2017年の1月17日からスタートしたTBSの連続ドラマ「カルテット」。
前回に続いて3月7日に放送された第8話のあらすじと、劇中に流れる曲をレポートします♪
豪華なキャスト・脚本家・演奏家については第1話のレポートをご覧ください。
もくじ
わかさぎ釣りに行った真紀(松 たか子)、すずめ(満島 ひかり)、諭高(高橋 一生)、司(松田 龍平)の4人。真紀が昨夜見た夢の話を始めると、「人の夢の話聞いても「へ~え」としか答えられないでしょ。「へ~え」を生まないで。」と諭高がいつもの持論を展開します。(笑)
そして、鏡子(もたい まさこ)は「自分の人生を生きてください」と真紀に別れを告げ、軽井沢を後にします。
真紀(松 たか子)が離婚して、ますます和気あいあいとした雰囲気になった4人の生活。
真紀のことを想う司と、司のことを想うすずめ…
ある日、司の弟が別荘を訪れ、別荘を売却する計画を司に提案します。
それを知ったすずめは、司に迷惑をかけまいと、別荘を出るためにバイトを探し、地元の不動産会社で働きはじめます。
さらに、バイト先でもらったピアノコンサートのチケットを真紀と司に渡したり、真紀が気になっているスイーツをお土産で買って帰るように司に伝えたりと、自分の司に対する想いを押し殺し、2人を近づけようと頑張るすずめ…健気過ぎます…(涙)。
真紀と司がピアノコンサートに行った夜、諭高はたこ焼きを買ってすずめの待つ別荘に帰ります。
そして、真紀と司も4人分のたこ焼きを買って帰ろうと屋台に立ち寄ると、たこ焼き屋さんは「ちょっと前にもお客さんでいらしたよ。「好きな子がお腹空かせてるから持って帰ります。」って。」と話します…諭高は、すずめのことが好き?
複雑な四角関係が明らかになる中、鏡子のもとを富山県警の刑事が訪れます。
刑事は幹生(宮藤 官九郎)と真紀の結婚写真を取り出し、驚きの言葉を口にします。
「サオトメ真紀は、別人です。」
司と真紀を結びつけようと試行錯誤するすずめのBGMとして流れるのがこの曲です。
フランスの作曲家でピアニストのエリック・サティが作ったこの曲は、優美なワルツのメロディがあまりにも有名。
自分の司への気持ちを胸の奥に押し込めて、裏方に徹し2人の恋を応援するすずめですが、この曲はすずめが裏方を楽しむ献身的な様子を表現しています。
司と真紀がピアノコンサートに行った夜、すずめはバイト先の事務所で1人残業をしながらこの曲を聴いています。
ピアニストであり、作曲家でもあるフランツ・リスト。
技巧的な曲を多く残したフランツ氏でしたが、この曲は少し違い、ゆっくりとした曲調で叙情的な雰囲気が漂います。
劇中では、この曲を聴きながら事務所で居眠りをし、司とデートをする夢を見るすずめ。目覚めると自然と涙が溢れ、押さえていた司への想いが爆発します。
ピアノコンサートの後、司と真紀はライブレストラン「ノクターン」で食事をします。そして、真紀はピアノでこの曲を弾きます。
ピアノ初心者の練習曲としても有名なこの曲。
劇中では、真紀演じる松 たか子さんが実際に演奏しているように見えました。
すずめの健気さに胸を締め付けられた第8話。諭高のすずめに対する恋心も意外でした!
ここから最終話までは4人の恋愛模様が描かれるかと思いきや、「サオトメ真紀は別人」と、また新しい嘘が!次回明らかに!?
次回も目が離せません!
TBS火曜ドラマ「カルテット」
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/