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MAY,2020
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【ベースの弦の正しい交換方法】初心者向けに手順や注意点を現役プロが解説

投稿者 :KAZ

エレキベース演奏者の誰もが一度は必ずぶつかる壁である「弦の張り替え」についてお話していきます。弦も当然消耗品のため、長く使い続けていけばサビてきたり最悪の場合は切れてしまうことも。弦自体の劣化でベースの音も変わってきますので定期的に弦の張り替えは必要です。

弦の張り替えの必要性は知っているけど、交換するのは難しそう、というイメージが先行しますよね。そこで今回は、エレキベースの弦の交換方法についてのご紹介と、エレキベースの弦のおすすめについてご案内いたします。

弦を交換するタイミングについて

弦の張り替えは定期的に行いたいものですが、張り替えをするタイミングは人によって様々です。弦があきらかにサビてきたタイミングで張り替える人もいれば、弦を張ってから3ヶ月くらいで交換する人もいるそうです。弦の交換のタイミングはルールがあるわけではなく、お持ちの楽器の弦の状態をきちんと確認しながら適切な交換タイミングを見計らっていきましょう。

弦の状態を確認しましょう

弦の張り替えをするタイミングの判断基準は人それぞれの好みもありますが、弦自体のコーティングが剥がれてきて明らかに劣化が見受けられるようなら交換をしても良いでしょう。弦も、エレキベースの音をつくる要因の一つなので弦自体の劣化状況は適宜確認していくと良いですね。エレキベースを演奏する際に、指で演奏する方は、弦を触れた時の感触で弦の状態がわかりますので、演奏時に簡単にチェックすると良いでしょう。

プロベーシストの弦の交換タイミング例

弦の寿命がきたら交換するのが基本のようですが、中にはジェームス・ジェマーソンのようなレジェンドベーシストは弦は切れるまで交換しないというスタンスのベーシストも多いようです。または、弦を張り替えたばかりの、新鮮でクリアーなサウンドを好むプロミュージシャンもいます。1ヶ月に一度は交換している、というミュージシャンもいるようです。いずれも弦の劣化状況やご自身のサウンドスタイルによって弦の交換タイミングを見極めていきましょう。

弦の交換手順について

ここからは弦の張り替え手順についてご紹介していきます。エレキベースは楽器自体がそこそこ大きい楽器ですので、その楽器の弦を張り替えるとなると相応の作業量になるイメージです。正しい手順を覚えて、弦交換に慣れていきましょう。

弦の交換に必要なものを準備する

基本的に新しい弦さえ手元にあれば交換はできますが、ニッパーがあると便利でしょう。

古い弦の取り外し方

現在張ってある弦を外していきましょう。エレキベースのヘッドにあるペグを緩めていき、ペグに巻いてある弦を全て外していきましょう。外し終わったらペグ付近ほ汚れやほこりを簡単に清掃すると良いです。

新しい弦を開封し弦をならす

新しい弦は巻かれて封入されていますので、開封したら弦を伸ばしましょう。その際に手ぬぐいや付近などで弦を伸ばすと手を怪我しないのでおすすめです。

ブリッジから弦を通す

弦は4本ありますが一番太い弦(4弦)から張っていきましょう。エレキベースのブリッジに弦を通します。

弦の長さを調整する

もともと弦自体は巻かれることを想定して長めに作られていますので、所有楽器サイズに合わせて弦を切りましょう。巻きたいペグから目安として7cmくらいの箇所で切ると、ペグに巻きつける際に2〜3回転くらいで落ち着きます。大事なポイントとしては、弦を余計に切りすぎないことです。

弦を巻いていく

ブリッジ側の弦と巻きつけている側の弦をしっかり確認し、押さえながら弦を巻いていきましょう。相応の力でコントロールしながら、巻き方がズレてきたらきちんとやり直しながら丁寧に巻いていきましょう。

弦をチューニングし最終チェック

全ての弦を張り終えたらチューニングをしましょう。張り替えたばかりの弦は伸びしろがありチューニングが安定しづらいので、何度もチューニングを実施しましょう。

弦交換のタイミングで検討したい弦の種類について

ここまで弦の張り替え手順についてご紹介してきました。まだ弦の張り替えをしたことが無い人でも取り組んでみようと思うきっかけになれば幸いです。さて、せっかくですので弦の張り替えをするのであれば、自分の求めているサウンドに近い弦を張りたいですよね。そこで弦の種類についても簡単にご紹介します。

弦の種類と音の違い

エレキベースの弦は、その素材や太さなどにより、出てくる音はもちろんのこと、弾きごこちも変化します。特にベースを購入する際に意識したいのは「太さ」です。通称「ゲージ」です。ゲージは、ベース弦のパッケージに記載されておりますが4つの数字が書かれており、各数字は4本のエレキベース弦の太さを表しています。4弦が105、3弦が85、2弦が65、1弦が45の太さのものが一般的です。

ラウンドワウンド弦のおすすめ

ラウンドワウンド弦とは言葉のとおりラウンド(丸い、巻かれている)弦の表面が凹凸があるタイプの弦です。最も一般的なベース弦です。クリアな音色でどんなジャンルの音楽でも通用する弦と言えるでしょう。

Fender エレキベース弦 Original 7150 Bass Strings, Pure Nickel, Roundwound

フラットワウンド弦のおすすめ

一方でフラットワウンド弦はアコースティックベースやフレットレスベースなどに張られてることも多く、丸みがある音色が特徴の弦です。弦の表面がなめらかな作りになっています。

La Bella ベース弦 760FHB2/Hofner Beatle Bass/039-100/Stainless Flat Wound

ベースを習うならEYS音楽教室がおすすめ

EYS音楽教室とは

EYS音楽教室は全国展開している音楽教室です。マンツーマンレッスンで多くのエレキベース講師が在籍しております。自分に合った講師を探せますし、その講師からエレキベースの選び方やオススメの弦を直接アドバイスもらうことも可能です。また、楽器をお持ちで無い場合はご入会時に楽器のプレゼントもあります。プレゼントされる楽器は良質で長く使用できるものなので、楽器選びに時間を奪われる心配もないのでオススメです。

マンツーマンレッスンだからこその強み

例えば自分のエレキベースにオススメの弦を講師からアドバイスしてもらえれば理想とするサウンドに近づけるようになります。マンツーマンだからこそ、個別具体的なアドバイスにより目標への近道となりえるのです。

最後に

今回は、エレキベース弦のオススメ商品と選び方についてご紹介してきました。自分が知らない情報を得てしまえば、あとは楽器と共に時間を歩んでいけるようになります。少しでも早くに自分に合った楽器を手にとっていただき、エレキベースの魅力を感じとっていただく方が増えていくことを願っています。

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