今年も「ハロウィン」の季節がやってきました! 10月末になると仮装をした人たちで街中はお祭り騒ぎ状態。最近では「町おこし」の一貫としてハロウィンイベントに力を入れている市町村も多く、元はヨーロッパ発祥の宗教的な儀式ですが、国内にどんどん定着しているような印象を受けます。
そんなハロウィンに聴きたくなる音楽といえば、やはり「アニメソング」。ハロウィンを題材にした作品は実に多く、パーティーやイベントで盛り上がれるナンバーが勢揃いです。
そこで今回は、少し趣向を変えて「子ども会」や「ママ友会」で楽しめる子ども向けハロウィン風アニメソングをご紹介。親子揃って、ハロウィンという秋の風物詩を満喫しましょう!
もくじ
1993年に公開されたミュージカルアニメ、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。数あるディズニー映画の中でも異色作として高い人気を誇り、ハロウィンの季節になると、この曲「This is Halloween」がさまざまな場所で流れている印象です。
実はこちらの楽曲、“異形のカリスマ”と名高いロックミュージシャン、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)が2008年にカバーしたことでも知られています。
「マリリン・マンソン」といえばヘビーなギターが暴れるロックサウンドの楽曲が多いですが、こちらはギターを控えめにし、シンセサイザーで“おどろおどろしい雰囲気”を演出しています。
原曲よりもダークな印象のある仕上がりですが、お子様には刺激が強すぎるかもしれないので、こちらのバージョンは大人の皆様にオススメです。
アニメにそれほど詳しくないという方でも、こちらの楽曲ならご存じでは? 今から3年前に一世を風靡したテレビアニメ、『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマである「ようかい体操第一」です。
「よーでる♪よーでる♪」というフレーズがとにかく印象的。メロディもシンプルなので覚えやすく、踊りも簡単です。ハロウィンといえば「洋館」や「ゾンビ」などの海外的なイメージがありますが、さまざまな日本の「妖怪」が登場するこちらの一曲で、今年は“和風ハロウィン”を楽しんでみましょう。
上記の「ようかい体操第一」と同じくらい有名な一曲、「ゲラゲラポーのうた」。テレビアニメ、『妖怪ウォッチ』の主題歌であり、キング・クリームソーダという日本の音楽ユニットが手がけたヒットソングです。
「キング・クリームソーダ」はこの主題歌のためだけに結成された企画ユニットとのこと。メインボーカルの「マイコ」さん、ラップ担当の「ゲラッパー」さん、低音ボーカル担当の「ZZROCK」さんら、3名で構成されています。
耳に残りやすいメロディとシンプルなダンスが特徴のこの曲は、リリースから3年経った今でも大人気。「初恋峠でゲラゲラポー」、「祭り囃子でゲラゲラポー」といったセルフリミックスバージョンもあるので、興味のある方はチェックしてみましょう。
▲初恋峠でゲラゲラポー
▲祭り囃子でゲラゲラポー
若い世代の親御さんから「懐かしい!」という声が聞こえてきそうなアニメソング。こちらはテレビアニメ『おジャ魔女どれみ』のシーズン4、『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』のエンディングソングです。
どこか懐かしい、ノスタルジックな気持ちになるバラードソング。本作の主人公、「春風どれみ」とその仲間たちの暮らしを思い出させる一曲です。
一般的にハロウィンといえば、おどろおどろしい雰囲気の楽曲や、ポップなダンスソングが中心ですが、今年は優しいバラードソングで、子どもと一緒に幸せの余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。
テレビアニメ『ラブライブ!』のシーズン2、第6話に挿入された「Dancing stars on me」。動画を見てもわかるように、ハロウィンをテーマとしたキュートなアイドルソングです。
作中に登場するアイドルたちは、魔女・海賊・天使といった3テーマの衣装に身をまとっているので、同じように親子でコスプレをし、歌や踊りを楽しんでみては?
テレビアニメ『斉木楠雄のΨ難』のオープニングテーマに起用されたでんぱ組.incの「最Ψ最好調!」。同ユニットらしいみんなでワイワイ盛り上がれるナンバーです。余談ですが、“Ψ”は「さい」と読むのだそう。
歌はやはり難易度が高く、ダンスパートはそう多くないので、基本的にはリスニング専門のハロウィンソングかと思います。パーティーやイベントなどの会場BGMにすると、参加者の気分もアゲアゲになることでしょう!
いかがでしたでしょうか? ここでピックアップしたものは、どれも子どもと大人が一緒に楽しめる楽曲ばかり。今現在、子どもたちの間で流行しているヒットソングもあれば、「小さい時に聴いていたなぁ……」という、大人が余韻に浸れる一曲もあったのではないでしょうか。
元々ハロウィンは、子どもが主役の伝統行事。今年はお子様と一緒に歌って踊り、ハロウィンというお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
●あわせて読みたい!
・2017【東京版】芸術の秋、子どもと楽しむ音楽コンサートガイド
・子どもが音楽を好きになる!赤ちゃんから一緒に遊べて楽しい「手遊び歌」
希望者には楽器をプレゼント!
32種の楽器・ヴォーカルコース
EYS音楽教室