2017年の1月17日からスタートしたTBSの連続ドラマ「カルテット」。
前回に続いて2月7日に放送された第4話のあらすじと、劇中に流れる曲をレポートします♪
豪華なキャスト・脚本家・演奏家については第1話のレポートをご覧ください。
もくじ
4人の別荘生活で、ゴミ出しをするのはいつも司(松田 龍平)だけ。そんな司が不満を爆発させて珍しく声を荒げるのに他の3人にはまったく響いていないという、シュールなやり取りから4話はスタートします。
ある日、4人が朝ごはんを食べていると、諭高(高橋 一生)を追っていた半田(Mummy-D)と墨田(藤原 季節)が訪ねてきます。
半田たちが探しているのは、諭高と一緒に写真に写る女性(高橋メアリージュン)。口を割らない諭高に対し、半田たちは人質とばかりに諭高のヴィオラを持ち去ってしまいます。
写真の女性の名は茶馬子。諭高の元妻で、2人の間には息子(コウタ)がいることが明らかになります。そして、半田は茶馬子が今付き合っている“サイオンジ マコト”という男の父親の部下で、夜逃げして姿を消したマコトと茶馬子と別れさせ、マコトを家に連れ戻すように、父親から命じられているのでした。
諭高は、郵便物の消印を頼りにすずめ(満島 ひかり)を連れて茶馬子のもとへ向かいます。
コウタを別荘に連れて帰り、諭高は茶馬子に復縁を迫りますが、結局答えはNO。茶馬子の居場所を突き止めて、マコトと別れさせた半田のミッションは終わり、ヴィオラは無事諭高の元に戻ります。
そして、物語の終盤では、諭高は“ゆすり目的”で真紀(松 たか子)に近づいた。つまり、カラオケボックスでの出会いは、司やすずめと同様、偶然ではなかったということをすずめに暴露します。諭高は以前病院に入院したとき、真紀の夫も同じ病室にいて、真紀の夫から「ベランダから転落したのは事故ではなく妻に押された」と聞いていたのでした…。
さらに、すずめは鏡子(もたい まさこ)との関係を有朱(岡崎 里帆)に悟られ、「1000円貸してください。」と恐喝を受けるような怪しい雲行き…。
さらにさらに、真紀のマンションで真紀に再び激しく恋心を伝える司と、戸惑う真紀。そのとき扉を開けようとする音が…一体誰?
日本では「グーチョキパーでなにつくろう ~♪」の歌詞でお馴染みのフランス民謡。
劇中では、諭高が息子に教えたヴァイオリンの練習曲として登場します。
ノクターンでの親子演奏では、シンプルなメロディをゆっくりと大切に奏でる2人。
息子の成長を喜び、寂しく思うような諭高の憂いに満ちた表情は、今まで見せなかった父親の顔です。
ノクターンで、息子と元妻が見守る中、諭高が1人で演奏するのがこちらの曲。
フランスのミュージシャンで作曲家のヤン・ピエール・ティルセン(Yann Pierre Tiersen)が手掛けたこの曲。
映画『アメリ』に楽曲を提供し、世界に名を知らしめた彼の生み出すメロディは、フランスフォークミュージックを感じさせる瀟洒な旋律が特徴的で、諭高のつかみどころのない性格にもマッチしています。
息子と元妻が車で去っていくシーンでは、感極まって男泣きする諭高。
諭高もやはり、感情をもった普通の人間だったんですね。(笑)
なんだか混とんとしてきた第4話。次週の展開がかなり気になります!
というわけで、第5話のレポートもぜひお楽しみに!
TBS火曜ドラマ「カルテット」
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/