音痴になるのはなぜ?その理由とパターン別の克服方法を徹底解説
投稿者 :ミュージックレッスンラボ編集部
もくじ
一口に「音痴」と言っても、実は色んなパターンが存在しています。「正しい音程を理解できない」と終わらせてしまってはいませんか?「音痴」を正しく理解して、良い克服方法を見つけましょう。
単純に言ってしまえば、「音程が正しく取れない」ことです。しかし、この「正しい」と言う言葉が曲者です。なぜなら、十人人間がいれば、その十人がそれぞれの感じている「正しい音」が微妙に違うからです。
もちろん、純正律を元にした「絶対音感」を持っていれば、その方の音は「正しい」でしょう。しかし、ピアノの調律を440ヘルツ(音の高さを表す単位)にするか、442ヘルツにするかなど、演奏者の好みで替わることもあり、「一般的に」と言う言葉を使用した方がしっくりするかもしれません。そういう意味では、もしかしたら音が外れているのは、本人の調整が合っていない可能性が高いということもあるのです。
さて、「音痴」というのは、基本的に「特定の感覚が鈍いこと」を「音痴」と言います。どんな種類があるのでしょうか?
大きな枠組みとして、「自分の音程が外れているのがわかる」パターンと「音程が外れているのがわからない」パターンがあります。
そういう意味では、前者は音感があるパターンで、だからこそ、実際に出した音が伴奏とずれていたり、他の人と違うのが解ります。
後者は、音感自体が感じられないパターンです。つまり、他の人が歌っているメロディーと自分のメロディーが同じに聴こえる、または、違いが理解できない場合です。
これは、後天的か先天的かと言う問題も含めて、自分がどちらのパターンなのかをまず理解する必要があります。
音痴には後天的か先天的か、どちらかのパターンがあります。
「自分の音程が外れているのが理解できている音痴」は「運動性音痴」と言います。これは後天的な音痴といわれており、音痴だといわれている人の約8割がこのパターンだそうです。「運動性音痴」の場合、正しい音程は理解できており、伴奏なども音階を聴き取ることも可能ですが、声を出してみると音程が外れています。このパターンは、音感はあるわけですから、練習次第で正しい音程をつかむことが可能です。
そしてもう1つのパターン。「自分で音程が外れている自覚がない音痴」は感受性による音痴、あるいは先天的な音痴といわれています。このパターンは、聴力に問題はありませんが、脳が正しい音程を理解できないため、音程がずれていること自体に気づくことが難しいのです。しかし、全く改善の余地がないわけではありません。そもそも音程に関する脳の成長が遅れているわけですから、「ドレミファソラシド」を正しく理解するなど、訓練次第で脳が音を理解するようになるといわれています。
子供のころから、音楽の授業が憂鬱だった。友達から笑われて傷ついた。そんな経験から、自分は「音痴」と思い込んでいませんか?本当は歌うことが大好きなのに、「どうせ音痴だから」とあきらめる前に、「音痴」と言う言葉を克服しましょう!
前述のように「音痴」にはパターンがあります。
実際、「音痴」と言っている方の大半は、「運動性音痴」で、音感が全くないわけではありません。鼻歌などを歌っていると、ちゃんとメロディーを歌っている方もいます。
合唱などで人と一緒に歌うと、とたんに自分の音程が解らなくなる人。これは、単純に近くの人の声に、「つられて」しまい、自分の音程がわからなくなるパターンです。
この場合も、一人で歌えば恐らく問題なく歌うことができると思います。自分に音域があっていない、あるいは人の声が気になっていると思われます。
また、感受性による音痴の場合は、そもそも幼少時の環境に音楽が少なかったという体験的なこともあり、きちんと音階を理解する訓練をすれば、音程が身についてきます。
自分がどのパターンの「音痴」なのかを、まず理解しましょう。そうすれば、改善する方法も見えてきますし、何より、コンプレックスを感じる必要がないことがわかります。それだけでも、心が軽くなりますよね。
医学的な根拠がないので、全く否定はできませんが、多くは環境といわれています。
人間には「感覚」と言うものが備わっています。主には脳の成長とともに感覚は出来上がっていきますから、感受性音痴の方の中には、幼少時に家庭が音楽を流さない環境だったと言う方もいます。
子供の脳は3歳くらいから色んな感覚を成長させていきます。音感はもちろん、運動能力や知力や、脳の発達とともに成長していくものです。そして、それは大抵10歳くらいまでで止まってしまい、その後は、そこまで培ったものが経験で育っていくということのようです。そういう環境に起因する「音痴」に関しては、音感をつける訓練や、音階を繰り返し歌うなどのトレーニングが必要になりますが、改善しないことはありません。
なぜ音痴になるのか、その種類を解説してきましたが、実際に「音痴」を克服するには、どんなことが必要でしょうか?具体的にご紹介していきましょう。
「音痴」の人は、自分の声の響きも感じられない場合があります。それは、音程を気にしすぎて、あるいは脳が混乱しているからかもしれませんが、そもそも口を大きく開けて、ちゃんと舌も動かしているでしょうか?
元々歌と言うのは、言葉を伝えるために曲がついていると言っても過言ではありません。口をしっかり動かして活舌を良くすることで、喉が開きやすくなり、声が前に出てくるようになります。最初から口を大きく開けるのが苦手と言う人は、活舌の改善から始めてみましょう。声を出していくことで耳が開いていきます。
「感受性音痴」の改善策として、絶対音感を身に着ける訓練が成果があります。「幼少期から楽器などをやらないと、絶対音感は身につかないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は音感は「記憶」でもあります。脳が成長していく3歳くらいから10歳くらいまでの間に音感が身につくと、その記憶が正しい音を確定して「絶対音感」が生まれると言うことですが、では、大人では無理でしょうか?
子供の脳ほど柔らかくありませんが、大人になっても訓練すれば「絶対音感」は身に付く可能性があります。それによって、正しい音階が理解できるようになると、音痴も克服されますね。
最近は、カラオケアプリもかなり専門的なものも増えてきています。アプリの良いところは、一人で自分の声などを録音し、客観的にチェックできること。
例えば、一人で歌うのは大丈夫でも、人が歌うとつられてしまう人などには、「アカペラ」の曲をセレクトして、デュエットなども練習できますね。また、音域を変えることも可能で、実は自分にあっていない音域で歌って音痴と思っていた人などには、音域を理解すると言うことでも、おススメです。
カラオケアプリなどを使って、自分の声や音域がわかっても、具体的に良い声や音楽にするには、やはり専門家の意見が必要かもしれません。
「声」と言う、全体的な枠から色んなパターンを見つけていくのが「音痴」を克服する第一歩。そんな方には、EYS音楽教室をおすすめします。
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どのコースを選ぶかは、あなた次第。必ず、バックアップがあることが安心ですね。
EYSの特徴として、「自分用にレッスンをカスタマイズできる」と言うことがあります。
コースを選べるのもそうですが、例えば「UTAIET(ウタイエット)」。
これはボーカルレッスンしながら、綺麗になっていこうという、新感覚の美容プログラム。
例えば「すっきり小顔」や「脂肪燃焼」など、歌うことで顔の筋肉や腹筋などを鍛えていきます。しかし、これが「音痴」の矯正にも必要なことで、顔の筋肉を整えて、活舌を良くしたり、複式呼吸を訓練して声をしっかり出していくことなど、歌うため訓練がしっかりできるということなんです。
講師陣とタッグを組んで、外からも内からも身体を整えていくことも克服する訓練の一つですね。
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