日本でもすっかり定着したジャズフェスティバル(ジャズフェス)。桜の開花とともに、待ちに待ったジャズフェスの季節もやってきました!
祭典と呼ばれるような数万人規模のものから、地域に根ざしたアットホームなストリートイベントまで、関東で開催が決定している今年のジャズフェスをまとめてみました。気軽にジャズを楽しめるイベントとして、友人や恋人、家族で出掛けてみてはいかがでしょうか?
もくじ
池袋西口公園をメイン会場に、池袋の空にジャズを響かせる「池袋ジャズフェスティバル」。プロだけでなく、一般公募によるアマチュアバンドも多数出演するストリートイベントで、昨年は232ものバンド(約2000名)が出演したそうです。
この2日間は、池袋の街角で、ジャズ、ファンク、ポップス等、さまざまなジャンルの演奏を楽しむことができます。生演奏を聴いてみたいけれど、ライブハウスはハードルが高いと思っているジャズ初心者にはうってつけのジャズイベントですね。
錦糸町駅、両国駅、押上駅、東京スカイツリー周辺など、墨田区内に設置されるステージで、約400バンドのストリートライブを楽しめるジャズイベントです。
なんと、すべての会場で入場無料。生演奏を楽しみながら会場間を移動出来る「ジャズバス」も運行され、あらゆる場でジャズに触れることができるのもうれしい取組みです。会場のひとつである錦糸公園では、飲食ブースや家族で楽しめるイベントなども用意されるそうです。今年の夏休みは、家族みんなでジャズを楽しみに行きたいですね!
東京都府中市周辺の、ホール、ストリート、喫茶店等を会場にして開催される「JAZZ in FUCHU(ジャズイン府中)」。イベント協賛金及び当日のカンパによって運営されていて、観覧は基本無料(カフェ会場ではオーダーが必要な場合あり)。会場は、JR線、京王線など複数路線にまたがっているので、気軽に足を運べそうなジャズイベントです。
出演バンドは一般募集から選ばれ、募集期間は4月1日〜5月末まで(予定)。趣味でジャズの演奏を楽しんでいる方は、演奏側として参加してみるのもおもしろいかもしれません。
「阿佐谷のまちをジャズで明るく楽しいまちに」を合言葉に、地域住民のボランティアによって運営されている「阿佐谷ジャズストリート」。毎年10月末に開催され、今年で20年目を迎える人気の地域密着型ジャズイベントです。
イベント開催の2日間は、JR中央線「阿佐ケ谷」駅を中心とする南北2キロの中杉通りに沿って、駅前の広場、神社、教会、小・中学校の体育館、企業のロビー、喫茶店、レストランなど普段の生活空間が演奏会場に変身!気負わずふらりとジャズを楽しむのによさそうなイベントです。
真夏の空の下、自然公園の緑の樹木に囲まれながら、ジャズ本来の魅力を楽しめるのが、「横浜旭ジャズまつり」。地元のボランティアで運営されていて「地域に根ざし出会いと感動を与え続けて20年」と評価され、さまざまな表彰も受けている優等生イベントです。
地元幼稚園のマーチングバンドの微笑ましい演奏にはじまり、オーディションによって選ばれたバンドによるアマチュアステージ、著名なアーティストによるプロステージなど、幅広い演奏を堪能できます。なお、アマチュアステージの公開オーディションの開催は4月9日(入場自由)。聴衆投票による選出枠もあるため、ジャズまつり本番を前に、審査員から参加するというのも楽しいかもしれませんよ!
“日本のジャズのふるさと”とも称される横浜。古くからジャズが親しまれている地で開催される「横濱ジャズプロムナード」は、毎年10万人超の来場者を誇る日本最大級のジャズイベントです。国内外で活躍するトップミュージシャンが横浜に集結し、ホールやジャズクラブでは熱いライブが繰り広げられます。
一方、アマチュアミュージシャンは、街角や観光スポットをステージにして、プロにも負けない白熱したパフォーマンスを披露します。埠頭を散歩しながらジャズを聴き、歴史あるクラブに足を踏み入れれば、グラス片手に極上の演奏が楽しめる。想像しただけで胸が高鳴りますね。
気になるジャズフェスはありましたか? 気軽に楽しめるものばかりですので、友人や家族と一緒にジャズ・デビューもおすすめです。
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