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APR,2020
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【バンドボーカルが上達するコツとは?】おすすめのトレーニング方法と練習曲を解説

投稿者 :久保貴皓

バンドボーカルとソロのボーカルで意識するポイントは違う?

「ボーカル」「バンドボーカル」どちらとも、もちろん日頃の発声練習、曲の練習は大事です。しかし、ボーカルとして上達するにはそれぞれ重視するポイントがあります。まずはボーカルとして意識するべきポイントの違いを理科敷いておきましょう。

ソロのボーカルは「周りの音に自分の歌を乗せる」ことを意識する

「ボーカル」では基本的にカラオケ音源を使用してのライブ、ギターやピアノを弾いてもらってソロでのライブが主流です。その中で大事なのは「自分の声とリンクさせる」こと。「歌う」という動作と「音源に合わせる」「弾いてもらう楽器に合わせる」というのが出てきますね。「周りの音に、自分の歌を乗せる」これを意識することで、よりメロディのリズムがしかりと合うようになり、感情も自然と入ってきます。

バンドボーカルは「他の楽器の音を聞く」ことが何より重要

一方「バンドボーカル」では、基本的に全ての楽器が生演奏で、人数も多くなるので「他の楽器の音を聴く」ということが、より重要になってきます。曲の中でギターソロやドラムソロなどの楽器それぞれの見せ所があったりと「歌もその中の楽器の一部」として、それぞれが主役となります。そう考える事で、「より周りの音を聴こう」という意識になって、曲がいつもの何倍も魅力的になります。

というシンプルな考え方で良いです。その上でバンドボーカルというのは、「周りの豪華な演奏の中で歌う」という何とも魅力的な、かつ大変で一番重要な役目ですよね。ボーカルが一番目立ちますから。

ですが今回はその「バンドボーカル」という所に重点を置いて、お伝えしていけたらと思います!

ボーカルとして日々の発声練習が何より大切

これはやはり日々の「発声練習」に限ります。どれだけライブ経験が多い人でも、まだステージに立ったことがない人でも、日頃から練習しておくことで、調子は保たれます。まずは簡単に出来る発声練習からやっていきましょう!

主な発声練習をまずはチェック

「腹式呼吸」…息を吸う時にお腹が膨らむ呼吸。肩が上がらないように、体は脱力していきましょう。

「息のコントロール」…腹式呼吸で息を吸った上で、脇腹に手を当て、その手が押し出されるように、息を吐く時に「Su-」という発音で吐いていく。発声する時にも、このお腹を意識していきましょう。

「リップロール」…歌う前の喉、口のストレッチ。唇をプルプルすることはできますか?これをいきなりやるのは難しいと思いますが、これが出来たら次は「音を出しながら、唇をプルプル」やってみましょう。初めは難しくても、続けていたら段々とコツを掴んできます。その時には、一段階声が変化していることでしょう。

バンドボーカルならではの「リズム感」を鍛えよう!

先程は「ボーカル」「バンドボーカル」どちらにも共通する発声練習をやりました。ここから「バンドボーカル」に重点を置いていきます。このバンドボーカルの特徴は、やはり「バンドの中で歌う」ということ。そのバンドの人達も生演奏なので、多少なりとも「リズムのずれ」というのがあります。3人いれば3倍、4人いれば4倍と、人数が多ければ多いほどこのリズムのずれというのは出てきます。

もちろん日々のバンド練習をするに越したことはないのですが、その練習方法として的を絞っていきましょう!

まずは「ドラムの音を聴く」ということ。「ドラムの音?」と首を傾げる方もいらっしゃると思います。普段歌う時、バンド練習、カラオケなどでなんとなくで歌の練習をしていた方もいると思います。それで大丈夫です。今日から意識していきましょう。ポップスやロックの場合、世の中の9割の曲にドラムは入っています。曲の中でリズムを刻んでくれているあの楽器です。

それが少しづつ意識出来てきたら「ドラムの音を聞きながら歌う」というのをやってみましょう。これが案外難しいかと思います。「聞きながら」「歌う」という2つの動作を同時にしないといけません。大丈夫です。意識することで、段々と慣れてきます。

と、ここまで「バンドボーカル」について触れてきました。日々の発声練習はもちろん、ですがそれよりも「音を聴く」ということが大事だと分かりましたね。

しかし歌では、発声の時の「体の使い方」今回のような「耳を鍛える(音感)」というのが大事になってきます。こういったレッスンをEYS音楽教室ではやっております!

「バンドボーカル」として上達するためのオススメ練習曲3選!

ここまで「バンドボーカル」について書いてきました。それを踏まえた上で、私のオススメのする練習曲で是非腕を磨いていきましょう。

ではまず1曲目は、

「チェリー/スピッツ」

この曲は昔からバンドといえば不動の人気を誇る曲。スピッツの曲は楽器隊も演奏しやすく、歌のメロディもシンプルな曲が多いのが特徴です。バンド隊の演奏もシンプルな上に、ボーカルのメロディもシンプルです。なので「バンドを始めてみたい!」「仲の良いお友達同士でバンドを始めてみました!」という方で、この曲を選ばれる方は多くいます。

「again/YUI」

女性シンガーソングライターとしてデビューし、シンガーソングライターブームを起こしたYUI。代表曲でポップなメロディと歌詞で人気のある「CHE.R.RY」や切ないバラードで、特に弾き語りでの人気がある「Good-bye days」など、1度は耳にしたことある方は多いのではないでしょうか。その中で、この「again」も彼女の代表曲の中の1つです。この曲の特徴は、最高にロックな曲で、全体的に言葉数が多いため、早口で歌うフレーズが多いです。ですが、独特な歌い回しもあるため、「リズム」を意識していないと、入り遅れてしまいます。意識して、挑戦してみてください。

Isn’t She Lovely/Stevie Wonder

最後はこの曲。古くから世界中で歌われ続けている、名曲中の名曲ですね。この曲は歌いやすいメロディを繰り返し歌っている曲なので、さほど難しくはありません。ですが、黒人独特のグルーヴ感、サビの高音と歌の全てが詰まっている曲です。この「グルーヴ感」というのは、まさに「リズム」を意識し、さらに黒人独特のリズムの遅れをなして歌った時に出るリズムの事です。この曲を、楽に歌いこなせたら、もう言うことなしです。そのくらい難易度の高い曲となっています。

今回のことを意識して、是非この3曲とも歌いこなしていただきたいですね。

「リズム感」「発声スキル」どちらも上達していくために、まずはEYS音楽教室の体験レッスンへ!

まさに今回のような「バンドボーカルを極めたい!」という方もいれば、「感情を込めて歌えるようになりたい!」など様々な方がいらっしゃいます。どんなきっかけでもいいんです。あなたの声を聴かせてください。

EYS音楽教室では、ジャンル、経験、目標問わず「生徒さん1人1人に合わせたレッスン」というのをやっております。なので「興味がはあるけど、自分なんて…」という方も「いますぐにでもやってみたい!」という方も大歓迎です。

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ではレッスンでお待ちしております♩

最後に

今回は「バンドボーカル」という所にスポットを当ててきました。その中で1番大事なのは「周りの音を聴く」という事がポイントです。これを意識するだけも、見違えるように変わってきます。是非、意識してみてください!

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MUSIC LESSON LAB
投稿者
15歳の頃からシンガーソングライターとしての活動を始める。 音楽専門学校の在学中に、全国規模の音楽コンテストでZepp Sapporoにて行われた北海道ファイナルに出場。 2021年2月に自身初となる、1st mini albumをリリース。 札幌を中心にイベントなどでライブ活動をしながら、 ボイストレーナー、楽曲提供などで活動中。 レッスンでは「ヴォーカル」「ピアノ弾き語り」「話し方」「音痴矯正」の4つのコースを担当している。