「ピアノは敷居が高い」は誤解です!気軽にピアノを始めるための7つのステップ
投稿者 :しょうこ
皆さんはピアノについてどのような印象をお持ちでしょうか?
一般的なイメージでは「高級感がある」や、「お金持ちの習い事」「もともと才能がある人がやるもの」などと敷居が高いように感じている方も多いのではないでしょうか。
昔はそうだったかもしれませんが、現在はそのようなことはなく、今はやってみたいと思った人は電子ピアノからすぐに気軽に始められるほど敷居は低くなっています。生ピアノより電子ピアノの方が価格も安く、始めやすいことが理由でしょう。電子ピアノは生ピアノと違い、音量や音色も調節できるのでとても便利な時代になりましたよね。
自分には才能がないから、楽器に触れる機会もなかったからという逃げ腰ではなく、好きな曲があるならピアノで弾いちゃおう!という軽い気持ちでぜひ始めてみてほしいです。
ピアノは楽器初心者にとても向いています。
なぜなら誰でも指で鍵盤を押すだけで音が出るという、鳴らすこと自体に練習の時間をかけなくて良い楽器だからです。
ぜひこの記事を読んでいただき、ピアノを身近に感じてくださったら嬉しいです。
もくじ
ピアノを始めたいけどどんな曲を弾いたらいいか分からない、という方はいませんか。
あなたがピアノを弾いているのをイメージしてみてください。
あなたはどんな曲を弾いていますか?
ゆったりした曲ですか?
早い曲ですか?
どのグループの歌ですか?
最初に弾く曲に決まりや正解はありません。
よく口ずさんでしまう曲や、カラオケで歌う好きな曲をぜひ選んで欲しいなと思います。
好きな曲が弾けたら楽しいですし、弾きながら歌うことができたら、アーティストになったような気分でもっと楽しめます。
ピアノを技術的にレベルアップすることが目的でないのであれば、好きな曲を好きなだけ演奏して歌って1分1秒でも人生の楽しい時間をピアノによって過ごせたらそれだけでも楽しいものです。
楽器は一度買ってしまえば、その後は一生無料で楽しむことができる、とてもお得な趣味なんですよ。
生ピアノだったら調律、他の楽器だったら消耗品などにはお金はかかりますが、毎回どこかに行ってお買い物にお金を使うなどといった欲求とはまた別な心の欲求が満たされるので、非常に満足感を得られると思います。
あなたはYouTubeを観ますか?
そこでたまに“弾いてみた”と言う動画を観たりはしませんか?
最近は“弾いてみた”動画が非常に流行っており、“歌ってみた”と言う方も多いですよね。それだけ音楽が発信される世の中になってきたということです。皆さんが音楽に触れ合う時間もとても増えたと思いますし、SNSでもバックミュージックとしてたくさんの曲が使われていて頭から離れないという曲も存在すると思います。
そんなYouTubeの弾いてみた動画の中に自分の好きな曲はありませんでしたか?
いい曲だなぁと思ったり、ピアノで弾くとこんなふうに雰囲気が変わるんだーと思いませんでしたか?
検索をしたことがない方は、ご自身の一番好きな曲のピアノバージョンをぜひYouTubeで探してみてください。きっと、柔らかい曲調だなぁとか、かっこよく良い音色だなぁ、などと普段聴いているその曲の印象とはまた違った印象を感じていただけるかと思います。心を動かされたら、ぜひその曲の楽譜を買ってぜひ弾いてみてほしいです。中学の音楽の教科書の楽譜を読むくらいの力があれば簡単な演奏は可能だと思います。楽譜が読めないという方は、“弾いてみた”動画のなかでも鍵盤が映っている動画を見ながらやってみるといいかもしれません。
自分が好きな曲の楽譜が届いたらとてもテンションが上がりますよね。
最初に弾きたい曲を聴いてイメージをつけましょう。
Aメロ、Bメロ、サビ、転調しているところなどたくさんあると思います。このようにまずは曲全体の構成を感じ取りましょう。そして、Aメロを練習していきましょう。難しいところがあったらそこだけを何回も練習して、弾けるところとできないところを連続して、止まらずに弾けるように徐々に練習を増やしていきましょう。毎日1時間練習することがベストですが、大変かもしれないので毎日一回でもいいので弾く習慣をつけるとと、一度覚えたことを忘れにくくなります。
私の生徒さんは大好きな曲を毎日時間を見つけては練習しており、結果3ヶ月でまったくの素人だったとは思えないぐらい上達されました。やはり練習が一番大事だなと実感しました。
せっかくピアノを始めたならぜひ他の楽器とも一緒に演奏をやってみてください。
楽器をやっている者同士仲良くなるのはとても早いです。一人より二人で演奏をする方がとても楽しいですよ。
相手の楽器についても詳しく知ることができますし、合奏を一緒にしたらもっとここをこうしよう、ここはゆっくり弾こうなどと話し合って決めるのですが、そのような合わせ練習を何日もすると、とても仲良くなれます。
そして演奏をストリートや会場で弾くと、今まで一緒に頑張ったことや一緒に過ごした時間を思い出すので、一生忘れないとても良い思い出を作ることができます。
また、今まで一人で練習していただけだったあなたが、人に合わせて演奏するということは演奏の技術も確実に向上します。
人の音を聴く・人の呼吸を聴くということを初めてすると思うのですが、息がぴったり合った演奏はとても聴いていて心地が良いですよ。
他の楽器と演奏することはお勧めです。
あなたは街で流れていた音楽を覚えていますか?
私は街で良い曲が流れていたら、歌詞がある曲でしたら歌詞をメモしたり歌詞がない曲だったら楽譜をメモしたりして、その場で検索をかけます。そして、私は家に帰ってからその曲をまた練習をしてみたり演奏してみたりしています。自分の中にはなかった新しい音楽が自分によって再現されていく、その感覚はとても楽しいものですよ。
しかしすぐに検索できないときは、自分でボイスメッセージで曲のフレーズを歌って録音しておいたりします。そして家に着いてから検索をします。とてもオススメです。何の曲かわからない時は非常にモヤモヤしますが今の時代はSNSでこの曲はなんという曲ですかと発信するとどなたかが教えてくれますのでとても便利な時代だなと感じています。スマートフォンをお使いでしたら、街で流れている曲を聴き取って何の曲か教えてくれるShazamというアプリもお勧めです。
せっかくピアノが弾けるようになったら、今度はぜひご自身の演奏を撮影して動画を見てください。
ピアノを弾いている自分はこんなふうに映っているんだ、と客観的に思うはずです。
そこで姿勢をもっと整えたり、音量に違いがないから強弱をつけてみたりしようかなという気持ちになるはずです。そのような気づきがあっただけでとても意味があることなのですが、ぜひ何度も録音して自分が一番いいなと思った曲をご自身のSNSにアップしてみて欲しいなと思います。そうすると何回かやっていくうちに一番最初にアップした時はまだ初心者だったんだなぁと中級くらいになったときに振り返ることができるのでお勧めです。
よく、自分が最初はどのぐらいのレベルで弾いていたか覚えていないから動画を撮っておけばよかったとおっしゃる方がいます。なので恥ずかしいかもしれませんが、未来の自分のために撮っておくのがお勧めです。英会話の上達を録音するのに少し似てますね。
録音ができたら、あとは周りの他の方にあなたの演奏を聴いてもらいましょう。
人がそこにいるだけで緊張感が出て、一人だけで練習していたのとは違う空間になります。演奏を聴いてもらうのはとても楽しいですが緊張も入り混じるので、ミスをしてしまうかもしれません。しかしそのミスを何回も繰り返すことによってどんどん人前で演奏することに慣れ、ご自身もどんどん上達しますので安心してください。
ぜひストリートピアノなどにもチャレンジして欲しいなと心から願っています。街中ピアノや発表会では、うまく弾けているかどうかに価値があるのではなく、あなたがチャレンジをした、ということに一番価値があるのです。
ピアノという楽器は初心者にもお勧めで、上達を実感しやすい楽しい楽器です。
敷居が高いなどと思わず、少しでも興味をお持ちでしたらぜひピアノを始めてみてくださいね。
上達するために一番手っ取り早いのはピアノ教室に習いに行くことです。
1週間に1回など、先生に教えてもらうために毎週毎日練習しなければなりません。自分だけではモチベーションが上がらず練習する気にならなかった気持ちも、先生と一緒に楽曲を作り上げていく楽しさがわかると、毎日練習することが楽しく当たり前になってきます。
1週間でどれぐらい上手になったか聴くのが私は講師としてとても楽しみです。たくさん練習したんだろうなと心の中で感じていますよ。
ピアノをやってみたいけれど、最初はピアノがなくて練習ができず、どのピアノを選んだらよいか分からないという方もいらっしゃると思います。
私がピアノ講師を務めているEYS音楽教室では、アップライトピアノや、電子ピアノが貰える楽器プレゼントキャンペーンをやっています。
レッスンを続けていただくことが条件にはなりますが、EYSプロデュースのオリジナル楽器として品質も妥協せず本物の楽器の手触りとなっています。
ピアノを身近に感じていただけたでしょうか?
ピアノはただの鍵盤楽器ではなく、ハンマーで弦を叩くので打楽器だったり弦楽器であったり、いろいろな楽器の良さが詰まった楽器です。年齢を問わず楽しんでいただけますので、ぜひ新しい趣味を増やして一生の思い出もたくさん作ってほしいと思います。
そしてたくさんの好きな曲を見つけて練習を楽しんでみてください。ピアノを少しでもやりたいと思ったあなたは、ぜひ一歩を踏み出してください。人生は1回きり。せっかくなのでやりたいことに積極的に挑戦してみましょう!
この記事が少しでもあなたの役に立てていたらうれしいです。