吹奏楽で人気のクラリネット。木管楽器らしい太く深みのある音が聞く人を魅了する楽器です。今回は「クラリネットを大人になった今からでも始めたい!」「クラリネットに興味があるけれど、どうやって吹くのだろう…」という方向けに、クラリネットの基礎知識やおすすめしたい基本の練習方法、初心者でもチャレンジしやすい楽曲などをご紹介します。この記事でクラリネットの知識を深め、レッスンを始めてみてください。
【キャンペーン中!】今なら入会すると無料でクラリネットがもらえる!【EYSミュージックスクール】
もくじ
管楽器は音が鳴る仕組みによって区別・分類されるのですが、クラリネットはその中でも木管楽器に属します。
木管楽器のクラリネットにはどのような特徴があるのか、そもそもどのように吹けば音が鳴るのか、どのような音がいい音とされるのかなど、まずはクラリネットにまつわる基礎知識を紹介します。
クラリネットはご存じのように黒くて縦に長い楽器で、筒の部分は基本的に木でできています。
クラリネットの原型である「シャリュモー」と呼ばれる楽器がこの世に誕生したのは、18世紀のはじめのドイツ。その後いくたびも改良され、現在のクラリネットの形となったのは19世紀の半ばのことでした。この時代は、ちょうどベートーヴェンやシューベルトが活躍し、交響曲が世に出始めた頃と重なります。
クラリネットは、5つに分解され、それぞれに名称がついています。クラリネット上部より順に説明します。
クラリネットは一見みな同じものに見えますが、実は4つも種類があります。
クラリネットは、音域によって音の雰囲気が変わる楽器だということをご存じでしょうか。約4オクターブの音域をもつクラリネットは、低い音は太く包容力のある音がしますし、中域の音はクラリネット本来の軽やかで若々しい音色です。吹奏楽では、この特色を用いてメロディラインやソロパートを担当し大活躍します。
練習すればするほど目指す音色が出せるようになるので、日ごろのレッスンも楽しい楽器です。
クラリネットは、収納時もコンパクトなバッグにおさまるため持ち歩きにも便利な楽器ですが、楽器本体の他にも演奏する上で準備が必要なものがあります。クラリネットのお供となる付属品についてご紹介します。
リード
リードとは、おもにケーン、葦と呼ばれるイネ科の植物でできた板のようなものです。見た目は竹をうすくけずったような形状ですが、厚さの種類があり、それぞれに番号がついて区別されています。
前述したとおり、クラリネットで音を吹き込むマウスピースの裏側には、リードをはさむ場所があります。マウスピースとリードはリガチャーと呼ばれるねじのついた金属で止める必要があるのですが、リードの厚さでも出せる音色が違ってきます。同じ番号のリードでも、1枚ずつ微妙な違いがあるので、マウスピースをくわえたときにザラザラ感が気になるもの、音が出しやすいものなどが発生します。
クラリネットを購入する場合、いったいどれくらいの値段がする楽器なのか気になりますね。楽器店にいざ足を運んでも、クラリネット売り場には同じ形態の楽器がずらっと並んでいるので、どれが初心者用なのかわかりづらいのが実情です。そこで初心者の方におすすめしたいクラリネットの選び方のコツを紹介します。
クラリネットは、1本1本に若干の音色の違いがあります。
まるで生き物のようですが、楽器職人が製造する中で、太くまろやかな音が出る楽器、中音域が軽やかでみずみずしい楽器と自然と違いが生まれるのです。
初心者の方がクラリネットの購入を検討する際は、これから吹いてみたい曲調(ジャズ・ポップス・クラシックなど)に合わせて選択したり、目指す音色かどうかを判断したりすることをおすすめします。
また、「一人ではどうも決めかねる…」という場合には、楽器店の売り場スタッフにぜひ相談しましょう。売り場には、修理の担当を含めそれぞれの楽器の専門家が常駐していることが多く、初心者の方でもきさくに相談しやすい点がメリットです。
試奏もできますので、ぜひお気に入りの1本が見つかるまで試し吹きにチャレンジしてみてください。
クラリネットの製造で有名なメーカーをご紹介します。
1967年設立のフランスの楽器メーカー。中学校の吹奏楽部員でも憧れたり愛用したりしている生徒が多く、温かみのある音色が特徴です。クラシックの奏者をはじめジャズ界でも使用しているプレーヤーの多いメーカーです。
価格は、 初心者向けモデルが税込13万円~となっています 。
国内楽器メーカーのヤマハ 。ピアノ製造の印象がありますが管楽器にも強く、静岡県内の澄んだ空気のもと工場で作り出されるクラリネットは出したい音色を安定して出せると評判も上々です。近頃は著名なクラリネット演奏家の選定したモデルを紹介するなど、吹奏楽部員の憧れるような上位モデルも人気です。
価格は、初心者向けモデルが税込15万円台からあり、樹脂製のものなら税込10万円弱で手に入ります。
セルマーもフランスの楽器メーカーです。クラリネット奏者だったアンリ・セルマーが設立しました。人間工学に基づいた新設計のキーを採用するなどし、音色も豊潤、正確なピッチを保つ点が特徴です。リードの製造もしているため、合せて楽器を選ぶ方もいますし、プロが使用する傾向があります。
価格は比較的安価なモデルのものでも税込40万円台からとなっています。
クラリネットの購入は、新品と中古から選ぶことができます。
新品の楽器は奏者の特性に合わせた進化を遂げていきます。使用を続けるうちに音色の変化やキーの押し具合の変化、手に馴染む行程などを楽しめるメリットがあります。
新品クラリネットの相場は、初心者向けのモデルでおおよそ10万円台前半からとなっています。
中古のクラリネットは、楽器専門店で5万円程度から売られています。ネットオークションなどで購入することもできますが、壊れている部分があるか、足りない部品がないかと不明点も多くあまりおすすめしません。同じ中古の楽器を求めるなら、実際に楽器の状態を手に取って確かめられる楽器専門店での購入をおすすめします。
【キャンペーン中!】今なら入会すると無料でクラリネットがもらえる!【EYSミュージックスクール】
クラリネットはリコーダーのように、マウスピースに口をつけて奏でますが、どのように音が鳴るのでしょうか。正しい口の形や基本的な吹き方、基礎練習の方法についてご紹介します。
まずは椅子に浅く腰掛け、背筋は少しのばしましょう。肩の力は抜いて、吐く息がスムーズにクラリネットの管の中に入るように心がけることがおすすめです。
座ったままの音出しは難しいという方は、立ち上がって姿勢を少し良くしてチャレンジしてみてください。
クラリネットがリコーダーと違うところは、マウスピースに息を吹き込むだけでは音が出ないという点です。マウスピースについているリードを、吹き込む息で震わせることによって、管内から音が出る仕組みです。
まずはクラリネットを吹く際に重要となる口の形から覚えていきましょう。
クラリネットの吹き口は、上から見ると丸ではなく、少し横に広がった形をしています。
しかもマウスピースの裏にあるリード側は水平で、マウスピースの上部が半円を描くように少し丸くなっています。
クラリネットを吹くときは、このマウスピースの形状に口を合わせる必要があり、発音でいうと「エ」が近い形です。少しだけ口を横に引く状態がベストです。
クラリネットを吹く際は、なるべくマウスピースと口に隙間ができないようにくわえることがポイント。より音が出やすくなります。
初めてクラリネットに向き合うと、その音を出す難しさに少々驚く方もいらっしゃるかもしれません。
コツをつかむまでは、何度か長く息を吹き込み、ロングトーンの練習にチャレンジします。
徐々にマウスピースやリードの感触、音が出る時の口の状態が把握できるようになります。
まずはキーを押さえずクラリネットを支えて、音を出すことに集中してみましょう。
初めてクラリネットを吹く方には、マウスピースが固く少し重いことや、下唇の中に下の歯があたる点が気になるかもしれませんが、徐々に慣れていきますので安心して音出しを始めてください。
小学校で吹き方を習うリコーダーも同じですが、曲を演奏するにはいろいろな音を出す必要があります。
ここで必要になるのがタンギングという奏法です。クラリネットの場合は、息を吹き込むと振動するリードを、舌で止めることで行います。これにより、メロディラインを1音ずつ区切って演奏したり、音の出だしの部分で他の楽器と同じタイミングで入ったりすることが可能になります。
コツは、無理な力を入れないことです。リラックスして練習してみましょう。
まずはクラリネットをはずして、口の中でできるタンギングの練習方法をご紹介します。
1、「トゥートゥー」と発音してみる
「トゥートゥー…」と何度か発音してみましょう。発する際、舌先が上の歯の付け根に付くことを意識します。これがタンギングです。息が途切れるので、音が切れやすくなります。
2、息を下向きに出すことを意識する
イメージトレーニングでは、クラリネットのマウスピースを意識することを忘れないようにします。「トゥートゥー」と発音するときの舌はリードにつくこと、吐く息はマウスピースを通すように、息は少し下向きに押し出すといいでしょう。
「トゥートゥー」の発音練習が上手になったら、いよいよ楽器で音出しです。
舌先をリードの薄い部分に軽くつけるようなイメージで、音を区切っていきます。
前述したロングトーンを練習する際にも、タンギングをつけて4つカウントしながらチャレンジしてみましょう。きっと音の区切りが発生するはずです。
タンギングの方法が少し身についたら、キー操作を交えて少しだけ音階の練習にチャレンジしませんか?
クラリネットにはキーがたくさん付いていますが、どのキーも押さない開放された状態で鳴るのはト音記号の「ソ」の音です。次に「ファ」は、左手の親指があたる管の裏側上部を押さえるとなり、「ミ」はリコーダー演奏の要領で左手の人差し指のキーをさらに押さえると鳴ります。「レ」は、左手の中指、「ド」は上から3つ目のキーを左手の薬指で押さえることで発せられます。
タンギングを交えながら、2~4拍ずつ、順に音を出せば「音階」が5音分吹けたことになります。
クラリネットの運指は、リコーダーと良く似ています。
1音ずつ押さえる穴を増やしていけば自然と音階になって音が1つずつ下がりますし、指を穴から離していくと音が1音ずつ高くなっていきます。
クラリネットと親しくなるには、いろいろなことを試して吹いてみることが一番効果的です。
自己流でも構いませんので、たくさん触れてあげてください。きっと良い音が出るようになります。
音階練習で記した「ソ・ファ・ミ・レ・ド」の音階は、ピアノでいうと中央にある鍵盤を押すと出る高さなのですが、当然ながらクラリネットはもっと高い音も出せます。
そこで必要になるのが、管の後ろにあり、左手の親指で操作する「レジスターキー」と呼ばれるキーです。形状は細い縦長で、このキーを押すと吹き込んだ息が外に漏れて高音を出すという仕組みになっています。
初めてクラリネットの高音を出すときは、左手の親指でレジスターキーとすぐ下にあるまるいキーを一緒に押して試してみましょう。ピアノでいう真ん中のドから2つ上に位置する高い「ド」の音が鳴るはずです。
口の形に注意して、きれいな高音を出せるように練習してみてください。
「クラリネットを演奏する際に基本となる口の形やキーの操作などはわかったけれど、基礎的な練習方法をもっと学びたい」という方には、いくつか上達するためのヒントがあります。
クラリネットの練習には、教則本があると便利です。特に「独学でレッスンしてみたい」と考えている方にはおすすめの方法で、音楽大学で初めて副教科としてクラリネットを始めたり、中高の部活動でクラリネットに触れたりする場合にも使われています。
楽譜の種類は、国内外の楽譜出版社が腕によりをかけて初心者の方にもわかりやすく説明しているものが多数あります。
教則本は、ヤマハなど各楽器店の楽器売り場やCDショップの楽譜コーナー、大手書店の楽譜売り場などで手に入れることができます。
「どれが自分のレベルにぴったりなのか、いまいちわからない」という方は、ぜひクラリネットの楽譜を多く取り扱う楽器店の楽譜コーナーを訪ねましょう。
古くから売れている定番の教則本、まったくの初心者でもわかりやすい丁寧な用語解説付き、DVDやCDが付属され実際のクラリネットの音が耳でも確かめられるものも出版されています。
売り場には楽譜のプロが常駐していますので、相談しながら決めることをおすすめします。
大人になってから音楽を始めたいという方は比較的多くいらっしゃいます。時間的に少し余裕ができ、金銭面でもゆとりができた段階で、ご自分の楽器を手に入れつつレッスンを始めたいという方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが大人向けの音楽教室に入会して、クラリネットのレッスンを始める方法です。
大手楽器メーカーや管楽器専門の楽器店、ポピュラーミュージック専門のスクールなども存在します。
とりわけ銀座をはじめとする都内に18会場を有するEYSミュージックスクールでは、仕事帰りの大人の方でも通いやすいアクセスの良さと、会員の都合を優先したレッスン運営、1レッスン当たりのレッスン料が業界でも最安値という多くのメリットを感じることができます。
また、無料体験レッスンを受講した上の入会で、その後1年間レッスンを継続するという方には楽器のプレゼントというキャンペーンもあります。
補講は原則行わないという教室も多い中、EYSでは仕事の都合で欠席しても、振替レッスンを受けることができ、しかも料金は無料です。
音楽教室に通うと得られるメリットは、一緒に演奏する仲間と出会えたり、上達をサポートしてくれる講師と出会ったりする点。楽器を演奏する楽しみの幅もぐっと広がります。
ぜひ、いろいろな方法でクラリネットの練習を効率よく続けられるよう検討してみてください。
クラリネットを始め音の鳴る楽器を練習する際は、場所に困ることがあります。
「自宅でレッスンしたいけれど、音漏れが気になる」「アパート暮らしで部屋では音出しできない」など練習場所の悩みを抱える方もいるでしょう。
クラリネットを練習する場所を確保する手段について、おすすめの方法をご紹介します。
一昔前までは、吹奏楽部員になると「河原で練習する」「人気のない公園で練習する」という方法をとることが多かったのですが、今や人が入れる河原や人気のない公園を見つけることが難しくなっています。
そこで、手っ取り早いのはやはり自宅での練習です。自宅で楽器を演奏する際は、部屋のドアや窓を閉めきって音出しをしましょう。家族から苦情が出る際は、小さい毛布などを楽器に掛けて練習してみても良いでしょう。
奏者も思いきりフォルテなど大きな音を出すことは避け、我慢する人演奏する人双方が歩み寄れる状態を作ることが大切です。
都市部の駅前には、音楽教室が展開されている場合が多くあります。
レッスンが入らず教室が空いている時間帯には、レッスン生以外の一般の方への貸し出しを行っていることがありますので、この制度を活用することをおすすめします。1時間あたり1000円前後で貸し出す教室も多く、防音が施され空調もある快適な空間で、思う存分レッスンすることができます。
練習室の貸し出しは各教室により規定が異なりますので、通えそうな場所を見つけた際はあらかじめ電話などで詳細を確認しておくと良いでしょう。
クラリネットを始めたいと思った方の中には、「クラリネットの演奏で気に入った曲がある」「憧れているクラリネットの名手がいる」というきっかけを持った方もいるのではないでしょうか。
クラリネットの演奏を上達させるためには、いろいろな曲を吹いて楽器や奏法に慣れることがなによりも大切です。
そこで初心者の方におすすめの練習曲を集めました。どれも簡単に吹くことができる扱いやすい曲ばかりですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
まずはクラシックで有名な曲の中から、クラリネットの練習に適した曲をご紹介します。原調で吹くと運指が少し難しくなる場合もあるため、すべてハ長調(ドからはじまる音階の調)の楽譜でイメージしてみてください。
年末になるといたるところで演奏されるのが、ベートーヴェンの交響曲第9番です。第9とも呼ばれています。クライマックスで演奏される「歓喜の歌」の「ミミファソソファミレ~」というメロディは、登場する音符の数も6種類と大変少ないので、初めてクラリネットを練習する際にもうってつけの1曲です。もしも、低い「ソ」が出しづらい場合は、抜かして先に進むこともできます。
「ドドソソララソ~」と続くきらきら星のメロディは、どなたでもご存じの曲ではないでしょうか。使われている音符はドからラまでの6種類。拍子も4分音符が続く簡単なリズムなので、初心者の方でも比較的吹きやすい曲です。
小学校の下校の音楽として使われることの多い「家路」。こちらは1オクターブ(基本のド~1つ高いド)からさらに高い音が3音程度出現します。少しクラリネットに慣れてから練習するとベストです。ゆったりとしたメロディなので急いで練習せず、ゆっくり自分のペースで吹いてみましょう。
「ソドシドレラレ~」と続くメロディが良く知られている定番曲です。こちらも4拍子で、1拍ずつ音が進むため練習がしやすくおすすめです。音域も1オクターブ以内で吹ききることができます。
アメイジング・グレイスも1オクターブ内で完結する、比較的音符数の少ない吹きやすい曲です。低音域から中音域にさしかかる部分で、どっしりとした深みのある音色が出せるように練習してみると良いでしょう。
ゆったりとしたテンポで吹くことのできる名曲です。音の数は1オクターブと5音程度高い音まで入ります。タンギングの練習にもなり、おすすめの1曲です。上手になったら人前で演奏してみるのも良いのではないでしょうか。
この曲は、クラリネットの音色にぴったりな邦楽の一つではないでしょうか。感動的なクライマックスの転調部分は、少しずつ息を大きく吹き込んでいくと、楽器が豊かに鳴ってくれます。
少し音符数が多く、音域も1オクターブと3音ほどと広くなりますが、クラリネットの持つ温かみある中音域の音色が生きる曲です。しっとりとした美しい原曲にならって、心で歌いながら吹いてみましょう。
クラリネットの練習も進んで、高音域も無理なく出せるようになった際にチャレンジしてみたい楽曲です。盛り上がりの部分はロングトーンでの演奏が続きますので、音の広がりや落ち着いたキーさばきを意識したいところです。
クラリネットの落ち着いた音色がぴったりな、練習に最適な楽曲をさらに各ジャンル3曲ずつ紹介します。ちょっとした集まりなどでソロで披露するときにも映える楽曲を集めました。
言わずとしれたクラリネットの有名曲です。初心者でチャレンジするのには少しレベルが高い曲ですが、いつかはレパートリーにしてみたいと思わせる明るく楽しい楽曲です。
シチリアーノはイタリア・シチリアが起源の舞曲です。8分の6拍子で流れるように続くメロディはクラリネットの持つ奥行のある音色にぴったりの楽曲です。
「クラリネットでぜひ演奏してみたいのがジャズの楽曲」という方も多いかもしれません。ガーシュインのアイ・ガット・リズムは、もとはピアノと管弦楽のために作られた変奏曲ですが、クラリネットの4重奏やソロ用にアレンジされた楽譜も販売され、チャレンジしやすくなっています。
半音などが出てきますが、初心者から少し脱した程度でも十分演奏できるクラリネットの定番曲です。流れるような旋律をクラリネットのふくよかな音色が奏でていきます。
包容力のある豊かな音色が特徴クラリネット。ディズニー楽曲のような映画曲を演奏するのにも適しています。クラリネットの演奏が上達した暁にはジャズ風にアレンジするなど好みの演奏にチャレンジすることもできます。
出だしで1オクターブ飛びますが、比較的簡単に旋律が進行していく曲です。盛り上がりの部分には高音が続きますが、クラリネットの澄んだ音色の聞かせどころです。
吹奏楽用のアレンジでは、クラリネットにソロ演奏があたっている楽譜もある楽曲です 。ドラマ「1リットルの涙」では合唱曲として使用されました 。優しいメロディラインを美しいクラリネットの音色で奏でたくなる1曲です。
比較的簡単な旋律ですので、少しレッスンが進んだクラリネット奏者の方にもおすすめの1曲です。送迎の場などの人前演奏でも映えるのではないでしょうか。
サザンオールスターズの楽曲で選ぶなら、「いとしのエリー」なども比較的メロディラインがわかりやすくおすすめなのですが、こちらの曲も切なく感傷的なフレーズがクラリネットの音色にぴったり。演奏に慣れた頃にはぜひ旋律を耳でコピーして探り吹きなどにも挑戦してください。
クラリネットをこれから始めてみたいという方に、楽器の説明や必要なアイテム、基本的な奏法や練習方法について説明しました。
クラリネットは吹奏楽の楽曲でもソロパートがあたりやすい楽器で、演奏の要となります。また、大勢の中で演奏するのもよし、一人きりで演奏するもよしと、聞かせどころ満載の多彩な音色は、聞く人を引き付ける大きな魅力となっています。
ぜひご紹介した練習曲などを参考にして、クラリネットの練習を始めませんか?
始めるタイミングに遅いということはありません。ぜひクラリネットのレッスンを生活に取り入れ、音の彩りを楽しんでください。
【キャンペーン中!】今なら入会すると無料でクラリネットがもらえる!【EYSミュージックスクール】
全国で音楽教室を運営するEYSは、2010年にOPENした新宿スタジオの会員純増数が2,000名を突破して地域NO.1に輝くなど、その人気は折り紙付きです。
そんなEYS音楽教室の魅力についてご紹介します。
アマチュアではなく、実際にミュージシャンとして生計を立てているプロが講師となってレッスンを実施します。
そのため、ただのレッスンではなく、プロの知見を生かしながら本物の音楽を提供し、あなたが楽器を演奏できるようになるまでプロデュースしてくれるのです。
目標としては、半年で1曲演奏できるようになるまでしっかりと寄り添ってくれます。
また、レッスンスケジュールはあくまでもお客様のご都合を最優先するので、講師の都合に振り回されて度々変更になるということもありません。
仕事が長引いたり、家族の用事で予定が変わってしまったりすることは多いと思いますので、そういった場合でも補講は無料で対応します。
どうぞ安心してご利用ください。
マンツーマンレッスンにおいて、いくらプロ講師とはいえ相性は重要になってきます。
講師の教え方や話し方、演奏技術が気に入らない場合、モチベーションは下がる一方です。
そこでEYS音楽教室では、独自に『ENJOY保証』という制度を設けています。
これにより、自分に合わないと思ったレッスン講師を変更することが可能です。
自分にあった講師を選んで、モチベーション高くレッスンに励みましょう!
オンラインレッスンに対応した音楽教室の中でもオススメなのが、EYS音楽教室です。
今ならオンライン体験レッスンを受講してから1週間以内に入会すれば、本来17,000円の入会金が無料、つまりゼロ円となります!
その上、受講したコースで使う楽器もプレゼントされるので、ただ申し込みするだけでレッスンに必要なものがすべてそろってしまうのです。
このように、手厚いサービスを受けられるのは、EYS音楽教室だけですので、ぜひ一度オンライン体験レッスンをお試しください。