クラリネットは音域が広く豊かな音色を出せますので、アンサンブルでも深みと奥行きのある演奏ができます。ピッチをきっちりあわせて演奏すると、個々ではなく全体で一本の音をだしているかのような錯覚におちいります。そしてさまざまなジャンルとの相性が良いのもクラリネットの特徴のひとつ。みんなで息を合わせ、1つの音楽を紡ぐ心地良さ、醍醐味をぜひ味わってみませんか。

クラリネットは運指が楽なので、動きのあるメロディーが多いJazzやポップスは、初心者さんでも楽しく演奏できるジャンルです。映画の主題歌やテレビCMの曲は、聴く側も楽しめます。クラリネットの音色は、ある意味、素朴で目立たず控えめなのですが、そのぶん温かみがあってとても優しいですよね。クラリネットの音を聴くとホッとして落ち着くという方も多いです。

基礎が一通りできてさらに1ランク上を目指すのであれば、まずは譜面通りの演奏ではなく、格好良く吹いているあなたをイメージしてみてください。豊かでさまざまな音域がでるクラリネットは、イメージによって奏でられる音色が変わります。表現したい音楽に必要なテクニックやスキルは無駄なく的確にアドバイスしますので、一緒にがんばりましょう。

すでに知っている曲や、聴いたことがある曲から練習することをおすすめします。いろいろな形式や和声の仕組みなどは、そのあとで構いません。会員様とレッスン中に一緒に曲を聴きながら好きなところを探してもらうなど、曲を身近に感じてもらうことを大切にしています。どんどん楽しくなっていくように、一緒にがんばりましょう。

アンサンブルはとにかく調和が大事です。自分のことで頭がいっぱいになってしまうとうまくいかないので、まずは個人のレベルアップを目指しましょう。自分の音だけではなく、周りの音も聴けるように、レッスンでは私が周りの音を創ります。最初はむずかしく感じても、やっているうちにどんどん楽しくなっていくはず。ぜひチャレンジしてください。

まずは苦手意識があるところ、クセがついてしまっているところを把握することから始めます。会員様が直したいと思うようであれば苦手を克服するレッスンをしますが、そうでない場合は苦手を隠すレッスンを行います。どうしたら上達できるのかを一緒に考えながら音楽を創っていきましょう。できる限り会員様に寄り添いながらサポートいたします。

ポップスには歌詞がありますから、音楽を創る上でヒントがたくさんあります。そこから読み取り、どのように表現するかを指導していきます。曲の雰囲気に合わせて、どのように演奏したら一番合うのかも、大事なところですね。とにかく楽しい気持ちがあれば乗りきれます。やりたい曲や興味のある曲を教えてくださいね。楽しみましょう。

独奏は自分がメインなので、自由に表現することができます。どのように演奏したいか、本人の気持ちがとても大事です。曲からイメージを創り曲の全体像をとらえ、そのイメージに近づけるために、どのような練習が効果的かをお伝えします。あくまでも主役は演奏者本人なので、良いところをより良く見せるように最善を尽くします。

クラシック音楽ではまず、音楽鑑賞を積極的にすることをおすすめします。ご自分の演奏している楽器にかかわる曲だけではなく、広い範囲の楽曲でです。たとえば、ベートーヴェンのピアノ・ソナタから聴いてみましょう。若く、活気に溢れ、それでいて初々しい初期のソナタ。悲しみと怒り、情熱と喜び、あらゆる感情が迸り出ている中期ソナタ。そして、後期のソナタ。とにかく聴いて、クラシック音楽を堪能しましょう！

アンサンブルは楽しいものです。3、4重奏などの小編成アンサンブルで練習を重ねていけば、各パートの演奏を聴き分けられるようになります。そのためには自分のパートはもちろんのこと、他のパートの役割を確認しておくこと。それが大事です。何か不安なことがありましたら、いつでもご相談ください。もしかしたら、すぐに解決するかもしれませんよ。

レベルアップするためには、練習を積み重ねて感性を磨いていくのが大事です。しかしそれだけではなく、さらに一歩踏み込んで、頭の中で自らの演奏を構築することも大切なんですよ。想像の世界のなかでは、すべての人が演奏の達人になれます。そのため、完璧な設計図を描き、それを元にして練習をしていくようにしましょう。

クラシック音楽においては、その時代時代における背景があります。そのため、バロック時代や古典派、ロマン派など、それぞれの時代背景を学習しながら取り組むようにしています。クラリネットには、モーツァルトとブラームスが曲を残してくれました。音楽史に燦然と輝く名曲です！ここを目指して、一緒に登って行きたいと思っています。

クラリネットのみの独奏曲もありますが、多くの曲はピアノと一緒に演奏をします。ピアノ譜を読み、クラリネットとピアノがどのように絡み合って行くのかを確認していきましょう。ピアノとクラリネットの音が美しく調和したときの喜びは大きいです。確固たる自分を持ちつつ、調和も意識すること。それがとても大事だと思います。

ステージ上では、普段考えられないようなトラブルが起こり得ます。その対策には、理論的に楽器をコントロールすること、そして完全に自信がついたと自分が思えるまでやり込むことが大切です。それができると余裕が出てきて、他楽器とのアンサンブル、音のコミュニケーションを楽しむことができると思います。理論と感覚どちらも大切にしたレッスンを行っています。

まずは気軽に「こんな音が鳴らしてみたい」「この曲を吹いてみたい」という気持ちを持っていれば大丈夫です。少しずついろいろな音楽に触れて、お気に入りのジャンルやアーティストを見つけましょう。理想に近づくために、リズムの取り方、ニュアンスの付け方、アドリブ法、精神論まで、どのようなステップを踏めば良いかお教えします。ぜひ「かっこいい！」と思った気持ちを大切にレッスンしていきましょう！

音源を流して演奏するのとは大きく違い、人の出す生きた音とのアンサンブルは、一瞬一瞬がドラマだと思っています。自分のことだけに集中するのではなく、その場のセッションを楽しむためには、どのような心構えで演奏すれば良いか。そういったところからレッスンを始めます。きっと人と合わせるのが楽しくなると思いますよ！

伸び悩んでいる原因を一緒に探る、もしくは得意部分を伸ばしたほうがいいタイミングなら、全力でそのサポートいたします。また、本来の大きな問題ではないことを他の大切な土台よりも優先してしまっている例も多いので、経験者の方でもまずは初心に帰って、根本から見直すように指導します。それが成長につながることも多いです。

クラシックを演奏する際には、発音、音質やダイナミクスについて、かなり緻密なコントロールが必要になってきます。それを可能にする楽器のセッティングや、さまざまな基礎練習をしていくことが欠かせません。まずはそこから解説していきます。 楽器を美しく響かせて、最大限の自己表現をしていけるようにしていきたいですね。

ポップスは多くの人にとって、普段から最も身近で馴染みのあるジャンルだと思います。好きな曲を良い音で演奏できたら楽しいですよね！演奏したい曲をご自由に持ってきていただいて構いません。バンドで演奏する際の心得や自由にフェイク（メロディーを崩すテクニック）する方法などもお話しします。かっこよく演奏できるようにサポートさせていただきます！