バイオリニストといえば、「クラシック」のイメージが強いですよね。
しかし、今回紹介するバイオリニストのNAOTOさんは、テレビドラマ「のだめカンタービレ」でオーケストラの監修に携わりながら、有名アーティストのサポートメンバーとしても活躍しています。
そんな、ジャンルにとらわれないバイオリニストNAOTOとはどのような人なのでしょう?
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1973年8月15生まれ、2017年で44歳。トレードマークの金髪がお似合いで、そんな歳には見えないですよね。
王子様のようなルックスですが……中身はバリバリの関西人。大阪府高槻市出身で、東京芸術大学附属音楽高校、同大学音楽学部器楽科を卒業しています。
そんなNAOTOさんは、クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない音楽センスと、ブリッジをしながらのバイオリン演奏など華麗なパフォーマンスで人気を博しています。個人としての活動はもちろんのこと、いろんなアーティストのサポートメンバー(通称サポメン)としても大活躍!
番組やCMなどに書き下ろし楽曲の提供や、大泉洋さんで有名な「TEAM NACS」の公演など多数の舞台音楽も担当しています。
ドラマ「のだめカンタービレ」では監修を担当し、吹き替え演奏やゲスト出演も果たしたことで一躍注目を浴びました。瑛太演じる「峰龍太郎」の吹き替え演奏を担当していたのがNAOTOさん。ドラマを観ていた方なら、「あーっ!」と思ったのではないでしょうか。
「新世紀エバンゲリオン」「ヱバンゲリヲン新劇場版」両シリーズの、劇中音楽のバイオリンを担当しているのもNAOTOさんなんです。NAOTOさんのファンで、まだ作品をご覧になっていない方はぜひ観てくださいね。
音楽以外の面では、日本スープカレー協会の広報担当理事を務め、カレーマイスターの資格も取得しています。NAOTOさんのInstagramには、おいしそうなカレーの写真がずらり。一瞬「あれっ、間違えた?!」と思ってしまうほど、カレーだらけです(笑)。
そのほかには須賀川観光牡丹大使、ラジオパーソナリティなど、ジャンルを越えたマルチな才能で、今もなお進化し続けるバイオリニストです。
NAOTOさんは、10代の頃からプロミュージシャンのレコーディングやライヴサポートに参加していました。2001年からは、ポルノグラフィティのほぼ全ての公演に参加してバンドマスターを務めています。ポルノグラフィティのファンなら、誰しもが知る存在。ライヴ中のMCでは、「金髪鬼軍曹」なんて呼ばれることもあるんです(笑)。
NAOTOさん自身の活動が忙しくなっているからなのか、最近ではポルノグラフィティのライヴのサポメンとして参加しないことも。ポルノファンの中には、やっぱり「NAOTOさんがいなきゃ」と思う方も多いようです。
取引先の美人奥様が、先輩に連れてかれたジャズバーで演奏するNAOTOさんに出会いファンになり、そこからポルノファンにもなるという楽しいお話が出来たのでもう今日は終わり
— ぐらふてー🌵 (@dolphinlovers78) January 18, 2017
ポルノグラフィティを先に好きになるか、NAOTOさんを好きになってからポルノグラフィティを好きになるか。「ニワトリと卵、どっちが先か」みたいです(笑)。
ポルノグラフィティの名曲「サウダージ」なんかは、特にNAOTOさんの魅力を堪能できる1曲です。楽曲にグッと深みが出て、生で聴くとなんだか切なくて、胸が苦しくなっちゃいます……。
NAOTOさんがサポート演奏をするアーティストは、ポルノグラフィティ以外にも数多くいます。中島美嘉さんや、ゴスペラーズ、最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONのサポート演奏をされたようです。
これをきっかけに、アジカンファンの中から、またNAOTOさんを好きになる方が増えそうですね! バイオリンを楽しそうに、愛おしそうに弾く姿に惹きつけられるんですよね。
NAOTOさんについてご紹介しましたが、いかがでしたか? 音楽のジャンルを越えて“ポップス”を表現する唯一無二のバイオリニストとして、ますます進化を続けるNAOTOさん。これからの活躍が楽しみですね。
そんなNAOTOさんのニューアルバム『Gift』が、2017年4月6日(木)に発売されます。NAOTOさんを知らない方もファンの方も、ぜひ聴いてみてください。