【ピアノのオンラインレッスンとは？】メリット、必要な準備から受講時のポイント
投稿者 :境 祐希
インターネットの普及、通信機器の発達は今に始まったことではありません。今では、自宅にいながら様々なことができるようになりました。友人との連絡、会社との仕事のやり取り、趣味の映画鑑賞や電子書籍での読書、はたまた生活用品を注文したり…。
人々の多様性は今も広がっています。コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、何か新しく自宅でできることはないでしょうか？今回は自宅で受けられるピアノオンラインレッスンについてご紹介していきたいと思います。
もくじ
ピアノレッスンというとどんなイメージがあるでしょうか？
多くの人は、ピアノのある部屋で先生とマンツーマンで…という情景を思い浮かべるのではないでしょうか。筆者が受けてきたレッスンもその通りのものでした。それに対し「緊張する」「怖そう」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんマンツーマンのレッスンでも素晴らしいレッスンはたくさんありますが、今回は違った角度から、オンラインレッスンの魅力について見ていきましょう。
はじめてオンラインレッスンを受けようと思ったとき、そもそも何を準備すればいいのでしょうか？
実はレッスンを受けるために特別に必要なものはほとんどないんです！実際に映像と音声をつなぐためのスマホ、もしくはパソコンと、楽器さえあれば誰でもレッスンを受けることができます。あなたの受けたいレッスンの内容によっては、楽器さえなくても受けられることもあるかもしれません！
そのほかに任意で、カメラの角度を調節するための三脚や音質を向上させるためのマイク、先生の演奏を聴くためのヘッドフォン等があればさらに濃いレッスンが受けられることでしょう！
ちなみに筆者は実際のレッスンの際、100円ショップにある商品を使ってスマートフォンを固定しています。
クリップで取り付けるフレキシブルなアーム式のスマホスタンドなどは、ドアや机に固定して角度の調節が容易なのでおすすめです！
それでは実際のオンラインレッスンとはどういったものなのでしょうか？
まずレッスン前の準備として、担当の先生からレッスンで使うアプリについ共有しておかなくてはなりません。その代表的なものとしては、皆さんも馴染みがあるであろうLINEのビデオ通話、そのほかSkype、ZOOMといったアプリが主に使用されています。
LINEを使用する場合は、事前に友達登録を済ませておけば簡単にビデオ通話を行うことができます。
後にご紹介するEYS音楽教室や、筆者もよく使用しているZOOMは、アプリさえダウンロードしておけば先生から伝えられたミーティングID・パスワードを入力することですぐにビデオ通話が可能になります。
その後は、生徒の皆さん側は自分や、状況によっては手元や鍵盤を映しながら演奏し、レッスンを受けていきます。
普段の通話と変わらないくらい、レッスンでも音質やタイムラグなどはさほど気になりません。画質についても、通信機器にもよりますがレッスンに影響が出るほど見にくいことはまずないでしょう。
レッスンを行っている側の感覚としては、普段よりもピンポイントで手元や、演奏している姿を見ることができるので要所要所でアドバイスがしやすいと感じています。
また対面でのレッスンよりもコミュニケーションをとりにくい分、逆にしっかり会話しながらレッスンを進めることができるので、わからないところなどを残すことなく一緒に進めていくことができます。もちろん対面でのレッスン時にもしっかりコミュニケーションはとっていますが！
先生側も見てほしいところを絞って、その上映像なのでより間近でお見せすることができるので、そのテクニックをより身に着けやすくなります。
なんとなくオンラインレッスンのイメージができてきたでしょうか？ここからはポイントを絞ってオンラインレッスンの良さをお伝えしていこうと思います。
まずはやはり何といっても自宅にいながらレッスンが受けられるということでしょう。皆さん学校や仕事の帰り、もしくは休日に時間を作ってレッスンに通ってくださっています。
どうしても疲れている時や、もしかしたらレッスンのためだけに外出したくない時もあるかもしれません。正直なところ寝坊して間に合わなかった、疲れていて休んでしまった、という方もいらっしゃいます…。人間なのでもちろんそんなときがあっても仕方がないでしょう！
そんな時に自宅からレッスンが受けられるとしたらどうでしょう。直前まで寝てしまっていても自宅なので問題ありません！学校帰り、仕事帰りでも家に帰って一息つく時間があるでしょう。
自宅でレッスンが受けられるということは、多くの人にとってレッスンをより身近に感じられ、また続けていく大きな手助けとなることでしょう。
オンラインレッスンおすすめの第二のポイントは、先生の演奏を間近で見ることができる、ということです。
通常のレッスンの場合でも先生の演奏をお手本として聴くことはできると思います。オンラインレッスンの場合、先生側で大事なところ等は手元を移したり、手を見やすい角度にしたりして見せることができるのでより理解しやすくなります。対面の場合近くで見たり角度を変えてみるというのは意外としないことなので、オンラインレッスンならではの利点といえるでしょう。
第三のポイントは、通常のレッスンに比べ価格が安いことです。
対面でのレッスンの場合、レッスン場所の代金や諸々の設備費等を含めて月謝が設定されています。オンラインの場合、先生側で用意しなければならない場所や・ものがほとんどないため、料金を下げることができるのです。
対面レッスンよりも安く、同等の質のレッスンを受けることができるので、その分カメラやマイク等の機材をそろえたり、楽譜を買ってみたりとさらにピアノに対して取り組むことが増やせることでしょう！
さて、ここまでは主にリアルタイムで対面する形でのレッスンを中心に進めてきました。ここではもう一つ別のパターンでのオンラインレッスンと比較しながら、より詳しくより詳しくご紹介していきたいと思います。
そのもう一つのパターンというのは、あらかじめ録音・録画していただいたものを先生に送り、それについてアドバイスをもらうという形でのレッスンです。
この場合のメリットとしては、
①時間の制約がさらになくなる
②わからない、弾けないところを絞ってアドバイスをもらうことができる
③さらに料金が安くなる
という3点が挙げられます。
特に②については、ピアノの場合すべて弾けないということはあまりなく、それぞれで特に弾けない個所というところがあるかと思います。そこに焦点を当ててレッスンが受けられるので、自分に合ったレッスンにできることでしょう。
逆にデメリットとしては、
①録音なので、その場で試行錯誤ができない
②より音質・画質が求められる場合がある
という点が挙げられます。
やはり一度のアドバイスだけで完璧に直すことはとても難しいことです。録音の場合はアドバイスを受けた後、次のレッスンまで待たなければならないので、その場でできたかできていないかの判断がしにくくなります。
またリアルタイムの場合は先生側で聴きにくかったりしても、もう一度弾いたりすることで解決されますが、録音の場合それができないので、どうしてもより音質のいい状態での録音が望ましくなります。
ではそれに対し、リアルタイムレッスンはどうでしょう。
ここまでも主にリアルタイムでのオンラインレッスンについてをご紹介してきましたが、その他にもメリットとしては、
①ほぼ対面でのレッスンと変わらない感覚でレッスンが受けられる！
②先生と生徒がコミュニケーションをとりながら進められる！
といった点があります。
対面でのレッスンと同じように、会話しコミュニケーションを取りながらレッスンを進めていくので、疑問点を質問し試行錯誤していくこともできます。お手本を先生にお願いすることもできるかもしれません！
逆にデメリットは
①タイムラグや音割れが起きるときがある
ということです。対面レッスンに比べると会話の際にどうしてもタイミングがとりずらかったり、もしくは演奏と音がずれる、音量によって音が聞きずらくなるときがあるといったことが起こることがあります。
いかがでしょうか？やはりそれぞれのレッスン目的によってどちらがあっているか考えてみるといいでしょう。
「特に弾きたい曲がある」、「ここだけ弾き方が分からない…」など、レッスンを受けたいポイントがはっきりしている場合は録音によるオンラインレッスンもいいと思います。
ただ総合的にみると、幅広いニーズに対応可能なリアルタイムでのオンラインレッスンがよりおすすめです！
政府からの緊急事態宣言も今月5月31日までに延長され、「先月からずっと自宅でうんざり…」といった方も多いのではないでしょうか。
現在は体験レッスンまでもオンラインで受けられるようになっているところも多く、普段忙しい方も逆に今だからこそ自宅から音楽を始めてみてはいかがでしょうか？
EYS音楽教室では、早くからオンラインレッスンを導入しレッスンを進めています。スタジオでのレッスンも含めすべてのレッスンがマンツーマンでのレッスンなので、ここまでのオンラインレッスンのメリットをしっかり感じていただくことができます！
現在は体験レッスンからお手続きまで完全にオンラインでできるシステムもあり、また楽器プレゼントなど独自のサービスもしっかり受けられます。ぜひこの機会にEYS音楽教室で無料体験レッスンを試してみませんか？
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