで、ハイテンポで疾走感のある「パンク・ロック系バンド」を中心にピックアップしてみました!
まずはアメリカ合衆国フロリダ州のパンク・ロックバンド、「Yellowcard(イエローカード)」の疾走感溢れるナンバー、「Awakening」から。フロントマンの「ライアン・キー」を中心に構成され、メンバーの一人に“ヴァイオリニスト”が在籍する珍しいバンドでもあります。
Awakeningは往年のパンク・ロックやポストハードコアを踏襲したシンプルかつパワフルなナンバー。そこにヴァイオリンの軽やかなサウンドが加わることで、より爽やかに、より突き抜けた印象の楽曲に仕上がっています。
晴れわたる夏の青空を連想させるような、とにかく気持ちの良い一曲。朝起きたらAwakening(直訳:目ざめ)を流し、今日という一日をスタートさせましょう!
「テンションが上がる曲が聴きたい!」という時にオススメなのが、「Sleeping With Sirens(スリーピング・ウィズ・サイレンズ、以下SWS)」の超アップテンポなナンバー、「Kick Me」です。真夏のドライブのお供にいかがでしょうか?
一度聴くとわかりますが、SWSの楽曲はコード進行も含め、とにかくシンプルなのが特徴。同バンドのフロントマン、「ケリン・クイン」のエネルギッシュな少年ボイスもSWS楽曲の魅力です。
ちなみに、抜群のルックスを誇るケリンがフロントマンということもあり、ハードコア系バンドながら、女性ファンが圧倒的に多いバンドとしても知られています。
「All Time Low(オール・タイム・ロウ)」はメリーランド州ボルチモア出身のポップ・パンクバンド。日本人でも聴きやすい“青春ロック系”の楽曲が多く、耳馴染みの良いメロディラインは一度聴いたら耳から離れなくなることでしょう。
同バンドでオススメのナンバーは「Time-Bomb」。リスナーを一瞬で引き込むエモーショナルなイントロと、有名J-POPソングを彷彿させるとびきりキャッチーなサビのフレーズは必聴です。
仕事帰りの車中や、夕方から夜にかけた、ちょっと大人なドライブを楽しむ時のお供にいかがでしょうか?
アイルランド・キャバン出身の4人組ロックバンド、「The Strypes(ザ・ストライプス)」。50年〜60年代のロックンロールおよびブルースロックに強い影響を受けている平均年齢20歳の若手バンドですが、その実力は本物です。彼等が2013年にリリースした一曲、「Blue Collar Jane」をまずはお聴きいただきましょう。
「これぞロックンロール!」といわんばかりの、聴いているだけでノリノリになってしまう陽気なナンバー。楽曲はもちろん、MVも50年代のロックンロールを意識しており、“現代っ子”である20歳の若者達が演奏しているとは思えない、ブルージーな仕上がりです。
同バンドは、世界的シンガーソングライターである「エルトン・ジョン」が「私が65年かけて集めたR&Bとブルースの知識を16歳にして獲得している」と絶賛し、話題となりました。
ほかにも、各界の大物ミュージシャン達がファンであることを公言しており、今世界で最も注目されている若手バンドといっても過言ではないでしょう。「FUJI ROCK FESTIVAL ’17」にも出演が決定しているので、この夏は本場のブルースロックを聴き、汗だくになって踊り倒してみてはいかがでしょうか?
キャンプやBBQなど、アウトドアを楽しむ機会が増えるこれからの季節。野外で流すナンバーとしてオススメしたいのが、「Modest Mouse(モデスト・マウス)」の「Float On」です。
ワシントン州イサクア出身の同バンドの楽曲は、王道的なバンドサウンドに様々な“打ち込み”の要素を融合させているのが特徴。
ミドルテンポで独特のグルーブを感じるFloat Onは、テレキャスターギターの爽やかなリフが光るイントロや、耳馴染みが良く歌いやすいサビのフレーズなど、聴きどころ満載の一曲です。
うだるような真夏日には、けだるい ロックナンバーに浸ってみるのもオススメ。ここでは、カリフォルニア州ロサンゼルスのオルタナティブ・ロックバンド、「Weezer(ウィザー)」の一曲をご紹介します。
「Island In The Sun」は、淡々と続くギターリフのイントロが印象的なナンバー。同バンドのフロントマン、「リヴァース・クオモ」が気だるく歌い上げるメロディもクセになります。
とにかく淡々と進行する中で、サビに入ると一気に盛り上がりをみせるのもWeezerの楽曲ならでは。「暑すぎて何もやる気がでない……」という時こそ、冷たい飲み物を片手に、この曲を楽しんでみましょう。
“アクモン”の呼び名で世界中のUKロックファンから敬愛されている「Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)」。「OASIS以来の大物」と称される同バンドがリリースした通算5枚目のフルアルバム、「AM」に収録されたこちらの一曲をまずお聴きください。
「Do I Wanna Know?」はローテンポでブルージーな、「これぞUKロック」といわんばかりのナンバー。
“夏の曲”といえば疾走感溢れるハイテンポなもの、爽やかな曲調のものを連想するかもしれませんが、この重厚で気だるい曲調が10代〜20代の若者にヒットし、UKロックファンの間では、夏の定番ソングとして親しまれています。
夕暮れのビーチサイドでしっとり楽しみたい一曲ですね。
イングランド、デボン州出身の3ピースロックバンド、「Muse(ミューズ)」。洋楽に詳しくないという人でも、この名前を一度は耳にしたことがあるのでは? 2015年7月には日本の「ミュージックステーション(テレビ朝日系)」にも出演し、全世界に熱狂的なファンがいるモンスター級バンドです。
サマーシーズンに海外で行われるMuseのワンマンライブでは、こちらの「Plug In Baby」が鉄板の一曲となっています。美しい響きのコードを、荒々しいギターサウンドで鳴らすMuseの楽曲で、真夜中のドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか?
サマーシーズンは世界中で音楽フェスが開催されるため、一年を通して最もロックが流れる季節ともいわれています。ロック×夏の相性は抜群なんです。
ここ数年、「EDM」を中心としたダンスミュージックが夏の定番ジャンルとなっていますが、ロックもまだまだ負けていませんよ! 洋楽ロックを聴いてテンションを上げ、今年の夏も元気に乗り切りましょう!
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