前編では篠笛の歴史や特徴について説明しました。
後編では、篠笛の特長を書きたいと思います。
もくじ
電車に乗ると、重たそうに楽器を運んでいる方を見かけませんか?
実は筆者もドラムを嗜んでいるのですが、とにかく楽器が重い!
特にドラムセットは、すべてを持ち歩くわけにはいかないので、ある程度の設備が整っている場所でないと演奏はできません (とはいえ、ドラムはとっても楽しい楽器です!)。
それに比べて篠笛はとっても軽く、多くのバッグにもすっぽり収まるサイズです。
種類は豊富ですが、大きさはそこまで変わりません。
演奏する際は、電源もアンプもいらないですし、大音量ではないので自室でも、公園でもどこでも練習ができます。
キャンプなどに持参し、大自然の中で演奏するのも気持ちいいでしょう。
楽器自体の重量は軽いので、女性やお子さん、ご年配の方でも演奏にも向いているといえます。
また日本人であれば誰しも耳にしたことがある音色なので、楽器は一切やったことがないという初心者の方でも親しみやすいでしょう。
奇抜な音色ではないので、他の楽器との合奏も十分楽しめます。
和楽器同士でなくとも、西洋楽器とも意外とセッションを楽しめたりしますよ(これが楽しい!)。
一番身近な篠笛の活躍場所といえば、夏祭り。
小さな楽器ですが、篠笛の音がなければ祭囃子のあの軽快さは演出できません。
心躍る音楽を、ぜひ自分で奏でてみたいものですよね。
祭囃子に参加して、篠笛を吹くというのも新たなお祭りの楽しみ方でしょう。
お子さんがいる場合は、いつもと違う姿を見せられたら、お子さんから尊敬のまなざしをされること間違いないでしょう。
観覧する側だったお祭りも、演者になって参加することで楽しさは2倍にも3倍にもなりますよ。
篠笛の良さは西洋楽器と違い、竹という天然の素材でできているところ。
緻密に調律された楽器もいいですが、竹の特質や風合いがもたらす絶妙な柔らかさの音色はなんともいえない心地よさがあります。
演者の息遣いも音色のひとつとなる篠笛は、儚さやわびさびといった日本人独自の感性にじんわりと響き渡り、心をほっとさせてくれますね。
ここで1本、昨年話題になったauのCMでおなじみの一曲『海の声』、篠笛で吹いたバージョンをお聴きください。
篠笛の音色と曲調が合っていて、心に響きます。
こんな風に、好きな曲を自分で演奏できるようになったら、とっても素敵ですね。
ここまで篠笛の魅力をご紹介してみました。
では、篠笛に興味はあるけど何から始めたらよいかわからない、という方はどうすればよいのでしょうか。
じつは、篠笛の譜面は数字譜といって、おなじみのオタマジャクシが並んでいる五線譜とは違った譜面なのです。
そういった点も踏まえると、教則本を購入して独学でというのもハードルが高いですよね。
そこでおすすめしたいのが、EYS音楽教室です。
ピアノなどとは違い、なかなか教室がないのが悩みの種の篠笛ですが、EYSにはレッスンがあるんです!しかも、篠笛をプレゼントしています。
前編でご案内した通り篠笛には沢山の種類があるので、どれを選んだらよいかわからないという方も大丈夫。
プレゼントの品とはいえ、本格的な竹製で音色も申し分なく、初心者におすすめの8本調子の篠笛になっています。
何も知らずに楽器を購入してしまい、自分のやりたいものとは違っていたなんて失敗は初心者だとよくありますが、 これで安心ですね。
少しでも興味が出たら、まず無料体験レッスンを受けてみては?
来年の夏は、篠笛でお祭りを盛り上げましょう!
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