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FEB,2017
FEB,2017

【ネタバレ注意】TBSドラマ「カルテット」第3話のストーリーと劇中の音楽をレポート♫

# 映画&テレビ

投稿者 :しも

2017年の1月17日からスタートしたTBSの連続ドラマ「カルテット」

前回に続いて1月31日に放送された第3話のあらすじと、劇中に流れる曲をレポートします♪

豪華なキャスト・脚本家・演奏家については第1話のレポートをご覧ください。

第3話のあらすじ【ネタバレ注意】

病院のベッドで横たわり、「娘に会いたい」と話す1人の男。

娘の名前はすずめ(満島 ひかり)といい、もう20年以上会っていないという。

男はすずめが幼い頃“偽超能力”の詐欺事件を起こして逮捕され、すずめは父によって仕込まれた偽の超能力少女として、世間やマスコミからバッシングの対象となっていたことが分かります。

ある日、カルテットの4人がノクターンに向かうと、そこには見知らぬ少年(前田 旺志郎)が待っていました。その少年に「あなたのお父さん、もうすぐ亡くなります」と突然告げられたすずめは動揺のあまり、その日の演奏はテンポがいつもよりも速くなってしまいます。

そしてある朝、すずめは突然別荘から姿を消します。

すずめが向かった先は父が入院する病院。しかし、父に会う決心がつかずに目的地でバスを降りることができません。途中でお金が少ないことに気付き、公園で演奏して投げ銭を得ようとしますが、やがて警察から止められてしまいます。

その頃、軽井沢の別荘に一本の電話が。電話を受けた真紀は、すずめの父が入院する病院に駆けつけます。そして、真紀の目の前ですずめの父は息を引き取ります。その後、ノクターンを訪れた少年からすずめの詐欺動画を見せられ、真紀はすずめの過去を知ることになります。

病院を後にした真紀は、すずめの姿を見付け、2人はお蕎麦屋さんに入ります。真紀は「お父さんはさっき亡くなりました。病院に戻ろうか?」と問いかけますが、すずめはそれを拒否し、父への不満を打ち明けます。

運ばれてきたかつ丼を前に「家族だから行かなきゃダメかな…怒られるかな…」と戸惑うすずめに、真紀は「病院行かなくていいよ。かつ丼食べたら軽井沢帰ろう。みんなのところに帰ろう。」と伝え、さらに「私たち、同じシャンプー使ってるじゃないですか。家族じゃないけど、あそこはすずめちゃんの居場所だと思うんです。」と優しく語りかけます。そして、2人は別荘に帰ります。

劇中で流れる音楽

1. 「無伴奏チェロ組曲第1番」(作曲:J.S.Bach)

第3話の終盤、ライブレストラン「ノクターン」で、コンサートの1曲目にすずめが1人で弾き始めるのがこの曲。

しかし、過去の自分を知られてしまったという今までにない緊張のせいか、途中で手が止まってしまいます。

2. 「無伴奏チェロのための組曲」(作曲:Gaspar Cassado)

そして、仕切り直して弾きはじめるのが第1話の冒頭でも弾いていたこの曲です。

やはりこの曲にはすずめの強い思い入れがあるようですね。

自分の悲しい過去を振り切るように、その演奏には凛とした力強さを感じます。

さて、第4話はどんな展開になるでしょうか。どうやらスポットライトが当たるのは諭高のようです。そして、どんな曲が聞けるでしょうか。

というわけで、次回のレポートもぜひお楽しみに!

TBS火曜ドラマ「カルテット」
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/

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MUSIC LESSON LAB
投稿者
1984年生まれのフリーライター。 信州安曇野出身・東京多摩地区在住。 レゲエユニット「KaRaLi(カラリ)」でミュージシャンとしても活動中。