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MAY,2020
MAY,2020

【クラリネットのオンラインレッスンとは?】メリットや必要な準備から受講時のポイント

投稿者 :中島彩香

ご自宅にいる時間が増えて、仕事からプライベートの交友関係まで全てオンライン上で顔を合わせることが当たり前になってまいりましたね。

音楽教室も、教室での対面レッスンからオンラインレッスンに移行しておきておりますが、今回は、オンラインレッスンは実際のところどうなのか?また、オンラインレッスンで実際に活用されているツールもあわせてご紹介していきます。

オンラインレッスンならではの利点

実際にオンラインレッスンを実行されている講師のお話から、オンラインレッスンならではの実感した利点をいくつかご紹介していきます。

天候・移動の負担がなくなる

移動時間がカットされ、天候を気にぜずお好きな時間でレッスンをご受講いただけるのは、何よりのメリットなのではないでしょうか。

クラリネットはケースに収納すれば、とてもコンパクトなサイズではございますが、頑丈で荷物にかさばる事もあるため、傘の出番の日には、少々持ちづらいという方も多数いらっしゃいました。

ご自宅でレッスンとなれば、そのような移動の負担や時間を気にせず、すぐにレッスンに参加する事が出来ますので、より音楽を身近に感じる事が出来るでしょう。

場所を選ばずリラックスしてレッスンを受講できる

端末とネット環境が整っていれば、ご自宅以外でもお好きな場所からご受講いただけます。『レッスン室』という環境に緊張されて、のびのびと練習の成果を発揮したい!という方にこそ、オンラインをオススメしております。

ご自宅以外にカラオケボックスや公共施設から発信できるので、状況に応じてご受講場所を選べる事で、外出先でも気軽にご受講いただけるかと思います。

レッスン内容の確認・記録が残せる

口頭だけでは次のレッスンまでに忘れてしまうかもしれないと不安な方にオススメな機能もオンラインツールに備わっております。

楽譜を画面上で共有出来るため、講師のアドバイスなどを楽譜に書き込んでデータとしてお送りすることが出来ます。レッスン内容の把握だけでなく、記録として残るので、自身が辿ってきた、これまでのレッスン履歴を客観視することも出来るきっかけとなり得るでしょう。

Skypeを活用したレッスンとは?

オンラインレッスンで活用されるツールとして『Skype』でのレッスンも多数お見受けします。なぜSkypeが選ばれているのか?Skypeにはどんな機能があるのか、掘り下げてお伝えしてまいります。

Skypeの設定方法

Skypeはスマートフォン、タブレット、PCいずれかの端末でご利用いただけます。Skypeアプリをダウンロードしていただいて、アカウントIDを作成していただきます。手順に沿って作成いただくので、さほど複雑な設定ではないかと存じます。

Skypeでのレッスンを開始される際は、双方がSkypeのアカウントを作成し、どちらかにIDをお伝えして、検索をかけて招待・承認を行なっていただきます。その作業が完了しましたら、Skypeレッスン開始準備が整った事となります。

Skypeならではのメリット

様々なツールがありますが、Skypeならではの特徴を踏まえてメリットをいくつかお伝えしていきます。

●セキュリティ性が高いメッセンジャーツール

Skypeは、セキュリティ性が高いと有名なメッセンジャーツールで、クレジットカード番号やパスワードを送信しても大丈夫とまで言われているくらい信頼のおけるツールなんだそうです。

Skypeに備わっている『メッセンジャー機能』や『ファイル送信機能』からを活用いただければ、情報が暗号化されて送信されるので、第三者に情報が知られてしまうというリスクを回避する事が望めるでしょう。

●初期設定がとても簡単!

上記でもお伝えしましたが、アプリをインストールしてアカウントを作成いただければ利用開始となります。無料のアプリですので、お試し感覚で気軽にチャレンジしやすいのではないでしょうか。

●広告表示一切なし!

無料のメッセンジャーアプリでは、無料の代わりにずっと広告が表示されて、画面が見にくいというデメリットが生じてしまいますが、Skypeであれば、そのような心配は不要となります。

レッスン中に楽譜や情報共有の時に、一切広告が表示されないのは、ストレスフリーでご受講いただけるかと思います。

オンラインレッスンであると便利なグッズをご紹介!

絶対に必要というわけではございませんが、あると便利なアイテムをいくつかご紹介していきます。楽器によっては足りないアイテムもあるかもしれませんが、今回はクラリネットのオンラインレッスンに関連してお伝えさせていただきます。

ピンマイク

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周囲に雑音が入りそうな環境を懸念される方には、しっかりご自身の発言を拾ってくれるマイクを一つ持っておくと安心かと思います。

お手頃なサイズもありますので、予算に応じてお選びいただくと良いでしょう。

ヘッドセット

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複数のミーティングなどで使用される事の多いアイテムです。マイクもついているので、相手と自身の声をクリアにし、コミュニケーションの滞りなく円滑に進めてくれるでしょう。

接続したい端末へUSBケーブルを差し込むだけで接続完了となります。

ただ、スマートフォンやタブレットにUSBの差込口がない可能性が高い為、PCからでの接続となるでしょう。PCでの接続の場合、WEBカメラ付きのpcでないと、オンラインレッスンは難しいかと思われますので、ヘッドセットをお求めの前に、端末の接続状況をご確認ください。

Webカメラ

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スマートフォンでオンラインレッスンに参加できるとても便利な時代となりましたが、スマホはコンパクトな分、レッスン中のカメラの画角が狭くてうまく映らない可能性もあります。そんな時オススメなのが、外付けでカメラが取り付けられる『Webカメラ』です。

カメラがついていないPCでも簡単に接続出来て、あっという間にオンラインレッスン対応の端末に切り替える事が可能となります。

画質の良さによって、お値段の変動もありますが、昨今のテレワーク普及もあり、持っておくと助かるアイテムではないかと思います。

イヤホン

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先述でお伝えしたアイテムが難しい場合、端末に繋げるイヤホンは一本ご用意しておくと良いでしょう。スピーカーでは会話がうまく聞き取れない場合がございます。イヤホンでもある程度の雑音をカットしてくれる機能が内蔵されている商品もございますので、気軽にご活用いただけるアイテムかと思います。

それぞれのアイテムをご紹介致しました。必ずしも揃えなくてはならないという事ではございませんが、ご用意しておくと、レッスンがより円滑に進む事ができるでしょう。

その他オススメのオンラインツールをご紹介!

ここまでSkypeのご紹介をしてまいりましたが、Skype以外にも、多く活用されている便利なツールがあるのはご存知でしょうか。おそらく企業などで使用された方も多いのではないでしょうか。

それは、【Zoom】でございます。最近では企業だけでなく、音楽教室もZoomでのレッスンを選択肢に入れるところが増えてまいりました。

なぜZoomは他職種にも選ばれているのか?合わせてお伝えしてまいります。

Zoomとはどんなツール?

Zoomは、企業などの会議やミーティングなどで活躍されている事の多い、複数人用のコミュニケーションソフトです。

複数人を繋いでの状況でとても実践的との事で、会議の他に『オンライン飲み会』『オンライン英会話』『オンラインでの面接』など幅広い場面でこのZoomが活用されているのです。

Zoomの設定方法

PC、スマートフォン、タブレットいずれかの端末でご利用いただけます。

ミーティングを主催する側はZoomをインストールしておけば、参加者はZoomをインストールせずともURLから参加出来ますので、機器の取り扱いに自身のない方には、Zoomの方が、なじみやすいかと思います。

Zoomのメリット

Zoomの実用的なメリットをいくつかご紹介していきます。

●クリアな音質で臨場感を得られる

なんといってもほかのオンラインツールに引けを取らない音質の良さは大きなメリットでしょう。

Zoomは『音声認知機能』が備わっております。この機能は音声を発言する人物を自動認知してくれる機能となっております。つまり、複数人での会議などで、発言者が発している際に出てしまった咳払いや環境の雑音などを一時的にシャットアウトしてくれるのです。

発言者側としては、効率良く情報共有したい時に、しっかり伝える事が出来ますし、参加者側にとっても、今誰の発言に注目すべきなのか明確化され、集中できる事でしょう。

●参加者側はインストール不要

自身が主催する側でない場合、必ずしもZoomをインストールする必要はございません。特にレッスンの際は、講師側がミーティング用にURLを発行しますので、時間帯になりましたら、URLに入っていただければ、それでダイレクトに繋がる事が出来ます。パスワードの設定などの煩わしさから解消されるので、機器に詳しくないお方でも、気軽にご活用いただけるのではないでしょうか。

●画面共有ボタンで対面レッスンのように進行出来る

これは講師側にとっても大きなメリットでもある機能となります。

生徒さんが現在取り組んでいる楽譜をオンライン上で共有・確認したい時、Zoomでは『画面共有ボタン』がございます。あらかじめ生徒さんに、「本日演奏する部分の楽譜を写真で撮っていただいてよろしいでしょうか」と依頼しておきます。撮った写真を『画面共有』ボタンを選択するだけで、簡単に講師側が閲覧する事が出来ます。

しかも、閲覧している最中でも、カメラは起動されたままですので、楽譜を確認しながら、生徒さんの演奏も同時に見る事が出来るのです。この機能により、対面レッスンとほぼ変わらないレッスン進行が可能となりました。実際この機能を活用して、レッスンを実施されている講師を多く見掛けております。

クラリネットオンラインレッスンのポイント

オンラインレッスンの特徴とツールについてご紹介してまいりました。

ここからは、クラリネットレッスンをオンラインで行う際のちょっとしたポイントをご紹介していきます。

レッスン前にカメラアングルチェックでばっちりフォームが確認できる

レッスンが始まる5分前くらいにカメラのセッティングの時間を設けましょう。そうする事により、対面レッスンよりもしっかり相手のフォームを確認する事が出来るでしょう。

ただ、クラリネットはカメラに近すぎる距離で演奏すると、指遣いがよく見えないのと、離れ過ぎてしまうと、会話がよく聞き取れないといった事態が生じてしまいます。

立って吹くのか、座って吹くのかによって、アングルも変化してきますので、一つずつコミュニケーションを図りながら両者が見やすく、円滑に進めやすい角度を探ってまいりましょう。

楽な状態で演奏すると◎!

思いっきり吹く事はとても大事ですが、端末が目の前にある状態で大音量で吹くと『音割れ』してしまい、せっかくの演奏が聞き取りづらい状態になってしまう可能性もございます。Zoomで使用される場合は『詳細設定』から、マイクや音量調節の設定が出来ますので、そこから調整いただくか、それ以外のツールの場合は、気張りすぎず、楽な状態で演奏することを心がけてみましょう。聴こえないかもしれないという不安はあるかもしれませんが、最近の端末は性能も上がってきているので、あまり心配する必要なないかもしれません。

EYSのオンラインレッスンでクラリネットを気軽に楽しもう

EYS音楽教室では、常に時代に応じた最先端のレッスンをご提供いたしております。クラリネットレッスンも、お好きな場所からお好きな時間帯でお気軽にご受講いただける事となりました。

初めての方でも丁寧にお伝え致しておりますので、お気軽にご参加くださいませ。

EYS音楽教室ならではのレッスンスタイル

EYSでは、決まったレッスンカリキュラムがございません。なぜなら、レッスンをご受講される生徒さんの目的は多様であるからです。基礎からじっくり取り組みたい、演奏したい楽曲があって、すぐにでも練習に取り掛かりたい!など、個々の目的に応じて寄り添いご提供していく『オーダーメイド感覚のレッスンスタイル』を追究しております。

初めて楽器を手にされた方でも、半年後には演奏を1曲披露されるなど、その方のスピードに応じて、コミュニケーションを図りながらレッスン内容を構築致しております。

いろんなスタートの方法がありますが、どのスタートでも上達を実感し、楽器・音楽を通じて、生徒さんの人生がより鮮やかになって変化していくお手伝いをさせていただけたら幸いでございます。

楽器がなくても大丈夫!?お得なキャンペーンとは

すぐに始めたいが、楽器がないから購入から検討しなくては、と二の足を踏まれてしまう方も多いのではないでしょうか。

EYSでは『楽器プレゼントキャンペーン』を実施致しております。このキャンペーンをお選びいただいた方には、EYSが選び抜いた独自のメーカーの楽器を初回レッスン前にお届けしております。

楽器購入を最初のハードルにせず、気軽に音楽を楽しんでもらいたい!そんな想いから実施したお得なキャンペーンでございます。

今すぐに始めたい方にはぜひお選びいただきたいキャンペーンでございます。

ぜひともお気軽に一度お試しくださいませ。

最後に

オンラインレッスンについて一挙にご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

今後も様々なツールが登場してくるかもしれませんが、時代に沿って最先端なレッスンスタイルをご提供させていただく次第でございます。

お好きな時間、お好きな場所でぜひ我々と一緒に音楽をより身近なものにしていきましょう!

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MUSIC LESSON LAB
投稿者
12歳よりクラリネットの手ほどきを受ける。 クラリネットを千葉理、松尾賢一郎、シュテファン・ノイバウアーの各氏に師事。 東邦音楽大学器楽科専攻卒業。その後同大学アドバンスコースを修了する。 日本イタリアオペラ座管弦楽団正団員の傍ら、故郷である群馬県の「群馬芸術音楽学院」の演奏者として音楽の普及活動に携わる。同学院主催の「榛名湖ミュージックフェスティバル」にソリストとして出演を果たす。 2019年にこしがやまちかどミュージックフェスティバル「若い芽のコンサート」にて、次世代を担う音楽家の一人として出演。 東邦音楽大学実技演奏要員として、ティーダ出版主催の「日本の音楽大学 コンクール自由曲集」にレコーディング参加。 ソロ、アンサンブル、ブラスバンド、オーケストラ演奏に携わる中、2022年よりジャズオーケストラ「スイートキャッツ」のメンバーに加入。 クラリネットメンバーとしてJAZZ・ROCKジャンルへ裾野を広げて活動を行っている。