3月の公開以来、大ヒット上映中の映画『SING』。動物たちの住む街にある、すっかり寂れた劇場の再建をかけた歌唱コンテストに参加する、動物たによる笑いあり涙ありのミュージカル・コメディです。
歌に夢を託し奮闘する動物たちのストーリーとともに、劇中で使用される楽曲も話題を呼んでいます。そこで『SING』で使用されている楽曲や、豪華なキャストをご紹介します。
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まずは予告版をどうぞ。
もくじ
映画『シング』は動物たちが暮らす、とある街が舞台。以前は栄えていた劇場を再建するため、オーナーのコアラ、バスター・ムーンが奮闘するミュージカル・コメディです。
自身が経営する劇場から客足が遠のき、今日も閑古鳥がないている。そんな現状にバスターは頭を悩ませ、打開策を練る毎日。楽しいことが大好きで心から劇場を愛するバスターは、劇場を再建するため、世界最高の歌唱コンテストを開催することで最後のチャンスに賭けようと決心します。
コンテストに出るために、バスターの劇場には様々な事情を抱える動物たちが集まります。歌に夢をかけて活躍する動物たちと劇場の運命は果たしてどうなるのでしょうか。
2017年3月17日に公開されて以来、映画館での週末動員数ランキングは4週間連続で1位を獲得。興行収入は40億を突破しまだまだ勢いは止まりません。
豪華キャストの競演も楽しめるため、字幕版も吹き替え版も両方見たい!というファンも多く、さらに続編の製作も決定。まだご覧になっていない方は、ぜひ劇場で彼らの歌声に酔いしれてみてください!
『SING』は、米国オリジナル版も日本語吹き替え版も、多くの有名アーティストたちが声優として参加していることも見逃せない要素の一つです。
動物たちのオリジナルキャストと日本人吹き替えキャストをご紹介します。
マシュー・マコノヒーは、2013年に『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞、翌年にはハリウッドの殿堂入りを果たし、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を授与されたハリウッドを代表する実力派俳優の一人です。
日本語吹き替え版を担当するのは、ウッチャンナンチャンの内村光良。楽天家で、劇場をなによりも愛する主人公のコアラ、バスターを魅力的にいきいきと演じています。
2004年にアメリカの子供向けタレント発掘番組で歌い優勝。その後、YouTubeに歌うビデオをアップしたところ再生回数が2200万回を超えたという逸話の持ち主でもあり、第58回のグラミー賞にノミネートされた若手シンガーソングライターです。
日本版吹き替版を務めるのは、日本人離れした歌唱力が魅力的な日本が誇るディーヴァ、MISIA。本作でもソウルフルな歌声を披露してくれます。
ニック・クロールは、主にコメディアンとして活躍するマルチタレント。映画の中でグンターとクロール本人がお揃いの衣装でダンスを披露する姿にも注目してくださいね。
日本版吹き替版を務めるのは、歌自慢芸人としても活躍するお笑いコンビ”トレンディ・エンジェル”の斎藤司。見た目からは想像のつかないセクシーな歌声に注目です。
セス・マクファーレンは、ちょっと下世話なテディベアが繰り広げるドタバタコメディ『テッド』シリーズのテッドの声などで知られるタレントです。俳優、声優、歌手、脚本、監督など何でもこなすマルチな才能の持ち主です。
日本版吹き替え声優を務めるのは、ベテラン声優の山寺宏一。七色の声を持つという彼の歌声にも注目してみてくださいね。
リース・ウィザースプーンは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005)』でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞ドラマ部門、など数々の映画賞を受賞し世界的に注目を集めた実力派女優です。
日本語吹き替え版を務めるのは、人気声優の坂本真綾。舞台『レ・ミゼラブル』ではエポニーヌの役を演じるなど、歌唱力の高さは折り紙つき。
スカーレット・ヨハンソンは、『ロスト・イン・トランスレーション』や『アベンジャーズ』シリーズなど数々の話題作に出演する人気女優です。歌手デビューするなど、歌唱力にも定評があります。
日本語版吹き替えを務めるのは、女優の長澤まさみ。オーディションでは緊張してかんだそうですが、彼女の歌唱力にも注目です。
タロン・エガートンは、『キングスマン』で主演のコリン・ファ―スの共演相手として抜擢された“イギリスの新星”。イギリスの映画雑誌エンパイアが主催するジェイムソン・エンパイア・アワードで新人賞を獲得するなど、今注目の若手俳優です。
日本語版吹き替えを務めるのは、人気ボーカルユニット”スキマスイッチ”の大橋卓弥。しっとりとしたバラードを歌い上げる彼の魅力的な声にぴったりですね。
その他、元宝塚トップスター、大地真央や水樹奈々なども声優として参加しています。 キャラクターの声を担当するキャストが豪華すぎることにも注目です。
数多くの楽曲が歌われていることでも話題を集めている『SING』。日本は世界で唯一、楽曲の吹き替えを許された国で、吹き替え版も完全日本語で、しかも豪華なキャスト陣の歌声も楽しめるんですよ。
また、偶然、きゃりーぱみゅぱみゅのビデオを見た監督が彼女の歌を気に入り、映画にも採用。「にんじゃりばんばん」や「きらきらキラー」などが使用されています!
動物たちが歌う美しい歌声もさることながら、『SING』には世界的なヒットソングが85曲も登場します。
▼Sing (Original Motion Picture Soundtrack)
思わず一緒に口ずさんでしまいそうな、誰もがどこかで聞いたことのある音楽も観客のテンションを上げること間違いなしです。
本国アメリカではレディー・ガガ、ビヨンセ、エアロスミス、エミネム、テイラー・スウィフトなどの人気アーティストたちも楽曲提供をしたり、スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデが歌う『Faith(フェイス)』が2017年の第74回ゴールデングローブ賞で、主題歌賞にノミネートされるなど、とにかくこれまでのアニメ映画にはない豪華な楽曲提供も話題になりました。
『Faith(フェイス)』
「Stay With Me」/ サム・スミス
「Set It All Free」/ スカーレット・ヨハンソン
「shake it off」/ テイラー・スウィフト
「Bad Romance」/ レディー・ガガ
「にんじゃりばんばん」/ きゃりーぱみゅぱみゅ
つい、口ずさみたくなるノリの良い曲ばかり。ほかにフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」やパッヘルベルの「カノン」など、ジャンルもさまざま往年の名曲も使われているので、幅広い世代の人が楽しめる作品になっています。友人、家族みんなでぜひ劇場へ♪
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●2017年春、上映中の音楽映画記事
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