男を磨く梅があるぅ~男梅~♪
こぶしがきいた歌声とともに、梅干しのキャラクター「男梅蔵(おとこうめぞう)」が、梅干しとは思えぬ抜群の運動神経や、多彩ぶりを披露しまくるあのCM。
梅干し味とはいえ、商品はキャンデー。飴の可愛らしいビジュアルと、男気あふれるCMのギャップがたまりません。一度見ると忘れられないインパクトを残すCM制作の裏側に、ずずずいっと迫ってみました。
本格的な「梅干し」の味わいを楽しめるキャンデーやタブレットなどの「男梅」シリーズ。梅干し風味ではなく、梅干しそのもの味わいを楽しめるとあって、梅干しラヴァ―の心をワシヅカミにしまくっています(わたしも、その一人)。
CMでは、和太鼓打ってみたり、滝に打たれたり、時にロッククライミングをしたりと、「梅干しがここまでするのかよっ!」と思わずツッコミたくなるほどの技量を発揮。2017年2月現在、CMでは津軽三味線に挑戦しています(梅干しが!)。
梅干しのキャラクターが津軽三味線を弾きまくっている!
敷居が高そうな津軽三味線なのに!
しかも、周りの演者の方々がまじめ200%を振りまいているそのギャップが(笑)!
と、衝撃の連続なのです。
伝統芸能関係者に出演依頼だなんて、難を極めたんじゃないでしょうか。すんなり受けてくれたの!? その疑問がふつふつとわいてきたもので、ノーベル製菓さんに直球の質問を投げかけてしまいました。
「津軽三味線編」のCM、演奏者の方への取材依頼は、スムーズに進んだのでしょうか?
ノーベル製菓さん「はじめはびっくりされていましたね。でも、「真の男」を目指し、真摯でまっすぐ、愚直に男磨きをするイメージとして、日本古来の楽器演奏を取り入れたいということを、しっかりとご説明し、最終的にはご納得いただきました」。
はい、非常にまじめな回答でございました。
ちなみに、どんな方々が演奏されているのでしょう?
ノーベル製菓さん「津軽三味線の大家、竹山流を継ぐ高橋栄山氏一門の皆さんです。足場の悪い磯、しかも波打ち際での撮影、湿気や塩分を嫌う楽器という難題だらけの状況でしたが、お弟子さんの高橋栄水氏の尽力もあり、なんとか実現しました。ロケ自体が修行でしたね(笑)」。
ちなみにキャラクター設定も完璧です。
男梅蔵(おとこうめぞう)
年齢:3年物(梅年齢)
趣味:精神統一
性格:忍耐力があり、我慢強い
イメージそのまんまです。予想を裏切らない設定でした。
しかし、趣味ですよ。
趣味:個人が楽しみとしてしている事柄(出典:デジタル大辞泉)
だそうです。
楽しみにしている事柄が精神統一だなんて、なんという真面目さ!「趣味:昼寝(←私のこと)」だなんて恥ずかしくて言えません。
今後もこの「男梅」シリーズのCMでは、日本古来の和楽器や風習、祭事を通じて修行を続け、本物の男を追及していく予定だそうなので、要チェック!
男梅シリーズ オフィシャルサイト
https://otokoume.com/