「イイネ!」でおなじみ横山剣さんのクレイジーケンバンド(CRAZY KEN BAND)は、2017年でバンド結成20周年、2018年にはデビュー20周年を迎えます。そんなクレイジーケンバンドが本人役で出演の映画『イイネ!イイネ!イイネ!』が、2017年6月24(土)から全国で順次公開! ファンなら必見の映画です。
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クレイジーケンバンド(CRAZY KEN BAND)は、1997年に結成、1998年に1stアルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でデビュー。ロックンロール・歌謡曲・ソウル・ジャズ・ファンク・ブルースなど、さまざまなジャンルの音楽要素が取り入れられたクレイジーケンバンドの楽曲は、キャッチコピーの「東洋一のサウンド・マシーン」そのもの。
ファンは幅広く、年齢・性別に関わらず支持されています。ライブではカップルや親子、家族で参戦する方も多く見られる珍しいバンドです。
メンバーは、ヴォーカルの横山剣さんを含めた11人の大所帯です。ヴォーカルの剣さんの決め台詞は「イイネ!」(親指と人差し指を90度にして、あごの左下に持って行くポーズで)。
「横浜」のように、ヤ行で始まる言葉には「ィ」をつけて、ためるように「ィヨコハマ」と発音。自己紹介されるときも「ィ横山剣」と仰っています(笑)。
そんな剣さんのキャラクターと、ハスキーでパワフルな歌声もクレイジーケンバンドの魅力の1つですね。
クレイジーケンバンドといえば、「俺の話を聞け~♪」の歌詞が有名なシングル曲『タイガー&ドラゴン』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。2005年に放送されたTBSドラマ『タイガー&ドラゴン』のオープニングテーマでした。
とてもシブくて男らしい、クレイジーケンバンドらしい曲です。和田アキ子さんがカバーしたことでも有名ですね。
シブい楽曲だけではなく、西友のCMで流れた『1107』のようにキャッチーな楽曲もあります。
「お前は世界にひとりの女 誰にも似てない唯一の女」
そんなこと、彼や旦那に言われてみたいですよね(笑)。
クレイジーケンバンドの本拠地は神奈川県横浜市中区の本牧なので、「横浜」は楽曲の中にもたびたび舞台として登場します。横浜市のゴミ分別プロジェクトのテーマソングを手がけるなど、地元に密着した活動にも力を入れており、横浜への愛がうかがえます。
他には、パキスタンから出稼ぎにやってきた中古車貿易商「シャリマール」の曲や、剣さんの好きな車がテーマの曲もあって、バラエティー豊かな楽曲の数々。アルバム1枚でも、かなり聴き応えがありますよ。
クレイジーケンバンドの楽曲のほとんどは剣さんによる作詞・作曲です。ソウルフルなバンドサウンドだけでなく、剣さんが描く歌詞の世界観にも注目したいところです。
剣さんの生き様や、大人の“男”の生き様そのものが描かれている歌詞が多く、「キュン」とくるというよりは「グッ」とくるものが多いです。“男”といってもただカッコイイだけの“男”ではなく、情けなくて格好悪い部分も描かれていて、人間味にあふれています。
失恋したときに、前を向けるような歌詞。迷いがあるときに、背中を押してくれるような歌詞。そんな魅力的な歌詞も、クレイジーケンバンドの楽曲の魅力です。
歌詞があるからバンドのサウンドが生き、またバンドサウンドのグルーヴが歌詞の魅力を引き出す、といった好循環が働いているんでしょうね。
クレイジーケンバンドの皆さんが本人役で出演される映画『イイネ!イイネ!イイネ!』は、2017年6月24日(土)より全国で順次公開されます。
剣さんの生まれ故郷である横浜を舞台に、クレイジーケンバンドの名曲『生きる。』や『漢江ツイスト』にのせて、幼なじみ3人の青春・友情物語が描かれます。映画のオフィシャルサイトによると、横浜・本牧で育った幼なじみとしてケン(横山剣)と伊原剛志が演じるドブオ、中野英雄が演じるトニーの3人が物語を引っ張ります。
大人になり、ケンはクレイジーケンバンドを率いるミュージシャンになり、トニーはバンドの敏腕マネージャー、ドブオはヤクザとなり横浜の闇の世界の秩序を守る…。
剣さんの決め台詞である「イイネ!」が、映画の主人公であるケン・ドブオ・トニーたちの合い言葉でもあり、どんな出来事も、みんな「イイネ!」で乗り越えられるはず…!? 気になる結末は、ぜひ映画館でどうぞ。
クレイジーケンバンド以外に、金子賢、菜々緒、山口智充、パンツェッタ・ジローラモ、大鶴義丹、宮川大輔、小嶋陽菜といった豪華ゲスト俳優も登場します。ファンなら見逃せない映画! 公開が待ち遠しいですね。
クレイジーケンバンドの魅力と、これから公開される映画をご紹介しましたが、いかがでしたか? ファンではない方でも、クレイジーケンバンドの曲をぜひ聴いてみてください。今からファンになっても遅くないですよ♪ ファンの方は、まだ先にはなりますが、映画をぜひ観に行ってみてくださいね。
『イイネ!イイネ!イイネ!』
オフィシャルサイト