Angel Voices「天使の歌声」として名高い、英国南ロンドン在住の7~18歳の男子で構成される少年合唱団『LIBERA(リベラ)』をご存知ですか?
フィギュアスケートのプログラムの楽曲として使用されたり、パナソニックやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのテレビCMでも採用され、耳にしたことがある方も多いかもしれません。
その美しい歌声は世界を魅了し、熱狂的なファンも多く、聖歌隊としては異例の写真集発売されるほど。2017年5月末に来日するリベラの魅力をご紹介します。
もくじ
『LIBERA(リベラ)』は、イギリスの著名な作曲家ロバート・プライズマンのプロデュースにより、南ロンドン在住の7~18歳までの男子で構成される少年合唱団です。正式な人数は公表しないものの、おおよそ40人程度在籍するようです。
リベラのコンセプトは“Ancient(古来)”と“modern(現代)”。相反する2つのコンセプトのもと、教会音楽のみにとらわれず、アレンジを加えたり、まったく新しい音楽に挑戦したりと、ユニークな活動をしています。
有名なボーイズ・ソプラノユニットであるウィーン少年合唱団とは異なり、メンバーは変声後も活躍しています。
そのため、少年合唱団にしては珍しく十代後半のメンバーも在籍するそう。そして、日本人である忍久保太一(しのくぼ たいち)君も活躍しています。
こちらはNHKドラマ『氷壁(2006年)』にも採用された『Far away 彼方の光』です。
1998年の発足以来、聖歌を基にしたユニークな曲調と美しい歌声で世界中にファンを増やし続けているリベラ。彼らの特徴でもある、幅広いレパートリーと表現力の広さは、世界的なアーティストをも魅了するほど。過去に、ビョーク、エルトン・ジョン、パヴァロッティも楽曲に参加して話題になりました。
イギリスのみならず、世界中でも実力を認められており、ローマ法王やアメリカ大統領の前で歌うこともしばしば。また、彼らのアルバムは世界のクラシック・チャートで1位を獲得し、合唱団としては異例の写真集も発売されるほどの人気ぶりです。
日本では、映画『誰も守ってくれない (2008)』の主題歌に採用され、初来日もはたしました。パナソニックやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのテレビCMでもその歌声を耳にしましたね。
先日引退したフィギュアスケートの浅田真央さんは、2011年に開催された、NHK杯エキシビションの楽曲にリベラの「誓い~ジュピター」を採用。「広大な宇宙に燦然と広がる星を生命の希望の光」にたとえられたメロディと東日本大震災後復興の願いを込められた演技は感動を呼びました。
さらに、2016年に盛岡で行われたNHK杯では、8人のリベラの少年たちとともに改めて復興を願いをこめて「誓い~ジュピター」を舞い、その演技は世界中で絶賛されました。
天使の歌声と称されるリベラのニューアルバムが5月10日に発売にされます!6年ぶりのスタジオ録音のアルバムタイトルは『Hope』。「夢や希望をハーモニーに乗せて、幸せな気持ちになれるアルバムを届けたい」という想いがこめられているそうです。
そして、そのアルバムをひきさげて以下の日程で再来日します!天使の歌声に癒され幸せな気持ちになれる夕べをリベラとともに堪能しませんか?
『LIBERA Angel Voices Tour 2017』
ヴォーカルコースもご用意
EYS音楽教室