2017年の1月17日からスタートしたTBSの連続ドラマ「カルテット」。
前回に続いて1月24日に放送された第2話のあらすじと、劇中に流れる曲をレポートします♪
豪華なキャスト・脚本家・演奏家については第1話のレポートをご覧ください。
もくじ
共同生活の様子を鏡子(もたい まさこ)に報告するすずめ(満島 ひかり)。
楽しげな会話を聞きながら、鏡子は「手品師は右手で興味を引き付けて、左手で騙す。楽しんでください。かけがえのない友だちになって、最後の最後に裏切ってください。」と不敵に微笑みます。
また、司(松田 龍平)がカルテットを組もうと言いだしたということをすずめが伝えると、鏡子は「司も息子を殺した共犯者では?」と疑念を抱きます。
すずめと真紀(松 たか子)がスーパーマーケットに買い物に出かけると、駐車場で真紀がカーリングのストーンが落ちているのを見付け、空想の中で「カルテットドーナツホール」 がカーリングチームに!
この唐突なシーンは今後の物語の伏線になるのでしょうか。それとも出オチ?
司は同僚の結衣(菊池 亜希子)といつものようにカラオケボックスに行くと、そこで「私、たぶん結婚する」と打ち明けられ、結婚式での演奏を頼まれます。
司がカルテットの3人にその話をすると、煮え切らない司の態度に、諭高(高橋 一生)は「言葉と気持ちは違う。相手は結婚を止めてほしいのでは?心には“行間”がある。」と追求します。このやりとりがまたかなりおもしろい。(笑)
そしてある夜、真紀から、結衣の結婚式での演奏を受けるかと聞かれた司は「好きな人がいる。片想いです。その人は結婚してるんです。」と、真紀への恋心を伝えます。
さらに、司は大学生の頃、学園祭で演奏にやって来た真紀を一目見て恋に落ち、それから真紀に何度か街で遭遇し、その後ストーカーのような状態になったことや、カラオケボックスで出会ったのは偶然でないことを打ち明けます。
真紀は“神様の贈り物”だと思っていた4人の出会いが偶然ではなかったことにショックを受け、「夫がいない今なら落ちると思ったんですか?捨てられた女なめんな。」と憤慨します。
その後、司は結衣と一夜を共にしますが、翌朝結衣から「寒い朝ベランダでサッポロ一番食べたら美味しかった。それが私と君のクライマックスでいいんじゃない?」と告げられ、司は結婚式での演奏を決意します。
ライブレストラン「ノクターン」でカルテットが演奏するシーンで、第2話の本編が幕を開けます。
そこで聞こえてくるのがこの曲。
スリリングで軽快な旋律が物語の始まりにピッタリですね♪
演奏を心から楽しむような4人のはつらつとした表情からは、裏で行われている腹の探り合いは微塵も感じません。
司と同僚の結衣がカラオケボックスで歌うのがこの曲。
1997年にリリースされた4人組のボーカル&ダンスグループ「SPEED」の大ヒットナンバーです。
いかにもカラオケらしいこの選曲が、カルテットが奏でるクラシックな曲とは対極的なイメージ。そのコントラストが面白いですね。
こちらも司と結衣がカラオケボックスで歌います。
こちらもカラオケで盛り上がる鉄板ソング。
好きな人にはたまりません!
劇中ではドラムのYOSHIKIさんを真似て首にコルセットのようなものを付けて楽しんでいるようですね♪芸が細かい…。
言わずと知れた名曲。
第1話の終盤では真紀が1人演奏していましたが、第2話では司の回想シーンで、司が大学生だった頃、学園祭でやはり真紀が弾いています。
そして、結衣の結婚式ではカルテットで演奏。
新郎新婦が入場するときは4人で演奏しますが、退場のときは司1人に。
アヴェ・マリアのメロディが、途中で司と結衣の思い出の曲「White Love」に変わるという演出には、司の想いが込められているようです。
しかし、ポップスの名曲はヴァイオリンで独奏しても、美しく切ない旋律で、思わず胸を締め付けられました。
さて、第3話はどんな展開になるでしょうか。どんな曲が聞けるでしょうか。
というわけで、次回のレポートもぜひお楽しみに!
TBS火曜ドラマ「カルテット」
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/