食欲の秋が到来。
何を食べても美味しく感じる幸せなこの季節の食卓を、さらに盛り上げてくれるのはやっぱり音楽です!
ということで、今回は「ご飯」をテーマにした曲を紹介します。
「ごはん」をテーマにした曲?と思うかもしれませんが…これが意外とあるんです。
しかも、どれも名曲ばかり。
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もくじ
まず最初に紹介するのは、手嶌葵(てしま あおい)さんの「朝ごはんの歌」。
2011年に公開されたジブリ映画「コクリコ坂から」の挿入歌として、作詞には監督の宮崎吾朗さんも参加しています。
「グラグラ」「シュウシュウ」「フルフル」「ネバネバ」「ジュウジュウ」「ジュワジュワ」などなど、たくさんのオノマトペ(擬音語)で朝ごはんを作る躍動感が伝わります。
そして、手嶌さんの優しい歌声がなんともいえずシズル感満点。
朝ごはんの出来上がりが待ち遠しくなる一曲です。
続いて紹介するのは、泣かせ歌の女王と呼ばれ、今、音楽業界が注目する北海道札幌市出身のシンガーソングライター、半崎美子(はんざき よしこ)さんの「お弁当ばこのうた」。
半崎さんは、今年36歳にしてメジャーデビューを果たしました。
(こちらは別の人がカバーした動画です。)
この曲の歌詞は、子どものためにお弁当を作る母親の視点で描かれています。
母はお弁当を作り、子どもはお弁当箱を空っぽにして返す。
何気ない毎日のやり取りには、まるで文章のない手紙を交換するように、特別な思いが込められているのだと気付かせてくれます。
そして、クライマックスの展開に思わず涙するママは少なくないでしょう。
続いては、千葉県市川市出身のシンガーソングライター、ううじんさんの「無理しない」。
あまり有名ではありませんが、隠れたファンの多いミュージシャンです。
この曲は直接的にご飯のことを歌った内容ではありませんが、「やっぱり今日もケーキを焼きます」という歌詞がとても印象的。
身近な人と普通に食事の時間を過ごす。
そんな当たり前の幸せを改めて感じさせてくれる一曲です。
続いては、ロックバンド「くるり」が2001年にリリースしたアルバム「TEAM ROCK」に収録されていた「カレーの歌」。
作詞作曲はボーカルでギターの岸田繁さんが手がけています。
(こちらは別の人がカバーした動画です。)
「カレーの歌」というタイトルから、家族の団欒を歌ったほっこりソングかと思いきや、カレーの香りに離れていった恋人のことを想うセンチメンタルな一曲です。
なんだか「カレー」というあたたかい印象のキーワードが、逆に東京の冬の寒さや失恋の切なさを想起させるかのよう。
大切な人とカレーを食べたくなりますね。
続いて紹介するのは、シンガーソングライター、大塚愛さんの「黒毛和牛上塩タン焼680円 」。
2005年にリリースされた当時は、その変わった曲名が話題になりましたよね。
作詞作曲は愛さんが手がけています。
ふざけた曲名だなと思わせておきながら、これがまあなんとも素敵な曲。
男性のことを想う女心が、網の上で焼かれる黒毛和牛上塩タン焼の気持ちとして描かれています!
聴いたら意中の人と焼肉を食べたくなる?
そんなピンポイントなコンセプトが面白い、他にはない一曲です。
最後に紹介するのは、矢野顕子さんの「ごはんができたよ」。
1980年にリリースされたアルバムのタイトル曲として収録されていました。
その後、槇原敬之さんがカバーしたり、矢野さんが2006年にリリースしたセルフカバーアルバムでは、YUKIさんも歌っています。
歌詞は「ごはんができたよって母さんの叫ぶ声〜」と、前半では子どもの視点で描かれているように聞こえますが、クライマックスでは「つらいことばかりあるなら帰っておいで」と、母親の視点に変わっているかのよう。
矢野さんの歌の圧倒的な包容力に、心から満たされる名曲です。
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いかがだったでしょうか。
心は満たされながら、一方お腹が空いてきませんか?
今日は、いつもよりも早く家に帰って大切な人と食事の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
もしくは、外で焼肉!もいいかも♪
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