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JUN,2017
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【まとめ】音楽があふれ踊り出したくなる!おすすめミュージカル映画

# 映画&テレビ

投稿者 :しも

LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』や『美女と野獣』など、ミュージカル映画の人気が高まっています。ジャンルでは「ミュージカルコメディ」に属するミュージカル映画。音楽と踊りに加えてユーモアの要素が強い、ストーリーも楽しめる作品が多くあります。

今回は王道の作品を中心に、今も色あせない名作ミュージカル映画を7作品を集めてみました。きっと、心が躍り観終わる頃には爽快な気分になっているはず!

名作ぞろい、定番ミュージカル映画

1. ウエストサイド物語(1961年公開)

まず最初に紹介するのが1961年に公開されたロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンスの両監督による『ウエストサイド物語』。

ニューヨークのダウン・タウン、ウエスト・サイドで繰り広げられる、ジェット団シャーク団という2つのグループの対立が描かれています。

ある日、シャーク団のリーダーであるベルナルドの妹・マリアは、ジェット団の元リーダーのトニーと恋に落ちてしまいます。

許されざる2人の愛を描いた切ないストーリー。

グループ間の抗争もダンスで描かれていて、迫力満点です。

2. サウンドオブミュージック(1965年公開)

ウエストサイドストーリーを手掛けたロバート・ワイズ監督がメガホンを握り、ジュリー・アンドリュースが主演を務めた『サウンドオブミュージック』。

舞台はオーストリア。歌を愛する修道女見習いのマリアが、トラップ家の7人の子供達の家庭教師となり、軍隊式の規律で守られた厳格な家庭に戸惑いながらも、子ども達の心を開いていくというストーリーです。

ドレミの歌」をはじめ、耳になじんだ曲が多く登場するホームミュージカルの傑作です。美しい風景も一見の価値ありです。

3. オリバー!(1968年公開)

1968年に公開されたイギリスの映画『オリバー!』。

イギリスの作家チャールズ・ディケンズの作品「オリバー・ツイスト」が原作になっています。

ロンドンの孤児院で暮らすオリバー・ツイストは運悪く孤児院を追放され、売られてしまいます。

その後、いくつかの困難を経てロンドンの街である子どもに出会いますが、その子に紹介された集団はスリを仕事とする悪党の巣窟でした。

当時のイギリス社会を批判するテーマがありながら、イキイキとしたミュージカルシーンが素晴らしいと語り継がれる、不朽の名作です。

https://www.youtube.com/watch?v=wZxky51fxCg

4. グリース(1978年公開)

1978年に公開された学園ミュージカル映画『グリース』。1950年代のアメリカの若者たちの生活を歌とミュージカルで綴った作品です。

夏休みに避暑地で知り合い恋に落ちた高校生のダニー(ジョン・トラボルタ)とサンディ(オリビア・ニュートン・ジョン)は、夏の終りとともに離ればなれになりますが、彼の通う高校に彼女が転校してきて偶然に再会。

しかし、ダニーは不良グループのリーダー、一方サンディはお金持ちのお嬢様と、住む世界が違う2人の恋模様が描かれた名作です。

5. ムーランルージュ(2001年公開)

ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督が、独特のパワフルでキッチュな演出をさらに極めたのがこの『ムーラン・ルージュ』。

舞台は1899年、ボヘミアン・ムーブメントが吹き荒れるフランス・パリ。

毎夜、絢爛豪華なレビューが行われるナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」で、高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)と貧乏な青年詩人クリスチャン(ユアン・マクレガー)が出会います。

2人の悲恋が、華麗かつポップなナンバーで彩られる、アヴァンギャルドなミュージカル・ムービーです。

https://youtu.be/YUjW4EyAU6g

 6. シカゴ(2002年公開)

『パイレーツ・オブ・カリビアン』でもメガホンを握ったロブ・マーシャルが監督を務め、レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアといった豪華キャストが出演した『シカゴ』。ブロードウェイでトニー賞を受賞した作品を映像化した作品です。

1920年代のシカゴが舞台。スターを夢見るロキシーが、ひょんなことから愛人を殺害してしまい逮捕されてしまいます。彼女が入った留置所には、夫と妹を殺したかつてのキャバレーのスター、ヴェルマがいました…。

迫力のあるダンスから、セクシーなダンスシーンまで、俳優陣の圧倒的なダンスのシーンに魅せられること必至です。

この作品は米倉涼子さんが、2008年、2010年と日本語版のオリジナルキャストとしてミュージカルに主演し、2012年にはブロードウェイ・デビューを果たしています。

 7. RENT(2005年)

最後に紹介するのは、2005年にアメリカで製作されたクリス・コロンバスが監督のミュージカル・ドラマ映画『RENT(レント)』。オフブロードウェイで上演していたミュージカルが評判を呼び、ブロードウェイで上演、そして映画化された作品です。

複数のボヘミアンの命、性、薬物、レント(家賃)の支払いへの悩み、そしてエイズの影で生きる人生について描かれています。

こちらの動画の曲「Seasons of Love」は、テレビCMにも起用され、耳にしている人は多いと思います。ミュージカルが元になった作品なので、ダンスシーンはもちろん使用している音楽の良さにも定評があります。

いかがだったでしょうか。子どもの頃に観た懐かしい作品や、「観たことはないけど曲は聞いたことがある」という作品もあったのでは?

音楽やダンスシーンを見て、体が自然と動き出しそうな作品ばかり。ミュージカル映画というと、音楽やダンスシーンに注目されがちですが、ストーリーも見ごたえあり。ぜひこの機会に、見てみてはいかがでしょうか♪

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1984年生まれのフリーライター。 信州安曇野出身・東京多摩地区在住。 レゲエユニット「KaRaLi(カラリ)」でミュージシャンとしても活動中。